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台湾総統選 3人の争いに11月27日 22時53分
台湾で来年1月に行われる総統選挙の立候補の受け付けが、27日締め切られ、与党・国民党の朱立倫氏と、最大野党・民進党の蔡英文氏の2人の候補を軸に、選挙戦が本格化することになります。
台湾では、馬英九総統の任期満了に伴い、来年1月に総統選挙が行われます。
立候補の受け付けは今月23日から行われてきましたが、最終日の27日は、最大野党・民進党の党首の蔡英文氏が、台北にある中央選挙委員会を訪れて、届け出を済ませました。
これに先立って蔡氏は記者会見し、「われわれは責任を持って改革を進め、民主制度を深めていく」と述べて、8年ぶりの政権奪回に向け、意気込みを示しました。
立候補の受け付けが27日に締め切られたことで、選挙戦は、蔡氏のほか、与党・国民党の党首の朱立倫氏と、野党・親民党の党首の宋楚瑜氏の3人で争われます。
今回の総統選挙は、馬総統が今月、中国の習近平国家主席と初めての首脳会談を行うなど、国民党政権が中国との融和政策を進めるなか、中台間の距離の取り方をどうするのかが最大の争点です。
地元メディアなどの世論調査によりますと、台湾の独立志向が強いとされる民進党の蔡氏が、国民党の朱氏を支持率で大きくリードしていて、来年1月16日の投票日に向け、この2人の候補を軸に、選挙戦が本格化することになります。
立候補の受け付けは今月23日から行われてきましたが、最終日の27日は、最大野党・民進党の党首の蔡英文氏が、台北にある中央選挙委員会を訪れて、届け出を済ませました。
これに先立って蔡氏は記者会見し、「われわれは責任を持って改革を進め、民主制度を深めていく」と述べて、8年ぶりの政権奪回に向け、意気込みを示しました。
立候補の受け付けが27日に締め切られたことで、選挙戦は、蔡氏のほか、与党・国民党の党首の朱立倫氏と、野党・親民党の党首の宋楚瑜氏の3人で争われます。
今回の総統選挙は、馬総統が今月、中国の習近平国家主席と初めての首脳会談を行うなど、国民党政権が中国との融和政策を進めるなか、中台間の距離の取り方をどうするのかが最大の争点です。
地元メディアなどの世論調査によりますと、台湾の独立志向が強いとされる民進党の蔡氏が、国民党の朱氏を支持率で大きくリードしていて、来年1月16日の投票日に向け、この2人の候補を軸に、選挙戦が本格化することになります。