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政府 新型インフル感染拡大想定し訓練
11月27日 15時08分

政府は、新型インフルエンザの感染者が国内で相次いで確認されたという想定の訓練を行い、安倍総理大臣は政府対策本部の会合で、「緊急事態宣言」を行ったうえで、関係閣僚に対して感染拡大の防止に全力を挙げるよう指示しました。
この訓練は、新型インフルエンザが発生した場合の政府などの対応を定めた特別措置法に基づいて、毎年度行われているもので、27日は、新型インフルエンザの感染者や感染の疑いがある患者が相次いで確認されたという想定で行われました。
総理大臣官邸では、すべての閣僚をメンバーとする政府対策本部の会合が開かれ、安倍総理大臣が、国民の生命のほか、国民生活や経済に大きな影響が出るおそれがあるとして、全国を対象に「緊急事態宣言」を行いました。そのうえで、安倍総理大臣は「医療関係者、ライフラインを担う指定公共機関等としっかり連携しつつ、総力を挙げて国民の生命を守っていかなければならない」と述べ、関係閣僚に対して感染拡大の防止に全力を挙げるよう指示しました。
内閣官房によりますと、新型インフルエンザが国内で大流行した場合、最悪のケースでおよそ64万人が死亡するという推計もあり、担当者は「継続して訓練を行っていくことで、都道府県や市町村も含め対応能力を高めていくことが欠かせない」と話しています。

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