水雲がゆく。

読んだ本の感想とか、新人賞投稿レースの苦労をだらだらと綴る…。


テーマ:
読書記録。

497冊目 ロクでなし魔術講師とアカシックレコード 1巻

ラノベ。新人賞上がりで一番売れているらしいので読んだ。
まぁ…テンプレという感じ。
主人公が魔法学校の講師という設定なんですが、彼が持つスキルは固有魔法をクリエイトできるよー、既存の魔法とは違うんだよー的なスキルです。
それ、自作でもやったなぁ……。
主人公の凄さを描写するために魔法設定が結構ずらずらあったんですが、私ならもうちょっと魔法設定の描写をするかなと思いました。
まぁ自作も魔法開発は序盤だけで、中盤からは伏線と鬱展開頼りでストーリー進めていくようになったんですが。
ログラインのブレですね。


498~499冊目 殺戮ゲームの館 上下巻

ラノベ。汝は人狼なりや? という推理ゲームを元にして作られた作品です。
いわゆるデスゲームものなんですが、全然推理合戦じゃない。
Amazonのレビューにもありましたが、パニックやヒステリーを起こす女がいてその人間模様を中心に語られるので、まったく楽しい心理戦じゃないです。
これなら人狼ゲームのログを読んだ方が楽しいのではないのか。
ちなみにニコニコ動画の「ゆっくりできない人狼」は神動画なので、心理戦が好きな方は見ましょう。


457冊目 密室殺人ゲーム王手飛車取り

ちょっとしばらく記録の取り方の関係で冊数が前後しますけど、実質的に500冊目です。
ミステリ。これからは基本的にミステリしか読まない方針で行きたい。
Skype的なチャットルームで5人の推理マニアが集まり、実際に殺人を犯してどう殺したかを推理しあう頭のおかしい人たちの話。
殺人事件の犯人はすでに分かっているため、殺人でどうトリックを仕掛けたか、どう殺したかに焦点を当てた作品。
いわゆるハウダニットですね。
かなり面白かったです。
というか私のミステリの読書量が低いからなのか知らないけど、トリックを推理できたこと一つもないんですが。
どうやったら建築前の家に忍び込んで1ヶ月屋根裏で過ごし、ホームセキュリティを内側から破って殺人を犯すという発想が出てくるのか。
常識的に考えて不可能なんだけど、小説だからなぁ。
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