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ロシアのドーピング問題 国際陸連が年内調査へ11月27日 7時28分
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国際陸上競技連盟は、ドーピング問題でロシア陸上競技連盟が資格停止処分を受け入れたとして、今後、停止を解除する基準をまとめ、年内にも本格的な調査に着手することを決めました。
国際陸連は、今月13日の緊急理事会で、ロシア陸連の暫定的な資格停止処分を決め、26日、モナコで理事会を開きました。
理事会では、ロシア陸連が資格停止を正式に受け入れたことが報告されたうえで、ドーピングに関わった選手やコーチを特定することや、効果的なアンチドーピング体制を確立することなど、資格停止を解除する基準について議論しました。
解除の基準は、WADA=世界アンチドーピング機構と協議したうえで最終的に決め、今後、国際陸連の調査チームがロシア入りして基準に見合うかチェックします。
調査チームは、年内に本格的な調査に着手し、早ければ来年3月27日の国際陸連の理事会までに最初の報告書をまとめる見通しです。
国際陸連のセバスチャン・コー会長は、「2週間以内にはプロセスをさらに進めたい。調査チームの報告がわれわれを完全に満足させるものならばクリーンな選手が戻ることを歓迎したい」と話しました。
また、理事会後の記者会見で、コー会長は、欧米のメディアから利害関係が問題視されていた大手スポーツメーカー、「ナイキ」の国際アドバイザーについて辞任する意向を表明しました。
理事会では、ロシア陸連が資格停止を正式に受け入れたことが報告されたうえで、ドーピングに関わった選手やコーチを特定することや、効果的なアンチドーピング体制を確立することなど、資格停止を解除する基準について議論しました。
解除の基準は、WADA=世界アンチドーピング機構と協議したうえで最終的に決め、今後、国際陸連の調査チームがロシア入りして基準に見合うかチェックします。
調査チームは、年内に本格的な調査に着手し、早ければ来年3月27日の国際陸連の理事会までに最初の報告書をまとめる見通しです。
国際陸連のセバスチャン・コー会長は、「2週間以内にはプロセスをさらに進めたい。調査チームの報告がわれわれを完全に満足させるものならばクリーンな選手が戻ることを歓迎したい」と話しました。
また、理事会後の記者会見で、コー会長は、欧米のメディアから利害関係が問題視されていた大手スポーツメーカー、「ナイキ」の国際アドバイザーについて辞任する意向を表明しました。