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タイ副首相 経済共同体発足を地域の発展に11月27日 15時36分
日本を訪れているタイのソムキット副首相はNHKのインタビューに応じ、ASEAN=東南アジア諸国連合で一つの経済圏を目指す経済共同体の発足で、日本からの投資をさらに呼び込み、地域の発展につなげたいとの期待を示しました。
日本を訪れている経済政策担当のソムキット副首相は、27日に都内でNHKのインタビューに応じ、ASEANで一つのの経済圏を目指す経済共同体が来月末に発足することについて、「カンボジアやミャンマーなど地域全体の発展につながるものだ」と述べ、比較的開発が遅れた国々も含めた地域全体の経済成長に期待を示しました。
そのうえで、「ASEANはアジアの重要なサプライチェーンとなっている。日本企業の協力によってさらなる地域の発展につながると期待したい」と述べ、共同体の発足によって日本からさらなる投資を呼び込みたいとの考えを強調しました。
また、タイが参加を検討しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、ソムキット副首相は「TPPは対策をすればデメリットよりメリットのほうが大きいので、参加に高い関心を抱いている。ただ農産物や医薬品の取り扱いなど敏感な問題もあるので、企業や国民の理解を得ながら進めたい」と述べて、日本などすでに参加している国に助言を求めながら、参加の是非について検討を進める考えを示しました。
そのうえで、「ASEANはアジアの重要なサプライチェーンとなっている。日本企業の協力によってさらなる地域の発展につながると期待したい」と述べ、共同体の発足によって日本からさらなる投資を呼び込みたいとの考えを強調しました。
また、タイが参加を検討しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、ソムキット副首相は「TPPは対策をすればデメリットよりメリットのほうが大きいので、参加に高い関心を抱いている。ただ農産物や医薬品の取り扱いなど敏感な問題もあるので、企業や国民の理解を得ながら進めたい」と述べて、日本などすでに参加している国に助言を求めながら、参加の是非について検討を進める考えを示しました。