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米の年末商戦本格スタート 売上増の予想11月27日 15時35分
感謝祭を迎えたアメリカでは年末商戦が本格的に始まり、ことしは雇用情勢の改善などを背景に個人消費が堅調で、小売業の売上高は好調だった去年より3%以上増加すると予想されています。
アメリカでは、11月下旬の感謝祭翌日の金曜日に小売店が一斉にセールを始め、この日はどんな店も収支が黒字になるほどにぎわうことから「ブラック・フライデー」と呼ばれています。
ことしは多くの店が感謝祭当日に前倒してセールを始め、このうちニューヨークのマンハッタンにある大手デパートでは夕方、正面の入り口が開くと、大勢の客が目当ての売り場へと急いでいました。
アメリカでは先月の失業率が5%ちょうどと、7年半ぶりの水準まで改善しているのに加え、賃金も上昇していることから、個人消費は堅調に拡大を続けています。
全米小売業協会は、ことしの年末商戦の小売業の売上高は、好調だった去年より3.7%増加すると予想しています。
アメリカ経済の見通しについて、みずほ総合研究所ニューヨーク事務所の新形敦所長は「ことし8月の世界同時株安で落ち込んだ株価も元の水準に戻り、消費に追い風となっている。アメリカの個人消費はGDP=国内総生産の70%を占めるので、アメリカ経済は来年にかけて堅調に拡大を続けるだろう」と話しています。
ことしは多くの店が感謝祭当日に前倒してセールを始め、このうちニューヨークのマンハッタンにある大手デパートでは夕方、正面の入り口が開くと、大勢の客が目当ての売り場へと急いでいました。
アメリカでは先月の失業率が5%ちょうどと、7年半ぶりの水準まで改善しているのに加え、賃金も上昇していることから、個人消費は堅調に拡大を続けています。
全米小売業協会は、ことしの年末商戦の小売業の売上高は、好調だった去年より3.7%増加すると予想しています。
アメリカ経済の見通しについて、みずほ総合研究所ニューヨーク事務所の新形敦所長は「ことし8月の世界同時株安で落ち込んだ株価も元の水準に戻り、消費に追い風となっている。アメリカの個人消費はGDP=国内総生産の70%を占めるので、アメリカ経済は来年にかけて堅調に拡大を続けるだろう」と話しています。