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【群馬】桐生で「戦争反対」訴え 安保法反対デモ 県内若者ら50人行進
桐生市中心部で二十九日、九月に成立した安保関連法に反対するデモ行進があった。同法に反対してきた県内の若者らの団体「Peace Action from Gunma(PAG)」が主催し、地元の賛同者ら約五十人(主催者発表)が抗議の声を上げた。 PAGはこれまで高崎市と前橋市でデモを主導してきたが、県内全域で主張を広めようと二市以外で初めて開いた。参加者はプラカードを手に同市稲荷町の新川公園からJR桐生駅まで「立憲主義って何だ」「戦争反対」などと気勢を上げながら行進した。 デモに参加した桐生市東の高校一年、斎藤瑠星(りゅうせい)さん(15)は「地元の人にも(同法の)問題を知ってほしい。デモを続けていつか廃止に持っていきたい」と語った。PAGの早水孝元さん(38)は「安保関連法は成立したが終わりではない。成立に賛成した議員を当選させないなど、群馬でもできることをやっていきたい」と話した。今後も県内で月に一回程度、デモや集会を開いていくという。 (原田晋也) PR情報
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