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黒子の観察者

マーケット・テクノロジー・働き方などについて書き綴ります。

いよいよ今週!アドテック東京に参加する前に心がけたいこと

マーケティング インターネット広告 アドテク

国内最大級のデジタルマーケティングカンファレンス、ad;tech Tokyo 2015(以下アドテック)がいよいよ今週開催されます。86,400~円と値は張るものの、有料パスは全て売り切れと今年も盛況間違いない言わずもがななイベントですね。無料(当日は有料)のビジターパスはまだ若干残っているようなので、今のうちにこちらから申し込んでみてはいかがでしょうか。

 

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※画像:アドテック公式サイトより

さて、アドテックには筆者も何度か参加していますが、その時の経験から参加する前に心がけておけば良かったなと思っていることをお節介ながら紹介させていただきます。もちろん完全な主観によるただのいち意見ですので、冷やかし半分にでも読んでもらえればと思います。

1.自分の専門から少し離れてみよう

アドテックにはデジタルマーケティング全般の様々なセッションや企業ブースがあります。その中でどうしても自分の仕事に直結する分野に注目しがちですが、私が経験した限りでは自分の専門分野に近ければ近いほど「あれ、基本的な内容で特に持ち帰る情報ないぞ?」となってしまいました。勿論、登壇される方々は各分野のプロ中のプロであることは間違いありませんが、これだけ大きいイベントでお題も事前に決まっているなか会社を代表してエッジの効いた発言をすることはなかなか難しく、どうしても裏の取れているベーシックな話になってしまうのではないか、と勝手に思っています。

同じベーシックな情報ならば自分の知識が浅い分野の話を聞いた方が気づきも多く知識の幅が広がりますし、筆者の場合は思いがけないところで得た知識が役立ったりしました。

やはり自分の専門分野に関しては、こういったイベントやセミナーというよりかは日々の情報収集を怠らないことが一番大事かなと思います。アドテクに関しては先日、参考になるサイトをまとめてみたのでぜひご参考ください。

あくまで筆者が経験した中での確率の話なので、専門分野でも思わず唸るような良いセッションも無論ありました。

2.周りの反応もチェックしよう

各プレゼンやセッションの内容自体も勿論大切ですが、個人的には「どのトピックのセッションが人気があったか」や、「聴衆の反応が良かった/悪かった」かも同様に重要だと思います。なぜなら、各業界の人がどんなトピックや人物にいま興味があるのかがリアルに分かるからです。最近はスライドをメモ代わりに写真で取ることも一般的になってきたので、バシャバシャとシャッター音が多く鳴ったスライドがどんな内容か注目するだけでも勉強になりますよ。

3.よく知らない会社のブースも見よう

アドテックにはカンファレンスとは別に各企業がブースを出展するエリアもあり、こちらは無料パスでも入ることができます。そこにはGoogle、Amazon、Yahoo! JAPANなどの有名企業は勿論、耳慣れない企業のブースも多数あります。知らない会社だとついついスルーしがちですが、アドテックの出展料は安くありません(多分)。安くないお金を払っても出展している企業は日本参入から間もない優良外資や、プロダクトに自信のあるベンチャーであることもしばしばです。さわりだけだとしても、そんな企業とその商品についての情報を知っておいて損はないでしょう。

4.取引先のブースには挨拶に伺おう

もしあなたが広告やインターネットに関わるお仕事をされていたら、まず間違いなく取引先のどこかしらはブースを出展しています。そこを訪れることで取引先が何に注力しているかがわかりますし、相手としてもわざわざ顔を出してもらって悪い気はしないでしょう。普段やりとりしている方がブースにいなくとも、次の商談で「御社のブース盛況していましたね!」など良いアイスブレイクのネタにもなります。何だかんだ一番大事な気もするので、わざわざ書くほどのことではないのですが一応…。

 

以上、いかがだったでしょうか。アドテックはそれなりに時間もお金もかかるイベントですので、参加されるにあたり少しでも役立つ情報があれば幸甚です。。