アメリカ英語とイギリス英語で意味がかなり違う英単語【30連発】

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英語はアメリカ英語イギリス英語に区分されます。一部の単語の意味や発音、表現などに微妙な違いが見られます。

中には、意味がまったく異なるものや、意味を取り違えやすい紛らわしい単語もあります。全く気にせず話していると、話しが妙に食い違ったり、あらぬ誤解を招いたりすることも。気をつけておきましょう。

homely

アメリカ:ブス
イギリス:家庭的な

基本的には《質素な》《素朴な》という意味合いですが。
まちがっても「君の彼女とっても homely だね!」とは言わないように。

first floor

アメリカ:一階
イギリス:二階

イギリス英語では1階は「ground floor」と言います。

suspenders

アメリカ:ズボンを吊るサスペンダー
イギリス:下着を吊るサスペンダー

イギリス英語のサスペンダーはガーターベルトのこと。女性用セクスィーランジェリーでございます。

ちなみに、常に複数扱いになるので suspenders と s が付きます。

jumper

アメリカ:ジャンパードレス
イギリス:セーター

ジャンパードレスは女性向けの袖なしワンピースです。イギリス英語の方はセーターのように上からかぶるタイプの上着の総称。
日本語のジャンパーは、英語ではジャケット(jacket)もしくはウィンドブレーカー(windbreaker)。

apartment

アメリカ:賃貸住宅
イギリス:居住区画

日本語の「マンション」は英語の「apartment」。mansion は豪邸。
アメリカ英語の apartment はイギリス英語では flat といいます。

pants

アメリカ:ズボン
イギリス:下着

日本では年配の方ほどイギリス式ということなのでは。

日本語の「ズボン」の由来は諸説ありますが、少なくとも英語由来ではありません。アメリカ英語では trousers または slacks

carriage

アメリカ:乳母車
イギリス:鉄道の客車

trolley

アメリカ:路面電車
イギリス:ショッピングカート

rubber

アメリカ:消しゴム
イギリス:コンドーム

買い物を頼む際にはあらぬ誤解を招かないように注意が必要。

chips

アメリカ:ポテトチップス
イギリス:フライドポテト

イギリスの方は大ぶりで腹持ちする揚げ物です。フィッシュ&チップスのような、あるいはステーキに添えられるフライドポテトのような。

biscuit

アメリカ:スコーン類
イギリス:クッキー類

焼き菓子という点では同じですがこちらも腹持ち度合いが違ってきます。

coach

アメリカ:指導者
イギリス:長距離バス

shag

アメリカ:織物などの毛羽
イギリス:男女の交わり

イギリス英語の方は俗語・卑語の類です。

dummy

アメリカ:替え玉(ダミー)
イギリス:おしゃぶり

lift

アメリカ:上昇、向上
イギリス:エレベーター

イギリスでは elevator が今ひとつ通じないというのは比較的よく知られた話。

football

アメリカ:アメフト
イギリス:サッカー

hooker

アメリカ:売春婦
イギリス:ラグビーでボールを蹴りだす選手

hamper

アメリカ:洗濯カゴ
イギリス:ランチバスケット

もし「ピクニックに hamper 持って行くね!」と言ったら、川へ洗濯に行くのかと誤解されることもあるのでしょうか。

billion

アメリカ:10の9乗=10億
イギリス:10の12乗=1兆

これは徐々にイギリス英語でも「10億」の意味で使われつつあるようです。

庶民には縁遠い話とはいえ、貿易なんかで取引に支障が出ないのか心配になります。

bomb

アメリカ:大失敗
イギリス:大成功

どちらも俗な用法です。爆発=大コケ、という意味に加えて、イギリス式では特にウマくいったと言う意味で使われることがあるという感じ。

buggy

アメリカ:四輪馬車
イギリス:二輪馬車

自動車の車種ではなく、馬に牽かせる伝統的な馬車のスタイルを指す言い方。

四輪馬車はカボチャの馬車みたいな造りのやつ、二輪馬車はまあ人力車のようなやつです。

public school

アメリカ:名門私立学校
イギリス:公立学校

subway

アメリカ:地下鉄
イギリス:地下道

イギリス英語のsubwayは歩行者用の地下構造物です。

cider

アメリカ:りんごジュース
イギリス:りんご酒

アメリカで「りんご酒」は hard cider 。ソフトドリンクでない= hard なサイダーということですね。

fanny

アメリカ:女性のアソコ(後方)
イギリス:女性のアソコ(前方)

アメリカ英語の「後方」は、お尻のことです。
イギリス英語の「前方」については敢えて言い控えます。

pint

アメリカ:約0.48リットル (または、0.55リットル)
イギリス:約0.57リットル

ヤード・ポンド法における液体の容積の単位。英国式パブなどで見ることがあります。
アメリカ式のパイントには「液量パイント」と「乾量パイント」の2種類があり、容積がかなり違います。

fluid ounce

アメリカ:16分の1パイント
イギリス:20分の1パイント

パイント(pint)と同じくヤード・ポンド法における液体の容積の単位。「液量オンス」と訳されます。
アメリカ式では約29.5ミリリットル。
イギリス式では約28.4ミリリットル。

パイントから液量オンスに換算する場面なんかごちゃごちゃしすぎて意味不明になるのでは。余計なお世話でしょうけど・・・

jelly

アメリカ:ジャム
イギリス:ゼリー

日本でいうゼラチン菓子のセリーはイギリス英語のほうですね。アメリカ英語では(イチゴジャムなどでイメージされる)ゼリー状のジャムを指します。

overalls

アメリカ:オーバーオール
イギリス:つなぎ服

アメリカ英語のオーバーオールは日本語と同じものを指し、イギリス英語の方は日本語の「ツナギ」に当たる上下一体の作業着です。

seeded

アメリカ:種がある
イギリス:種がない

種のある果物から種を除く処理をしてある(=seedless)という意味で seeded という場合と、種が残っているという意味で seeded という場合。

 

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