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チュニジア テロ実行犯を特定 ISとの関連調査11月27日 6時16分
北アフリカのチュニジアで大統領警護隊の隊員を乗せたバスに男が押し入って自爆し、12人が死亡したテロ事件で、治安当局は男の身元を特定し、犯行声明を出した過激派組織IS=イスラミックステートとつながりがあるかどうか調べを急いでいます。
チュニジアの首都チュニスでは24日、大統領警護隊の隊員を乗せたバスに乗り込んできた男が、身に着けた爆弾を爆発させて12人が死亡し、ISの支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出しています。
この事件についてチュニジア内務省は26日、DNA鑑定の結果、実行犯はチュニスの近郊に住む26歳の男と特定したと発表し、ISとつながりがあるか調べを急いでいます。
チュニジアではことし3月、チュニスの博物館が襲撃され、日本人を含む20人以上が死亡したほか、6月には観光地のリゾートホテルで男が銃を乱射して40人近くが死亡するなど、テロが相次いでいます。
これらのテロの実行犯は、いずれも隣国のリビアでイスラム過激派組織の訓練を受けていたことから、チュニジア政府は今回のテロを受けた緊急の治安対策として、25日からリビアとの国境を15日間閉鎖するなどの対応を取っています。
この事件についてチュニジア内務省は26日、DNA鑑定の結果、実行犯はチュニスの近郊に住む26歳の男と特定したと発表し、ISとつながりがあるか調べを急いでいます。
チュニジアではことし3月、チュニスの博物館が襲撃され、日本人を含む20人以上が死亡したほか、6月には観光地のリゾートホテルで男が銃を乱射して40人近くが死亡するなど、テロが相次いでいます。
これらのテロの実行犯は、いずれも隣国のリビアでイスラム過激派組織の訓練を受けていたことから、チュニジア政府は今回のテロを受けた緊急の治安対策として、25日からリビアとの国境を15日間閉鎖するなどの対応を取っています。