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青いビル
2011年
個と全体の間展
木、染色、真鍮
「個と全体の間」というテーマのもと、雑居ビルをイメージした作品を制作した。
現代の雑居ビルが乱立する姿は、もはやあたりまえの風景になってしまったが、その1棟だけを切り取って観ると、そこには滑稽とも言うべき建物の姿があった。まるで高さを競うように縦へ縦へ伸びていくビルは、バベルの塔のようでもある。
未来に生きる人々は、地面から離れて久しく、それでもアンテナだけは高く掲げ、周りと似た様な暮らしを営むのだろうか。
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