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第三回ケータイ写真俳句句会 作品一覧 |
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大高翔先生の俳句 |
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天領の片かげりへと導かれ
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坪内稔典先生の俳句 |
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陰陽の岩のごろりと夏木立
御砂持祭が来るぞ空やける
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美術館出て新涼の風拾ふ
水野繁勝
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土用東風絵描の箱のぐつちやぐちや
坂石佳音
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車屋さんと呼ばれニコッと汗をふく
中川金太郎
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緑陰に 燃え啼き震え 阿智の精
志鷹豪次
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いにしえの庭を見つめてせみの声
大坪俊彦
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古しえの 歴史を刻む なまこ壁
鷲尾
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芭蕉さん蚊に刺されてはいませんか
伴明子
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街路樹や一つ一つの蝉しぐれ
マロニエ
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石熱く今橋の竜ダンスして
雲母女
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円窓や緑の風の影ありて
邦甫
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街筋を見下ろす杜の夏句会
けいこ
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倉敷の 目に凉を呼ぶ 蔦の青
竹ノ宮 京香
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こんな日は風を食べたい気分です
高橋ひろ子
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来ぬ雨を 待ち長靴に なる蛙
鬧歌
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羅や禰宜にも母の顔のあり
綾野静恵
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白木槿 蟻が一匹 花めぐり
羽田孜子
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夏空や欄干の龍舞いあがり
市ノ瀬けい子
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蔵の町川面に揺らし蝉時雨
桜本滋子
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炎昼や日の斑転げし陰陽石
勝村博
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嬉しいな ステキな出会い いっぱいいだ
片岡由紀子
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夏柳揺れる気配のなき川面
けいこ
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睡蓮や絵心あらばと思いけむ
マロニエ
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天領を俯瞰するより夏の宮
綾野静恵
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夏柳 白鳥近づく 夢の舟
羽田孜子
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木下闇つくばいの花微笑みて
雲母女
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ちしゃの木と呼ばれ佳人の横に立つ
高橋ひろ子
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三伏の阿智の宮向く舟の艫
坂石佳音
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なまこ壁映し睡蓮モネの色
桜本滋子
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夏萩にだけ吹く風のありにけり
三宅輝夫
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欄干に鳩と目のあう日の盛
市ノ瀬けい子
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橋渡し 心に嫉妬 炎天下
志鷹豪次
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磴一歩づつ被さり来蝉時雨
勝村博
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船頭を待つ旅人に風涼し
水野繁勝
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美術館の前で絵を描く夏休み
大坪俊彦
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白鳥や揺れる柳に風薫る
竹ノ宮 京香
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炎昼や似顔絵書きの政治談
中川金太郎
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青空に突き抜けてゆく蝉時雨
伴明子
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白壁も暑さに耐えてをりしかな
邦甫
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向日葵も 夏の暑さに 頸根垂れ
鬧歌
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