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元、外務省国際情報局長の孫崎亮氏の「日米開戦の正体」を読了しました。74年前、日本が真珠湾を攻撃し、日本とアメリカの戦争が開始されました。当時、日米の経済力の違いは、何とGDP比10倍。経済力で10倍の力を持つ国に戦争を仕掛けていったのです。
通常の分析力を持ち、普通の判断が出来る人達は、当然、本音では日米開戦に反対でしたし、負けることは自明なことだったのです。それなのに何故、真珠湾攻撃に至ったのか?これが本書の主題です。
著者の孫崎氏は当時と、今日の日本の現状(原発、TPP,消費税、安保法制等)との驚くべき共通点を指摘しています。
①本質論が論議されないこと。
②詭弁、嘘で重要政策がどんどん進められること。
③本質論を説き、邪魔な人間とみなされる人は、どんどん排除されていくこと。
上記、どこかの団体で起きていることと、酷似していると思いませんでしょうか?
著者は遡ること、1905年の日露戦争から、1941年の真珠湾攻撃の遠因を含んでいたと分析していますが、この間36年間です。
池田先生が三代会長を辞任されたのが1979年です。奇しくもそれから36年を経て、現在は2015年。先生の平和思想を蔑ろにする、先生の本意を捻じ曲げる、執行部の出現。一つの時の符号を感じるものです。
大聖人の人間主義を知るための御書と先生の幾多のご指導を基準として、本質論を語ることから始めたいと決意しております。
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