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富士山:珍現象?7合目付近に横線 

毎日新聞 2015年11月30日 10時28分(最終更新 11月30日 10時52分)

雪を頂いた富士山。7合目付近(標高約2800メートル)を境に、線を引いたように見える=11月29日午前7時24分、横浜市内から日本地図センター常務理事の田代博さん撮影
雪を頂いた富士山。7合目付近(標高約2800メートル)を境に、線を引いたように見える=11月29日午前7時24分、横浜市内から日本地図センター常務理事の田代博さん撮影

 富士山の7合目付近(標高約2800メートル)を境界にして、上側は雪が少なく下側は多いために、遠くから見ると、まるで真横に線を引いたように見える現象が観測された。温度が低い上側に積雪が多いケースはよくあるが、逆は極めて珍しいという。

 観測したのは、日本地図センター常務理事の田代博さん。29日午前7時半ごろ、横浜市内から撮影した。7合目を境に、まるでラインを引いたようだ。

 甲府地方気象台の藤崎健一火山防災官は「山腹が根雪になっておらず、風が強い上側だけ雪が吹き飛んだのではないか。雪が浅い初冬から晩秋ならではの光景」と話す。田代さんも「20年近く富士山を観測しているが初めてです」と、晩秋のプレゼントを喜んでいる。【中西拓司】

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