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連合の春闘方針 賃上げと格差是正掲げる11月27日 14時12分
来年の春闘の方針を決める連合の中央委員会が27日に開かれ、2%程度を基準にした賃上げの要求とともに、中小企業や非正規労働者の処遇の改善など格差是正を掲げて経営側との交渉に当たることを、正式に決定しました。
27日に千葉県浦安市で開かれた中央委員会で、連合の神津会長は「非正規労働者が労働者の4割を占めるほか、低所得者も増大し、将来の雇用や生活に対する希望が失われている。頑張りに応じて賃金が上がり、処遇が改善する社会を確実にしなければならない」と述べました。
そのうえで来年の春闘について、従業員全体の基本給などを引き上げる「ベースアップ」に相当する分も含めて、2%程度を基準にした賃上げの要求とともに、中小企業や非正規労働者の処遇の改善などの格差是正を掲げて経営側と交渉する方針を正式に決定しました。
また、「あらゆる手段を用いて取り組みを展開」し、大手企業の賃上げに中小企業が追従する従来の構造からの転換に挑戦するとしています。
連合に加盟する労働組合は、この方針を基に、来年2月までに経営側に要求書を提出することにしています。
そのうえで来年の春闘について、従業員全体の基本給などを引き上げる「ベースアップ」に相当する分も含めて、2%程度を基準にした賃上げの要求とともに、中小企業や非正規労働者の処遇の改善などの格差是正を掲げて経営側と交渉する方針を正式に決定しました。
また、「あらゆる手段を用いて取り組みを展開」し、大手企業の賃上げに中小企業が追従する従来の構造からの転換に挑戦するとしています。
連合に加盟する労働組合は、この方針を基に、来年2月までに経営側に要求書を提出することにしています。