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ドイツ 対ISで軍用機や艦艇を初派遣へ11月27日 7時00分
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ドイツ政府は、パリの同時テロ事件を受けて、アメリカやフランスが進める過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦を支援するため、初めて軍用機や艦艇を派遣することを決めました。
ドイツ政府は26日、ベルリンで関係閣僚による会議を開き、アメリカやフランスが進めている過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦への支援を強化することを決めました。
軍事支援の詳細について、地元のメディアは、シリアやイラクでの空爆を支援するため、偵察を行う多目的軍用機「トルネード」を4機から6機、また、地中海のシリア沖に展開しているフランス軍の空母シャルル・ドゴールを護衛するフリゲート艦1隻などを派遣すると伝えており、ISへの軍事作戦にドイツが初めて軍用機や艦艇を派遣することになります。
ドイツのフォンデアライエン国防相は「ISの攻撃の標的となったのはフランスだが、この非人道的な脅威は自分たちやほかの社会にも向けられるおそれがある」と述べ、軍事面でもフランスなどとの連携を強化していく考えを示しました。
ただ、ドイツの公共放送が20日に発表した世論調査では、ドイツ軍がISに対する軍事作戦に直接、関与することに対して、52%が反対と回答し、賛成の41%を上回っていて、今後、国内で議論になることも予想されます。
軍事支援の詳細について、地元のメディアは、シリアやイラクでの空爆を支援するため、偵察を行う多目的軍用機「トルネード」を4機から6機、また、地中海のシリア沖に展開しているフランス軍の空母シャルル・ドゴールを護衛するフリゲート艦1隻などを派遣すると伝えており、ISへの軍事作戦にドイツが初めて軍用機や艦艇を派遣することになります。
ドイツのフォンデアライエン国防相は「ISの攻撃の標的となったのはフランスだが、この非人道的な脅威は自分たちやほかの社会にも向けられるおそれがある」と述べ、軍事面でもフランスなどとの連携を強化していく考えを示しました。
ただ、ドイツの公共放送が20日に発表した世論調査では、ドイツ軍がISに対する軍事作戦に直接、関与することに対して、52%が反対と回答し、賛成の41%を上回っていて、今後、国内で議論になることも予想されます。