我が家はちょっと前にマンションを購入しました。間違いなくこれまでの人生で一番高い買い物で、今後買い替えでもしない限りは一生で一番高い買い物になる可能性もあります。
乳児を抱えながらのマンション購入となったのですが、今回はその実体験から考える第一子の乳児がいる中でマンションを買うことについてまとめてみます。
良かったこと:赤ちゃんがいることを想定して買い物できる
赤ちゃんがいないときに赤ちゃんがいることを想定して家選びすることはなかなか難しいです。間取りはどうしようもないとして、インテリアや家具は赤ちゃんを想定できているのといないのとでは大きく変わってきます。
例えばフロアコーディングは赤ちゃんがいなかったらケチっていたかもしれませんが、今のあの怪獣っぷりを見せつけられたらちゃんとやらなきゃなという気持ちになりました。
良かったこと:断りやすい
モデルルームの見学やインテリアオプションって往々にして向こうの説明が長いです。また、こっちが全く興味なくても、なんとか興味を引こうとクドクド言ってきます。気が小さい私は人の話を遮ることが苦手ですが、赤ちゃんがいれば必殺ギャン泣きでサクッと話を切ることができます。
良かったこと:ママが準備に精を出せる
マンションを買う契約をしても、ローンの手続きや内覧会などの手はず、引っ越しの準備などなどやることは目白押しです。役所に行かないといけないことも多く、平日に動けるママの存在は大きいです。
良かったこと:転園・転校の心配がない
赤ちゃんが既に保育園とか学校に通っている場合、転園・転校は大きな懸念事項となります。場合によっては選択肢が著しく限られてしまいます。
大変だったこと:保活と並行しないといけない
保活だけでも神経と体力をすり減らすのに、マンション購入なんて人生の一大事も並行して進めなければならないのは、とてもとても大変です。家が書類で溢れかえっています。
また、保活は現地に行ってなんぼですが、引越してもないのに赤ちゃん抱えて何度も現地に向かうのはかなりの重労働です。
大変だったこと:土日に時間が取れない
DINKSだと平日に動けない分、土日にドバッと時間を割くことができます。でも赤ちゃんがいると生活は平日も土日も変わりません。赤ちゃん中心の生活です。
インテリアや家具家電を見に土日に街に出るのも非常に体力を使います。。。
photo by Sarah Ross photography
大変だったこと:近未来が不透明
まだ保育園が決まっていない段階でマンションを決めるというのは、出せる額の見積もりに大きな影響を与えます。共働きなら全然出せるところでも、待機児童になって仕事復帰できないかもという懸念があるだけで、二の足を踏まざるを得ません。
大変だったこと:遠未来も不透明
家族構成が変動する可能性が高いのに、それを全て見越して住むところを決めるのは至難の技です。将来もっと子ども増える予定で広い部屋を買って、もし増えなかったときの維持費の無駄を考えると身の丈にあった広さで・・・と思う一方、もし子どもがもっとたくさんできたら住み替えしなきゃいけなくなる・・・と袋小路に入ってしまいます。
>>息子に心の肋骨をポキポキ折られた話
>>今どきのパパが抱くささやかな夢
>>手軽に安くベビーゲートを作ってみた
ーーーーー
実体験で言えば、子どもが生まれる前に買っておくか、家族計画がほぼ落ち着いてから買うのが良いなぁと思います。乳児の世話と並行するのはとても大変です。でもローンのこともあるし、市況もあるのでそうは言ってられないのが難しいところ。