韓国の年間貿易規模が来年には1兆ドルを回復するのではないかという見通しが相次いで示されている。韓国貿易協会と国際貿易研究院は29日発表した「2016年輸出入見通し」を通じ、来年の輸出が前年比2.3%増の5440億ドル、輸入が4.8%増の4610億ドル、貿易黒字が830億ドルになると予想した。
貿易協会は来年の貿易環境が今年に比べ改善する根拠として、先進国の景気回復、原油安の持続による消費心理回復を挙げた。その結果、世界経済の成長率が今年の3.1%から来年は3%台半ばへと上昇し、世界の貿易量が4%程度伸びるとの見方だ。
来年の貿易規模拡大は、今年不振だった石油製品、石油化学製品がそれぞれ7.8%、2.7%の伸びで主導するとみられる。
産業研究院(KIET)も25日、来年の韓国の輸出が2.1%伸び、貿易規模が1兆ドルを回復すると予想した。貿易協会のシン・スングァン動向分析室長は「世界経済にはさまざまな悪材料があるため、消費財産業の育成、自由貿易協定(FTA)ネットワークの活用などを通じ、韓国製品の国際競争力を高めてこそ、貿易規模1兆ドル時代が実現する」と指摘した。