【ハイパーリンクチャレンジ2015】2015年で一番おもしろかった記事を選んでみた - 柿次郎ブログ https://t.co/7HiJyZGvE0 #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け @hase0831 @amanojerk @hirokim21
— 徳谷 柿次郎 (@kakijiro) 2015, 11月 29
アイスバケツチャレンジが流行ったとき、「大義名分がくっついてるけど単なるチェーンメールじゃねえか」というヒネた態度で対応していたので当該企画が回ってきたとき一瞬迷いましたが、柿次郎さんから回ってきたという光栄さであっというまに寝返りました、はせおやさいです。尻軽ですいません。
概要は長いのでリンクで済ませます。鳥井さんのブログは他の記事も面白いからあなたのそのパケットは決して無駄にならないので安心してリンクを踏んでほしい。
ハッシュタグも一応。
さて、様々エモい記事が挙がっており楽しく拝読しているんですが、企画概要に「ウェブメディアだって、むくわれたい」とあったので、あえて個人のブログは外し、ウェブメディアに掲載されている記事の中から選ぼうと思います。
2015年、一番「ああ!」と声がでた記事
ということで、これです。
ラーメンと、DJ。これ、もうほんとに最高の組み合わせだと思うんですよね。
DJというのは、様々な音楽を操り夜通し人間を踊らせるという特異な技術を持った人たちで、さらには誰よりも耳が早くなければいけないわけで、情報収集能力も、ずば抜けて高いに決まってる。
そして大音量で音楽を浴びながら踊って笑って最高に楽しい夜が終わろうとしている明け方、なんとなくこのまま帰りたくない、さみしい、こんなに素敵な夜がこのまま終わってほしくない、という気分の時に寄るのはファミレスか24時間営業の回転寿司か、ラーメン屋です。明け方にラーメン食べて帰宅し化粧落としもそこそこに雑にシャワーを浴び昼ごろ目が覚めて胃がもたれてる(加齢)のを実感して「ラーメンはちょっと余計だったな……」と反省するまでがパーティです。朝方のあのひんやりとした空気、帰りたくない気持ち、楽しい音楽を浴びたせいで全身からエネルギーがわいてくるような感じ、よくわかんないけど無性にお腹が空くあの感じ、そういう感覚が一気に蘇る企画で、「ああ!さすが!」と声をあげてしまいました。
この「組み合わせ」の妙というか、何と何で企画を組み立てるか、それがわたしがウェブメディアに期待しているもので、それをTime Out Tokyoという、東京のベストガイドを発信し続けているメディアがやってくれた!という、とても嬉しい気持ちになった記事だったのでした。
わたしは東京が大好きです。東京にはいろんな顔があって、やるせなさや刹那的な感じ、そっけなかったり過剰だったり、享楽的であったり、本当にセクシーな街だと思います。かと思うと、ものすごく優しくて懐が深かったり、歴史がそのまま普段着の顔をして残っていたり、何年住んでも、面白さが尽きないんですよね。
それはきっとどんな場所でも変わらなくて、自分の足で歩いて行った場所、出会った人、というのは、どこにいたって素晴らしい。地方の良さが再発見されている昨今、同じだけ、東京にしかないもの、東京でしかできないこと、が、改めて注目されて欲しいなと思います。
2015年、自分が関わった記事で一番印象に残っているもの
もう1本、自分が執筆・制作に関わった記事ということなんですが、これでしょうか。
「自分が選ばなかった未来を肯定する」というのは、ずっと書きたいと思っていたけれど、書く勇気が出なかったトピックでした。書くためには過去の自分の弱さや失敗をはっきりと認める必要があって、それがあまりにもしんどくて、向き合えていなかったからです。
リクナビNEXTジャーナルさんには何度か寄稿していたこともあり、「今回はちょっと違う切り口でどうですか」とアイデア出しをする機会をいただけました。雑談交じりでいろんなことを話す過程で、案のひとつとしておそるおそる挙げてみたところ「それいいですね!」と賛同してもらえたことが、大きなきっかけになりました。
そういう意味では、ウェブメディアのおかげで開けられなかったドアを開けることができた、というコラムであり、とても思い入れが強い一本です。書けてよかったし、「きっとこのコラムで勇気づけられる人がいますよ」と言ってもらえたことは、一生忘れないと思います。本当にありがとうございました。
次にまわしたい2人
ということで次に回す人、悩んだのですが、2人挙げます。
今もっとも将来が気になる男(半径5メートル調べ)である、しもつくん。
そして前述のコラムを書く勇気を与えてくれた、みねさんです。
しもつくんのことはわたし以外にも多くの方が注目していて、「今もっとも世間に見つかって欲しいと思われている男」なんじゃないかなと思います。
【インタビュー書き起こし】シモツくんという男。 | 隠居系男子
わたしもブログがきっかけで年の離れた友人として仲良くしてもらっているのですが、彼の視点や姿勢を尊敬しています。話していると、教えているつもりで彼に教えられていることが、たくさんある。そんな彼のおすすめを知りたい。ということで、しもつくん( @shimotsu_ , id:zuboriradio )に。
もう1人、みねさん( @minesweeper96 , id:minesweeper96 )のことは本当に大好きで、あちこちで褒めまくってるんですけれども、賢く優秀でお仕事が非常にできるだけでなく、ブログの書き手に対しての視線、まなざし、が、本当にあたたかい。
見守ってくれている、というのはまさに彼のような姿勢を指すのだと思うのですが、そういう人がはてなというメディアに関わってくれていることに、全幅の信頼を置いています。(あとガチのインターネット大好きマンなので、そこも信頼できると思ってます)
もちろんバトンを受け取る受け取らないも、回すも回さないも自由だなと思っているので、上記は単なるわたしからのラブレターだと思ってもらえれば幸甚に存じます。
最後に
この企画で名前を挙げてもらって、名前を覚えてもらえていたことがとても嬉しかったんですが、同時に、すごく、悔しかったです。選ばれるなら、「思い出に残った記事」の筆者として選ばれたかった。それはひとえにわたしの実力不足で、一瞬でも浮かれた自分を、深く反省しました。
思い出に残った記事はどれかなあ、と考える時間は、とても楽しいものでした。微力ながら、この記事よかったよ!おもしろかったよ!を伝えられるのは、ブログを書く人間として大きな喜びのひとつです。でも同時に、こういう企画のとき「あの記事よかったな」と、真っ先に思い出してもらえるものを書かなければいけない、と思うと、ぜんぜんそこには到達できていない現状があって、正直、泣けました。浮かれてる場合じゃねえぞ、と、気を引き締めて、また、書き続けたいと思います。
反響はこちらにまとまっているようです!
今日はそんな感じです。
チャオ!