根岸拓朗
2015年11月29日03時00分
震災と原発事故で大きな被害を受けた双葉郡の住民たちが、自治体の枠を超えて知り合うための「双葉郡未来会議」が12月5日、いわき市で開かれる。月日とともに復興の進み具合や課題の違いが目立ってきた8町村。つながりと連携を促す場をつくりたいと、地元住民が企画した。
会議のテーマは「避難解除とは何か」。避難指示が終わり「戻れる」ようになったものの、多くの課題を抱える広野町、川内村(一部で指示が継続)、楢葉町の住民3人がそれぞれのまちの状況を話し、パネル討論で意見を交わす。
「何を一番伝えたいですか」。26日、発表者の打ち合わせが広野町であった。
残り:774文字/全文:1047文字
PR比べてお得!