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韓国と北朝鮮 次官級会談を来月開催
11月27日 5時27分

韓国と北朝鮮 次官級会談を来月開催
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韓国と北朝鮮の実務協議が、軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で開かれ、南北の関係改善に向けて来月、南北が共同運営する北朝鮮南部のケソン(開城)工業団地で次官級の会談を開催することで合意しました。
韓国と北朝鮮の実務協議は、韓国統一省のキム・ギウン(金基雄)南北会談本部長と、北朝鮮の祖国平和統一委員会のファン・チョル書記局部長が出席して、26日午後1時前から、休憩を挟んでおよそ11時間にわたって、南北の軍事境界線にあるパンムンジョムの北朝鮮側の施設で開かれました。
南北はことし8月の高位級会談で、関係改善のための当局者会談をソウルまたはピョンヤンでできるだけ早く開くことで合意していましたが、今回の協議の結果、来月11日に、南北が共同運営する北朝鮮南部のケソン工業団地で次官級の会談を行うことになりました。
南北双方は、緊張が高まったことし8月以来、関係改善を進める姿勢を示しており、韓国としては北朝鮮の対話の中で、朝鮮戦争などで南北に離れ離れになった離散家族の再会事業の定例化を働きかけたい考えです。
また北朝鮮としては中断しているクムガン山の観光事業の再開や韓国が独自に科している制裁措置の解除につなげたいねらいがあるとみられ、会談によって、双方の具体的な歩み寄りがみられるのか注目されます。

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