backworks.html

works

青いビル


2011年 

個と全体の間展


木、染色、真鍮



「個と全体の間」というテーマのもと、雑居ビルをイメージした作品を制作した。

現代の雑居ビルが乱立する姿は、もはやあたりまえの風景になってしまったが、その1棟だけを切り取って観ると、そこには滑稽とも言うべき建物の姿があった。まるで高さを競うように縦へ縦へ伸びていくビルは、バベルの塔のようでもある。

未来に生きる人々は、地面から離れて久しく、それでもアンテナだけは高く掲げ、周りと似た様な暮らしを営むのだろうか。

Copyright (C) 2005 YUNOKI KEISUKE All rights reserved.