2015NHK杯フィギュア「男子シングル・ショートプログラム」 2015.11.27


生字幕放送でお伝えします冬のオリンピックまで2年と2か月。
連覇へ…。
羽生結弦は、歩みを止めない。
NHK杯フィギュア男子シングル。
羽生が、進化の証しをリンクに刻む。
羽生結弦選手が登場する男子ショートプログラムがいよいよ始まります。
2015NHK杯国際フィギュアスケート競技大会きょう開幕しました。
世界9か国から55人のトップスケーターが集結しています。
ことしの会場は長野市です。
6年ぶりに行われています。
会場のビッグハットは1998年長野オリンピックではアイスホッケーのメイン会場として使用されました。
およそ4000人が入るこの会場ほぼフィギュアスケートファンで埋まっています。
皆さん、こんにちは。
リンク横の特設スタジオから3日間にわたって選手のさまざまな情報をお伝えします。
ゲストは、鈴木明子さん織田信成さんのお二方です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いよいよ男子ショートプログラムが始まります。
織田さん、気持ちが盛り上がってきましたね。
気持ちもそうですしレベルの高い争いになるのではないかと予想されます。
僕も今からわくわくしています。
注目の羽生結弦選手がこのNHK杯のショートプログラムから演技の構成を変えてきました。
これまでは4回転ジャンプを1回でしたが2回に変えてくるという演技変更どうとらえますか?以前は4回転トーループを後半に持ってきていたんですがそこから変えて4回転を2本組み込んできてリスクが高いですが、さらに高得点を狙える、難易度を上げた構成になっています。
鈴木さんはどうご覧になりますか。
今までも羽生選手の挑戦する姿を見てきました。
また、さらにレベルアップしたプログラムを見せてくれるということで非常に楽しみですね。
きょうの午前中の練習のもようです。
非常によかったようですね。
そうですね。
4回転3回転も美しかったです。
トリプルアクセルもイナバウアー、そしてそこからカウンターから挟んで跳んでいったりとターンしてそしてカウンター動作から跳んでいます。
そういった難しいジャンプ難しいステップから跳べる羽生選手のよさが伺えます。
4回転サルコーをまず持ってきてサルコーは跳ぶ直前に両足がハの字になるようなジャンプです。
羽生選手に、きのうプログラムの変更の理由を聞きました。
僕にとってはピョンチャンオリンピックまで見据えて、むしろまずはこの試合、大事ですけれども自分を成長させる成長していくためにはやはり早い段階からやっておかなきゃいけないと思いましたし本当に挑戦という形が挑戦という、意味が籠もった構成だと思っています。
しっかり自分が見せたいこと自分が表現したいことそういったすべての面で皆さんに自分のスケートを見てもらって羽生結弦、ちょっとでも変わったなというふうに思われるような演技ができたらいいなと思います。
鈴木さん、非常に挑戦ということばが出ていましたが印象深かったですね。
やはりチャレンジしていく姿というのが皆さんをひきつけられるのだと思います。
今までいろいろな挑戦を乗り越えて、壁を乗り越えてきた選手なのでぜひ今回も頑張ってほしいなと思います。
羽生結弦選手は午後3時40分ぐらいに会場入りしました。
どのような演技をショートプログラムで見せてくれるのか期待が集まります。
まもなく男子シングルのショートプログラムが行われます。
解説は本田武史さん、そして実況は曽根優アナウンサーです。
ソチオリンピック金メダリスト羽生結弦選手が登場します男子シングルのショートプログラムがまもなく始まります。
第1グループの選手たちがリンクインしてきました。
男子シングルは長野オリンピックとソルトレークシティーオリンピックに出場されました本田武史さんの解説でお届けします。
本田⇒よろしくお願いします。
構成を変えてショートで2回の4回転に挑む羽生結弦の演技はもちろん出場全選手がショートで4回転を予定しているんですね。
12人の選手が全員4回転を予定しています4人が2種類の4回転を予定していますので、ハイレベルな戦いになると思います。
羽生結弦は構成を変えてこのショートプログラム2回の4回転に挑んでいきます。
さてNHKでは総合テレビの競技中継をスマホとタブレットで楽しめるネット同時配信を行います。
専用のアプリををダウンロードしてご覧ください。
NHKの特設ホームページでご確認ください。
データ放送でも情報配信をしています。
リンクでは第1グループの6分間練習です。
8か国12人がエントリーした男子シングルの滑走順をご紹介します。
オーストラリアのブレンダン・ケリー。
アメリカのグラント・ホクスタイン。
カナダ、エラジ・バルデそして日本の田中刑事は4番目の滑走です。
フランスのシャフィク・ベセギエ。
そして注目は中国の金博洋が第1グループの最後の登場ということになります。
中国の金博洋です。
金博洋は4回転ルッツというジャンプをこのショートプログラムで予定しています。
しかもコンビネーションジャンプです。
この中国の18歳、金博洋にはぜひ注目してください。
4回転ルッツ3回転トーループのコンビネーションを中国大会のショートプログラムで成功させています。
中国大会の様子をご覧いただきます。
コンビネーションジャンプでした。
18歳が成功させた驚きというのはどうでしたか。
4回転ルッツじたいが難しいんですがこれだけ軽々と回転を十分回っていますし4回転ルッツからのトリプルトーループこれをきれいに決めましたね。
4回転ルッツから3回転トーループというこのコンビネーションジャンプのポイントは高くなるんですね。
やはり何度もほかの選手が挑戦をしてきたんですけれども回転が足りなかったり成功させた選手もいましたけれどもなかなか本番でコンスタントに跳ぶことができた選手はいませんでした。
これだけ軽々と飛べる選手は見たことがありません。
基礎点も高くなりますか?17.90です。
4回転ルッツ、トリプルトーループは17.90で加点をもらえますと19点台20点台近くもらえるのではないでしょうか。
金博洋がコンビネーションジャンプをNHK杯でも成功させることができるか、第1グループの大きな注目になります。
そして第1グループ、日本からは田中刑事が登場します。
21歳。
羽生結弦とは同期でジュニアの時代からしのぎを削ってきた選手ということになります。
田中の魅力というのは、どういうところですか?そうですね。
全体的なジャンプの流れもそうですがやはりシニアに上がってからプログラム全体の流れそして表現のしかたがよくなりましたね。
NHK杯は初出場ということになる田中です、いつか出たいと思っていた舞台、自分らしい演技をこの場でできることを出しきりたいという話をしています。
4回転サルコーを持っていますができがどうなるか。
ポイントですね。
6分間練習の中できれいに決まっています。
そしてそのほかのジャンプもきれいに決まっています。
田中選手は調子がよさそうです。
NHK杯まもなく男子シングルショートプログラムの演技が始まります。
長野で行われているのは6年ぶり4回目のNHK杯です。
リンク上では現在第1グループの選手たち、直前の6分間練習です。
日本の田中刑事は第1グループ4番目の滑走です。
日本の無良が第2グループでは3番目のスタートです。
ソチオリンピック金メダリスト羽生結弦は最終滑走です。
8か国12人の選手がこの男子シングルにはエントリーしています。
アメリカのジェイソン・ブラウンの欠場で直前にオーストラリアのブレンダン・ケリーの出場が決まりました。
第1グループの直前練習が終わりました。
いよいよ男子シングルのスタートです。
緊張感の漂う第1滑走となります。
グランプリシリーズは今シーズンがデビューになります。
アメリカ大会は8位オーストラリアのブレンダン・ケリー。
最初に4回転トーループから3回転トーループコンビネーションを予定しています。
4回転トーループの予定でしたが3回転で開いてしまいました。
コンビネーションには、なりませんでした。
ショートプログラムは2分50秒以内に決められた7つの要素を盛り込んでいきます。
トリプルアクセル。
ジャンプの要素が3つスピンが3つ、ステップシークエンスです。
足かえのキャメルスピン。
7つの要素のうち、これが3つ目の要素。
手拍子
トリプルルッツダブルトーループここをコンビネーションにしてきました。
ジャンプの要素はすべて終わりました。
ステップシークエンス。
難しいターンの組み合わせなど非常に丁寧に滑っていますね。
コンビネーションスピン。
拍手
アメリカ大会でレベル4を取ったスピンで最後は締めました。
表情を見ると少し首を横に振ってもう少しできたかなというような表情にも見えますがオーストラリアのブレンダン・ケリーです。
まだ21歳です。
全体としての印象はどう見ましたか?ジャンプで少し苦戦をしてしまったんですけれどもスピンやステップなどは非常に丁寧に滑っていましたね。
今シーズンがグランプリシリーズのデビューになります。
当然、いちばん最初にこのリンクで演技をするというのは緊張感もあろうかと思います。
これが最初の4回転トーループの予定だったんですが途中で3回転で開いてしまいましたね。
トリプルアクセル。
軸も回転もよかったんですが降りるときにちょっとこらえる形になってしまいました。
トリプルルッツしっかりとアウトエッジなんですがやはり軸が少し曲がってしまいましたね。
しかしよくコンビネーションをつけてきましたね。
最初の4回転3回転の予定が単発になってしまいましたので、ここでコンビネーションにしてきました。
スピンなどはアメリカ大会などでも高い評価を得ていました。
拍手
オーストラリアブレンダン・ケリーの得点が出ます。
技術点と演技構成点の合計ショートプログラムは61.20というポイントです。
アメリカのグラント・ホクスタイン今シーズンが5年ぶりのグランプリシリーズなのですが中国大会では、4位に入りました。
しっとりとした曲で「ふたつの夕暮れ」。
冒頭は4回転トーループ3回転トーループのコンビネーションです。
4回転のトーループ。
このあとはトリプルアクセル。
3つのジャンプの要素のうち2つ目のジャンプです。
トリプルアクセルきれいに決まりました。
足かえのキャメルスピン回転、ポジション、きれいに決まっています。
拍手
トリプルルッツダブルトーループのコンビネーション。
ここでコンビネーションを決めてきました。
ステップシークエンス。
コンビネーションスピン。
拍手
歓声が起きて、優美な演技で観客を魅了してくれました、アメリカのホクスタインです。
今シーズンが5年ぶりのグランプリシリーズになっています。
本人に話を聞きますとちょっといろいろなスケートの部分に迷いが生まれていてなかなか結果が出なかったんだけれどもコーチ業を始めて子どもたちに教えることによって、いろんな道が開かれたんだと話をしていました。
グラント・ホクスタイン。
この選手は通常の選手とは逆回転でジャンプを跳ぶんですよね。
右回りの選手ですね。
最初の4回転のトーループよくこらえましたね。
どちらで回るかというのは選手によってやりやすさ、やりにくさはあるんですか。
子どものころから慣れというのもありますし海外の選手は右回りの選手が多いですね。
コストナー選手のような右回りの選手もいます。
トリプルアクセルは、高さもあってきれいに決まりました。
スピンなんですけれどもキャッチフットのポジションもきれいに決まっています。
回転、速度、バランスなどもよかったので加点をもらえるスピンになっていると思います。
トリプルトーループの予定だったんですが、空中でダブルになってしまいましたが成功しましたね。
大きなミスではないです。
拍手
2人目の演技が終了しました。
アメリカのグラント・ホクスタインいい笑顔です。
技術点は40.02演技構成点は34.28合計74.30です。
カナダのエラジ・バルデです。
2年連続2回目のNHK杯、昨年は6位でした。
デューク・エリントン「ハーレムのエコー」。
最初に単独の4回転トーループです。
4回転のトーループなんですが空中でほどけてしまいました。
練習からジャンプの調子がいまひとつという状況のバルデ。
このあとはトリプルアクセル。
きれいに決まりました。
フライングシットスピン。
次はコンビネーション。
トリプルルッツ、トリプルトーループ。
これでジャンプの要素は終わりました。
手拍子
ステップシークエンス。
一つ一つの音をよく表現していますね。
音楽表現や音楽の調和の部分で観客を魅了できる選手です。
足かえのキャメルスピン。
非常にしなやかな動き、しなやかなダンスでみせてくれました、カナダエラジ・バルデ。
2年連続2回目のNHK杯です。
冒頭のジャンプで本田さん、少しミスになりましたが。
4回転の予定だったんですが途中で回転が緩んでしまいましたのでダウングレードの判定にはなると思います。
今シーズンから4回転がGOE、技の評価が3点マイナスだったのが4点になりますので4回転のリスクが高くなったんですね。
それでもショートプログラムからこうしていろんな選手が4回転に挑戦してくる1種類ではなく2種類に挑戦してくる。
そういうシーズンになっていますね。
その最初のジャンプ3回半で前向きに着地してますのでダウングレードになりますね。
これがトリプルアクセル。
きれいに決まりましたね。
こういった本当に小さな音でも逃さずに表現している楽しいプログラムになっています。
そうしたところを本当に音を捕まえて表現していくそうした魅力がこの人の演技にはあります。
このトリプルルッツからトリプルトーループのコンビネーションも最初にバランスがずれるんですがトリプルトーループまで跳べましたね。
これがステップシークエンスなんですがよく上半身も動いていますし難しいステップなどのターンなども丁寧にしていましたね。
エラジ・バルデは69.47というポイントです。
3人が演技を終えての2位です。
初めてのNHK杯。
大きな拍手に迎えられて田中刑事が登場です。
ショートプログラムは「タンゴ」。
男らしさを出してかっこよくみせていきたいという田中刑事。
試合で決められていない冒頭の4回転成功がジャンプのいちばんの課題だと語ります。
「ブエノスアイレスの春」。
朝の練習ではなかなか跳べなかった4回転のサルコー。
4回転サルコー、決まりました。
決まりました。
乗っていきたい田中このあとはトリプルアクセルです。
トリプルアクセル。
きれいに決めました。
足かえのシットスピン。
このショートではタンゴのタイミングの取り方、表現力それを練習してきました。
それをすべて出したいという田中です。
ダブルフリップトリプルトーループのコンビネーション。
ジャンプの要素は終わりました。
手拍子
ステップシークエンス。
拍手
場内の雰囲気を一気に味方につけていきました。
このタンゴでみせてくれましたショートプログラム田中刑事。
この表情をご覧になって本田さんいかがですか?やはり最後のコンビネーションですね。
予定はトリプルフリップ、トリプルトーループがダブルフリップになってしまいました。
あれが決まっていれば、すばらしかったかもしれません。
4回転サルコーも決まりました。
そのあとのトリプルフリップいつもよりもタイミングが早くなってしまいましたね。
いやしかし緊張感から解き放たれてほっとした表情です田中。
最初の4回転。
高さ、回転も問題がないですね。
そしてこのトリプルアクセル。
きれいに決まりましたね。
きれいでしたね、これも出来栄えで加点をもらえそうですか。
回転をしっかり終えてから降りてきますのでこのジャンプが跳ぶ前に急いでしまったのか左にそれてしまいましたね。
3回転3回転を予定していましたが2回転3回転になってしまいました。
このステップシークエンスは音の変化とともにめりはりがありましたのでいいステップだったと思います。
男らしさを出してかっこよくというのが、田中刑事のことばでした。
羽生結弦とは同い年です。
羽生がすごく遠いところへ行ってしまった感じがしていましたけどもやっと同じカテゴリーに追いつきましたと田中は話していました。
73.74という高い得点が出ました。
パーソナルベストは73.63ですから更新したことになります。
ここまで4人が演技を終えての2位になりました。
フランスのシャフィク・ベセギエです。
NHK杯は初出場。
今シーズンのグランプリではフランス大会10位です。
冒頭は4回転トーループ3回転トーループコンビネーションです。
4回転のトーループ。
ダブルになりました。
高さがありました。
コンビネーションを最初に持ってきましたが。
このあとはトリプルアクセルです。
トリプルアクセル。
拍手
フライングキャメルスピン。
トリプルルッツ。
トリプルルッツでした。
少し軸がぶれましたが持ちこたえました。
足かえのシットスピン。
拍手
フランス、シャフィク・ベセギエの演技でした。
最初のコンビネーションジャンプが4回転2回転だったんですね。
そうですね、最初の4回転トーループは成功しましたけれども流れがなかったために2回転のトーループになってしまいました。
このあとが第1グループ最後の登場になる中国の金博洋です。
4回転ルッツから3回転トーループ、コンビネーションジャンプを今大会も成功させるでしょうか。
中国の18歳です。
日本の宇野昌磨などとしのぎを削ってきました。
今シーズンがシニアのグランプリデビューになります。
ベセギエの演技ですけれども本田さんからのご指摘がありましたが4回転の高さはどうですか。
空中で少しバランスを崩してしまいましたね。
そこからのダブルトーループでした。
ただ4回転トーループダブルトーループの基礎点はもらえていると思います。
そしてトリプルアクセル降りたときに少しふんばるという形になりましたのでなかなか加点はもらえないジャンプになってしまいましたね。
トリプルルッツ。
ジャンプ以外の要素はどうでしたか。
ステップなどもよく上半身そして決められターンもしっかりとやっていましたね。
スピンのポジションなどもシットバックポジションというんですけれども姿勢を低くして回っていますのでカウントされると思います。
全体的に独特な雰囲気の表現をするスケーターだなと思います。
拍手
得点は72.51。
5人が滑りました。
今季最高点です。
現在滑って3位です。
第1グループ最後の登場になります。
中国の金博洋です。
18歳です。
ジュニアからシニアに上がってきて中国大会でいきなりの2位。
なんといっても冒頭の4回転ルッツ3回転トーループに注目です。
「タンゴ・アモーレ」です。
4回転ルッツ。
トリプルトーループ。
コンビネーション決めました。
圧巻の高さです、金博洋。
このあとはトリプルアクセル。
後半にも4回転トーループがあります。
片足でステップを踏んでからのトリプルアクセル、高さがあってきれいに決まりました。
ステップシークエンス。
もう1つの4回転。
4回転のトーループも決めました。
拍手
ショートで4回転を2つ。
決めてきました、金博洋です。
手拍子
残るはスピン2つ。
足かえのシットスピン。
拍手と歓声
すばらしい演技でした、金博洋。
また1人ジュニアのカテゴリーから逸材が現れました。
本田さん、4回転ルッツからの3回転トーループそして後半の4回転トーループ決めてきましたね。
そうですね、それもどのジャンプもトリプルアクセルもそうですが軽々と決めましたね。
まだまだ何か回れそうな、そんな余裕すら感じさせる圧巻の高さがありました。
冒頭の4回転ルッツ3回転トーループは基礎点が17.90です。
さらに加点がもらえそうな出来栄えでしょうか。
高さ、流れ、非常によかったので加点をもらえます。
19点を超えるジャンプになると思います。
ジャンプの浮き上がり軸の細さ降りたあとの流れもきれいに決まっていますね。
しっかりとアウトエッジで踏み込んで。
4回転しっかりと回って降りてからのコンビネーションですね。
冒頭のコンビネーション、本当に息をのんで見つめた会場の皆さんです。
後半に跳んだ4回転トーループは1.1倍なので基礎点は11.33なのでこのジャンプにも加点をもらえますので12点以上の点数になってくる可能性があります。
ジャンプだけで30点以上の可能性がありますので高得点を狙えるプログラムになっていますよね。
体力的に厳しい後半のジャンプは基礎点1.1倍。
回転の速さ、そして降りるまでの回転を終えて開いて降りてくる余裕のあるジャンプでしたね。
パーソナルベストはこのショートプログラム、中国大会で出した90.05という高い得点です。
上回ってくるでしょうか。
拍手
得点は95.64です。
自己最高点です。
これまでの90.05を上回っている金博洋です。
すばらしい得点です。
最初の4回転ルッツのコンビネーションで加点があるので19点以上取っていますね。
第2グループの最後に登場する羽生にプレッシャーを与えることになった第1グループの金博洋の演技でした。
95.64という金博洋が驚きの得点を出しました。
日本の田中刑事は3位です。
ここまで6人が演技を終えています。
第2グループの直前練習です。
ニュースをお伝えします。
20年前に起きたオウム真理教による東京都庁の郵便物爆破事件で、殺人未遂のほう助の罪に問われた、菊地直子元信者に、2審の東京高等裁判所は、1審の実刑判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
菊地元信者は、無罪判決によって勾留を続ける根拠がなくなったことから、このあと手続きを経て、釈放されることになりました。
オウム真理教の菊地直子元信者は、平成7年に東京都庁で郵便物が爆発し、職員が大けがをした事件で、爆薬の原料の薬品を教団の元幹部らの元に運んだとして、殺人未遂のほう助の罪に問われました。
事件後に特別手配され、3年前に逮捕されるまで逃亡を続けていて、裁判では無罪を主張しましたが、1審の裁判員裁判で、懲役5年の判決を言い渡され、控訴していました。
きょうの2審の判決で、東京高等裁判所の大島隆明裁判長は、1審で有罪の根拠となった、教団の元幹部の井上嘉浩死刑囚の証言について、不自然に詳細かつ具体的で、信用できないと指摘しました。
その上で、教団の実行犯が人を殺傷するテロ行為を行うことを菊地元信者が認識して手助けしたと認めるには、合理的な疑いが残ると言わざるをえないとして、1審の判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
菊地元信者は、判決が言い渡されている間、弁護士の席の前に座り、前を向いて、無罪の理由を聞き、時折、涙を拭っていました。
菊地元信者は現在、裁判所を出ましたが、無罪判決によって勾留を続ける根拠がなくなったことから、このあと手続きを経て、釈放されることになりました。
次です。
政府の行政改革推進会議は、8つの府と省の事業を対象に、むだがないかを公開で検証した、秋のレビューの結果を盛り込んだ指摘事項をまとめ、安倍総理大臣は、来年度予算案に反映させていく考えを示しました。
それによりますと、原子力エネルギー関係では、ほとんど使用実績のない使用済み核燃料などの運搬船について、維持管理費などが12億円も支出され続けているのは問題だとして、契約の打ち切りも含め、在り方を見直すよう求めています。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック関連では、アサリなどの貝で、東京湾の水質浄化を目指す事業について、オリンピックなどの関連予算としては妥当でなく、ほかの方法を検討すべきだとしています。
さらに、秋のレビューで、3つの基金を検証したことを受けて、公益法人などのすべての基金を早急に再点検し、余剰資金は国庫返納すべきだとしています。
安倍総理大臣はこの結果を来年度予算案に反映させていく考えを示しました。
生字幕放送でお伝えしています長野市で始まりました2015NHK杯フィギュア男子シングルのもようをお伝えしています。
今、第2グループが練習中羽生結弦のジャンプが決まって大きな歓声が沸き上がっているところです。
この羽生は、第2グループの最後の登場になります。
前回のグランプリシリーズ、カナダ大会ではジャンプの失敗もあって6位だったショートプログラム。
羽生は構成を変えて4回転ジャンプを2回跳ぶ新プログラムで今大会に臨んできました。
きのう、変更の理由を語っています。
ルッツ後半のトーループ、ルッツジャンプがあまり安定していなかったので昨年から安定していなかったのでそれを回避するために、2本にしたんじゃないかというそういうとらえかたもあるかもしれないですけど、きっかけとしては大きなミスがあったからというのはなくはないですけれど今回挑戦という形で頑張りたいなと思っています。
すばらしい演技を第1グループで見せた金博洋です。
構成を変えて臨んでくるNHK杯、まずは第2グループの滑走順です。
解説は本田武史さんです。
先ほどの羽生のインタビュー、4回転を2回入れるショートプログラムは新たな挑戦なんだという話をしたんですがどのようにお聞きになりましたか。
本田⇒羽生選手は挑戦することによって強くなっていった選手なのでこういった難しいプログラムをやることによってよりいっそう輝くんじゃないかなと思います。
もともと演技の後半に4回転を入れていたのは将来的にショートで2回4回転を入れるための布石という話をきのうしていました。
もうそこに取り組んできました。
8か国12人がエントリーしています男子シングル第2グループの6人の登場です。
まず最初はアメリカのリチャード・ドーンブッシュ。
今シーズンは中国大会で7位NHK杯は3年ぶり2回目です。
映画「ムーラン・ルージュ」より「カム・ホワット・メイ」。
最初は単独の4回転です。
4回転のトーループ、こらえましたね。
なんとかこらえました。
練習ではあまりジャンプの調子が上がっていなかったんですがこらえました、ドーンブッシュ。
バタフライからのフライングキャメルジャンプとスピンを交互に入れる構成になっています。
次がトリプルアクセル。
トリプルアクセル。
手をつきましたが。
コンビネーションスピン。
次が最後のジャンプの要素コンビネーションです。
トリプルルッツ、トリプルトーループ。
♪〜ステップシークエンス。
拍手
中国大会のときにはジャンプで転倒なども目立っていたドーンブッシュです。
こちらに入ってきても練習ではちょっとジャンプに苦しんでいる印象があったんですけれども。
最初手をつきました。
いや、こらえましたね、最初のジャンプ。
そうですね、よくこらえました。
最初に4回転トーループを持ってきました。
2011年のシーズンからこのグランプリシリーズに参戦しています。
24歳のドーンブッシュ。
改めて全体の印象としてはどうですか。
やはり4回転、トリプルアクセルと少しこらえたジャンプだったんですけれどもスピンの工夫などそしてステップの勢い、強さ、音の表現非常にいいプログラムだったなと思います。
少し手をついていますが回転はしっかりしていたと思います。
スピンのポジション回転速度もよかったので加点をもらえるようなスピンだったと思います。
出来栄えの評価GOEプラス3からマイナス3までの7段階評価になっています。
加点、減点ということになってきますが手をつきましたね。
回りすぎた感じがありますね。
トリプルルッツ。
からのトリプルトーループのコンビネーションですが。
ちょっと回転が少し足りないかもしれないですね。
このステップなどは曲が強かったところでしっかりと音に合わせて強くステップを踏んでいましたね。
そして上半身の動き難しいターンなどの組み合わせ。
よかったと思います。
第2グループの最初の登場になりました、ドーンブッシュ。
ちょっとほっとしていますね。
7人が演技を終えました。
78.20で金博洋に続いて現在2位です。
日本の田中刑事は現在4位についています。
このあとはミンショフそして無良の登場です。
経験豊富なベテランが出てきました、32歳コンスタンチン・ミンショフ。
4回転の安定感というのはすばらしいものがあります。
この人もこのショートで4回転を2つ用意しています。
2年ぶり3回目のNHK杯です。
最初が4回転トーループ3回転トーループコンビネーションです。
トリプルトーループトリプルトーループのコンビネーション。
3回転3回転になりました。
次が4回転サルコー。
4回転サルコーはきれいに決まりました。
見事でした。
トリプルアクセル。
♪〜コンビネーションスピン。
足かえのシットスピン。
拍手
経験豊富な選手らしい表現力も存分に見せてくれました。
ロシアのミンショフ。
スピンなどではアメリカ大会でもレベル4最高難度を取りましたしただ最初のジャンプが4回転3回転を予定はしていましたね。
空中に上がった瞬間に少し軸がぶれてしまいましたのでトリプル3回転で開いてしまいましたね。
ただそこからトリプルトーループのコンビネーションにしていますのでトリプルトーループトリプルトーループの基礎点8.60はもらえます。
質のいいジャンプでしたのでそのジャンプに加点はもらえると思いますので失敗ではないですね。
そのあとの4回転サルコーはきれいに決まっていますので全体的にはしっかりまとめたプログラムになっています。
3回転3回転のコンビネーションになっています。
4回転サルコーは軸、高さ、流れ、非常によかったですね。
アメリカ大会ではこのショートで2種類の4回転を決めてきたミンショフ。
練習ではどちらかというと4回転トーループの確率が非常に高かったんですけれども4回転のサルコーのほうがミスが多かった練習だったんですがまさか4回転が3回転になるとは思ってもいなかったですね。
拍手
79.79で8人が演技を終えてミンショフが2位です。
中国の金博洋が依然としてトップ。
95.64というすばらしい得点を出しています。
日本の田中は5位です。
羽生結弦は第2グループの最後の登場です。
構成を変えて臨んできたNHK杯さらに難度を高めたプログラムでこのショートプログラムに臨みます。
日本の無良崇人の登場です。
3年連続5回目のNHK杯。
今シーズンはアメリカ大会ですごく悔しい思いをしたという10位。
ロシア民謡の「黒い瞳」。
アイスダンスのオリンピックチャンピオンのチャーリー・ホワイトの振り付けです。
さあ最初4回転のコンビネーションが入るか無良。
4回転のトーループ決めました単独です。
そして無良の代名詞とも言える。
トリプルアクセル。
決めてきました。
高さ、迫力のあるトリプルアクセルです。
手拍子
足かえのキャメルスピン。
このあとにもう1つジャンプ。
そして終盤には、見せ場と語るステップシークエンスがやってきます。
トリプルルッツトリプルトーループ決めました。
見事。
ここでコンビネーション
手拍子
チャーリー・ホワイトの振り付けによるステップシークエンス。
こんなに細かく早くステップが踏めるのかと、身にしみて感じたというステップです。
拍手
いいですね、よく動いてます。
いい表情です。
フライングシットスピン。
拍手
魅了しました、大歓声。
無良崇人のショートの演技。
本田さん、納得の表情に見えますが。
そうですね、よかったですね。
冒頭は単独の4回転トーループ。
そしてそのあとのトリプルアクセルはまさに無良らしい高さのあるジャンプを見せました。
そして終盤のステップも本田さん、すばらしかったですね。
よく体が動いてましたし勢いが感じられましたね。
足首にけがなどを抱えながらのアメリカ大会にもなってちょっと調整が遅れてしまったんですが遅れてしまったと話していましたがその悔しさが本当にあってなんとかこのNHK杯で巻き返したいという思いを語っていました。
お父さんの隆志コーチとがっちり手を握りあって演技に入っていきました。
これが最初の4回転トーループ高さ、流れ、いいですね。
4回転のトーループもきれいに決まっています。
そしてこのトリプルアクセル。
余裕がありますね。
回転をしっかり止めています。
ランディングの姿勢を作りながら降りてくるという非常にいいジャンプです。
そしてトリプルルッツからトリプルトーループのコンビネーション。
やはり後半に3回転3回転のコンビネーションを入れていますので基礎点が上がります。
ですから、4回転のコンビネーションではなく3回転3回転のコンビネーションでプランをしてきたんだと思います。
5コンポーネンツ、振り付けの部分なども高得点が期待できそうな無良の演技でした。
88.29、すばらしい得点が出ました。
ここまでの2位。
金博洋がトップ、そして無良が2位。
ミンショフが3位です。
本田さんすばらしい得点ですね。
コンポーネンツのほうも高い得点が出ていましたね。
第2グループの演技は残り3人です。
まずはブレジナです。
ジェローム・カーンのスタンダードナンバー「今宵の君は」。
トリプルアクセル高さがありましたね。
このあとに4回転ジャンプを予定しています。
4回転サルコーステップアウトしましたがよくこらえました。
♪〜トリプルフリップダブルトーループのコンビネーション。
このあとは軽やかなステップそして優雅なスピンが待っています。
♪〜フライングシットスピン。
コンビネーションスピン。
拍手
チェコのミハル・ブレジナの演技でした。
スタンダードナンバーに乗って本当にお客さんをぐっと引き込んでいったブレジナの演技です。
6年ぶり2回目のNHK杯。
バンクーバーオリンピックとソチオリンピックにも出場しました。
いずれも10位でした。
このトリプルアクセルは、高さに余裕がありましたね。
このトリプルアクセルは本当に得意にしているジャンプ。
これは4回転サルコーなんですがステップアウトにはなってしまったんですが、やはり点数は転倒してしまいますともっと減点が大きくなってしまいますので最低限のミスにおさえましたね。
そしてこれがトリプルフリップダブルトーループのコンビネーション。
このタキシードのような衣装でそしてスタンダードナンバーで本当に優雅さを感じさせてくれました。
現在の順位、中国、金日本の無良。
ブレジナは81.64これで3位に入ってきました。
残り2人です。
ショートだけで行われた第4戦フランス大会で2位。
パリの同時テロの影響でフリーが行われずショートのみで順位が決定しました。
フランス大会2位のマキシム・コフトゥンです。
二十歳とまだ若いロシアのコフトゥンです。
演技力、表現力に定評があります。
ジェネシスの「アイ・キャント・ダンス」です。
最初は4回転のコンビネーションです。
4回転サルコー、トリプルトーループのコンビネーションです。
見事です。
この人もショートで2種類の4回転。
次も4回転です。
4回転のトーループ。
トリプルアクセルで転倒ですね。
ジャンプの要素は全部終わっています。
♪〜ステップシークエンス。
足かえのシットスピンでした。
フライングアップライトスピンでした。
昨シーズンはグランプリシリーズで2連勝してファイナルにも出場したロシアのマキシム・コフトゥンですけれどもどうですか。
トリプルアクセルの転倒がありましたので4回転トーループもステップアウトですので、やはり減点はありますね。
もちろん今シーズングランプリファイナルへの出場を見据えるということになりますがショートプログラム最後の登場になるのは日本の羽生結弦です。
カナダ大会から演技構成を変えてきました、序盤に4回転を、しかも2つ用意する演技です。
拍手
最初の4回転サルコーですね。
きれいに決まっています。
そしてトリプルトーループのコンビネーションです。
4回転トーループなんですがジャンプの跳び上がる瞬間そこで少し斜めに入ってしまっていますので回転がスムーズにいかなかったですね。
4回転はしっかりと回っていたと思います。
そしてトリプルアクセルも思ったよりも、いつもよりも高さが出なかった分回転が回りきれなかったということですね。
3回転半回っているとは思います。
アンダーローテーションの判定はないと思います。
基礎点はトリプルアクセルの基礎点ですね。
ジャンプの高さ、ランディングまでの高さが少し足りませんでしたね。
ステップは細かい足の動きもありましたので本当におもしろいステップシークエンスでした。
ロシア王者として臨んできましたNHK杯です。
現在は中国の金博洋がトップです。
82.27です。
1人残してここまで3位です。
日本の羽生結弦の登場です。
拍手
カナダ大会のショートでミスをして、それから構成を変えたわけではないんです。
ピョンチャンオリンピックを見据えて、前に進むために新たなチャレンジですと語った羽生です。
冒頭の2種類の4回転に注目です。
ショパンの「バラード第1番」。
4回転サルコー決まりましたね。
次の4回転トーループ3回転のコンビネーションです。
4回転トーループトリプルトーループ。
決めました。
拍手
新たなチャレンジを実らせるこの冒頭の4回転。
拍手
トリプルアクセル。
演技後半のトリプルアクセル。
足かえのシットスピンでした。
手拍子
♪〜コンビネーションスピン。
拍手と歓声
すばらしい演技でした羽生結弦。
構成を変更しました。
新たなチャレンジだと語りました。
そのチャレンジを見事に実らせてまた一回り大きくなった姿を見せました。
歓声
これぞ羽生だというような演技そして表情です。
本田さん、興奮冷めやらぬというような会場です。
攻めたプログラムで挑戦してきました、それを見事に成功させましたね。
それですべてのジャンプで加点をもらえるようなすばらしい出来。
4回転3回転の加点をもらえるような流れ、高さよかったですね。
これは100点を超えてくるような演技になっていると思います。
羽生のパーソナルベスト、ショートプログラムはオリンピックで出した101.45という世界最高記録です。
それを上回ってくる可能性はお感じになりますか?やはり4回転の基礎点4回転はコンビネーションなどは14.6あります。
後半のトリプルアクセル9.35あります。
ジャンプだけでも50点を超えるプログラムです。
コンポーネンツが高い評価を得られる選手です。
100点、超えて新しい点数が出るのではないかなと思いますね。
本当に見事でした。
どきどきしながら演技を見守りましたけれども。
4回転サルコーも降りたときに少し斜めなんですがよくこらえましたよね。
オリンピックで出した最高の得点101.45。
4回転トーループ高さ、回転の速さ、幅、そして降りたときの流れそして3回転トーループ軽々と決めていますので加点をもらえますね。
どんな得点が出るのか楽しみに待ちましょう。
拍手
これはすごい点数が出そうな気がしますけれどもね。
ここまでのトップは金博洋の95.64、これもすばらしい得点です。
それを上回るのは本田さん間違いないでしょうかね。
そしてジャンプだけではなくスピンでも高いレベル、レベル4を取れる選手です。
そのスピンなどでも加点をもらっていますとすごい点数が出ると思います。
プログラム全体に強さがありましたね。
勢いも感じられました。
やったぞ、という表情です。
拍手と歓声
得点は106.33です。
出ました、106.33。
歓声
世界最高の得点をたたき出しました羽生結弦選手です。
これまでのパーソナルベスト、最高の得点を5点ほど上回ってきました。
断然のトップです。
プログラムコンポーネンツも45.89というもので全員のジャッジから9点台をもらっています。
技術点は60点近い59.44出ています。
羽生と金博洋のポイントの差が10.69という大きな差になりました。
本田さん、すばらしい場に居合わせたという気がします。
いやあ、すごいですね。
会場全体がどよめいていますからね。
異様な雰囲気に包まれました。
2015年のNHK杯、男子シングルショートプログラム演技を終えた羽生結弦選手です。
ものすごい得点が出ましたね。
そうですね。
でも一生懸命やったのでまず点数よりも、まずこの曲のジンクスというかこのショートプログラムでなかなかノーミスできなかったというか、まずそれが果たせてよかったです。
挑戦のNHK杯できていますか。
挑戦したかったとか、そういうものを武器にして、とりあえず一生懸命練習してきたことが間違ってなかったんだなという感じがあったので驚きとかうれしさというよりもまずは、ちょっとほっとしたなという感じです。
前のグループで、中国の金選手が95.64の高い点でした意識はしましたか。
普通は意識するなと言われるところだと思うんですが第1グループの最終滑走だったので必然的に見えましたし絶対にやるぞ見てろよと思いながらやりました。
力に変えましたね。
それがよかったのか分かりませんがひと言言えることはここまで練習を支えてくださったクリケットの選手です。
先生をはじめ多くの方に感謝したいと思います。
まだ終わったばかりですが気持ちを切り替えてあしたに向けてあしたこそ大切なフリーなので頑張ります。
羽生選手でした。
羽生結弦のインタビューをお聞きいただきました。
ショートプログラムを終えて
お伝えします。
20年前に起きた、オウム真理教による東京都庁の郵便物爆破事件で、殺人未遂のほう助の罪に問われ、きょう、無罪判決を受けた、菊地直子元信者は、先ほど釈放され、東京拘置所を出ました。
菊地直子元信者が、東京拘置所を出ました。
帽子をかぶって、関係者に付き添われています。
菊地元信者は、午後5時過ぎに、帽子をかぶって、ややうつむいた様子で、弁護士などとタクシーに乗車して、拘置所を出ました。
菊地元信者は、平成7年に、東京都庁で郵便物が爆発し、職員が大けがをした事件で、爆薬の原料の薬品を教団の元幹部らのもとに運んだとして、殺人未遂のほう助の罪に問われました。
事件後に特別手配され、3年前に逮捕されるまで逃亡を続けていて、裁判では無罪を主張しましたが、1審の裁判員裁判で、懲役5年の判決を言い渡され、控訴していました。
きょうの2審の判決で、東京高等裁判所の大島隆明裁判長は、1審で有罪の根拠となった、教団の元幹部の井上嘉浩死刑囚の証言について、不自然に詳細かつ具体的で、信用できないと指摘しました。
その上で、教団の実行犯が人を殺傷するテロ行為を行うことを、菊地元信者が認識して手助けしたと認めるには、合理的な疑いが残ると言わざるをえないとして、1審の判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
生字幕放送でお伝えしています羽生結弦の演技を終えて、いまだ興奮冷めやらぬほとんどのお客さんがいまだに胸がどきどきと高鳴っているところではないでしょうか。
世界最高得点をショートプログラムでたたき出した羽生結弦の演技が終わりました。
男子シングルショートプログラムが終わっています。
ショートプログラムの順位です。
106.33、世界最高のショートプログラムの得点羽生結弦、トップに立ちました。
95.64というこちらもすばらしいパーソナルベストを出した中国の金博洋が2位です。
無良崇人も88.29というすばらしい得点を出して3位です。
日本のNHK杯初出場の田中刑事が9位です。
12人が演技を終えたショートプログラムです。
解説は本田武史さんで男子シングルをお伝えしてまいりました。
改めて羽生の演技、すごいとしか言いようがありませんでしたがどうでしたか。
本田⇒すばらしかったですね。
すべてのジャンプスピンステップ、すごさがありましたね。
やはり本当に納得のいく点数が出たんじゃないかなと思います。
106点ですからね。
羽生と2位の金博洋のショートを終えてのポイントの差が10.69ということになりました。
フリーに向けてどんな期待を持たれますか。
羽生選手のプログラム4回転を3回入れる構成になっていますので目標にしている300点超えというところが見えてくるんじゃないかなと思います。
そして金選手は4回4回転を予定しています。
その演技構成がどうなるか楽しみです。
男子シングルは長野オリンピックと、ソルトレークシティーオリンピックの代表の本田武史さんの解説でお伝えしました。
ありがとうございました。
リンクサイドの特設スタジオにお渡しします。
リンクサイドの特設スタジオから、ここからはお伝えしていきます。
まずお二人羽生選手のすばらしい演技ものすごい得点が出ました。
織田⇒すごかったですね。
本当に僕今回この長野に来てよかったと思います。
まだあしたフリーがあるので言ってはいけないんですけど本当によかったこの演技を見ることができてよかったというぐらいすばらしい演技でした。
早速その演技を、もう一度お二人と振り返っていきたいと思います。
「バラード第1番」去年からのプログラムでした。
冒頭に注目してください。
織田さん、まず最初のジャンプがポイントでしたよね。
そうですね。
ステップから4回転サルコー、そのステップの中にイーグルを含んだ難しいステップからのジャンプだったんですが。
このショートプログラムに向けて演技の構成を変えて4回転を2回という演技構成。
まずは4回転サルコーがきます。
ステップを踏んでインサイドのイーグルを挟んでターンを含めてステップから直ちに4回転サルコー、こらえましたね。
あそこをこらえることができるのが羽生選手の力ですね。
普通の選手だとバランスを取るのが難しいので。
このあとが4回転トーループ3回転トーループのコンビネーションジャンプ。
スピードも非常にありました。
4回転トーループ3回転トーループ。
僕だったら間違いなくプラス3、最高の評価をしますね。
そのぐらいすばらしい。
鈴木⇒完璧でしたね。
久しぶりにあんなに美しい4回転を見たなというぐらい本当に美しかったです。
こうしたスピンもすばらしかったですね。
レベルももちろんそうですが回転数が十分以上回っているのでそういったところも出来栄えでこのあとにトリプルアクセルが来ますね。
トリプルアクセルからいくのではなくてイナバウアーターンをはさんでカウンターからトリプルアクセル難しいステップから跳んでいます。
ジャンプの加点要素演技の構成点にも反映されています。
降りたあとの流れもすごかったです。
流れが直後にすぐに振り付けに戻ったんです。
そういうところもジャッジが細かく出ています。
スピンの回転数も非常にいいです。
きちんとレベル4を取れる構成になっています。
ここからは確実にジャンプもすべて決まっていましたので乗っていましたね。
体を大きく使って。
鈴木さん、場内の雰囲気も乗せられてよかったですね。
本当に皆さん立ち上がるのをこらえられないぐらい熱気を感じました。
僕たちも早く立ちたい。
早く拍手したいという気持ちでした、見ていて。
スピンの入り方が非常にいいですね、すぐに軸をとらえることができるので。
スピンの出来栄えも大きく加点されます。
そして最後、この表情です。
得点の出る瞬間ですね。
4000人を超えるお客さんが集まったんですが皆さん総立ちでした。
106.33という世界最高記録が誕生した瞬間でもありました。
羽生結弦選手です。
そしてもう1人、われわれが注目した中国の金博洋選手。
18歳。
95.64という、こちらもすばらしい演技でしたね。
羽生選手の106点が本当にすごいんですよ。
95点もものすごい点数です。
その辺りのジャンプも映像でご覧いただこうと思います。
この高いジャンプ。
この4回転ルッツはしびれましたね。
高かった、とにかく。
スピードがすごくて、ものすごい高いんですよね。
中国大会ではそのあとのジャンプに少し出来栄えのほうでのびるところがなかったんですけど今回は出来栄えプラスももらえるジャンプでした。
すごいハイレベルですね。
95.64でも勝てない。
僕、現役じゃなくてよかったなと思いました。
日本で言いますと無良崇人選手もいい得点88.29非常にいい演技でした。
4回転もトリプルアクセルも余裕がありましたね。
田中刑事選手も最初のジャンプしっかり4回転を決めて、現在9位ということになっています。
無良選手のショートプログラム終わったあとのインタビューです。
88.29すばらしいですね。
個人的な感想としてはミスなくというか。
ただ、もう少しジャンプ、冒頭の4回転と最後のルッツ、トーループもう少し降り方がきれいにいってみればもうちょっと加点がついていたと思うのでその辺が悔しいところではあるんですけど周りが4回転2種類がんがん飛んでくる中でしっかりプログラムを評価してもらえたというのはすごくうれしいです。
後半にコンビネーション持ってきましたね。
本当は4回転3回転が当初の予定ではあるんですけど。
ちょっと後ろに3回転がつかなかったのでルッツ、トーループにさせていただきました。
ステップもみせてくれましたフリーに向けてお願いします。
このまま今の自分の調子をしっかりあしたも最後まで諦めないで、しっかりやりきりたいと思います。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
各選手がすばらしい演技をまず男子のショートプログラムで見せてくれました。
あすのフリーが本当に楽しみになってくるような。
ショートからこれだけレベルの高い戦いを見せてくれたのでフリーでもぜひ期待したいですね。
このトップの羽生選手と2位の金博洋選手の得点差が10.69ということであすフリーでは注目の和のプログラム「SEIMEI」を羽生選手は持ってくるんですね。
4回転を3回、トリプルアクセルを2回、組み込んだプログラムになっています。
どこまで決まるのか楽しみです。
NHK杯では競技で使われていますビッグハットのリンクで子どもたちのスケート教室を行っています。
今週月曜日に行われましたスケート教室。
100人余りの地元の小学生が参加しました。
先生役はアイスダンスの元日本代表、キャシー・リードさん。
トップ選手に教えてもらうのは本当に貴重な経験ですね。
そうですね、キャシー・リードさんは教えるのがとても上手な先生ですのでみんなとても楽しかったじゃないかなと思います。
本当にきらきらとした表情で子どもたちが話をしてくれました。
お二人はいつスケートを始めたんですか。
僕は、幼稚園のときに始めたんですけど母がコーチだったので目覚めたら知らないうちに氷に立っていたという感じで。
私は6歳のときだったんですけど滑るのが楽しくて始めたスケーターなのでそれが今でもスケートが好きという気持ちは変わらないですね。
最初に感じた思い本当に大事だということになるんですね。
子どもたちから、どんなトップスケーターが誕生するのか、こちらも楽しみです。
NHK杯フィギュアこのあと女子のショートプログラムに移っていきます。
今シーズンからリンクに戻ってきました浅田真央選手が登場します。
「男子ショートプログラム」をお伝えしました。
2015/11/27(金) 16:05〜17:57
NHK総合1・神戸
2015NHK杯フィギュア「男子シングル・ショートプログラム」[多][字][デ]

ソチ五輪金メダルの羽生結弦が登場!昨年のケガから完全復活の今シーズン。王者の底力を見せるか?日本からは無良崇人、田中刑事も出場、上位を狙う!<副音声は場内音声>

詳細情報
番組内容
ソチオリンピック金メダリスト、羽生結弦が登場!昨年のケガから完全復活の今シーズン。カナダ大会ではショートプログラムで失敗し、フリーで追い上げたものの、惜しくも2位。リベンジの演技で王者の底力を見せるか?日本からは無良崇人、今シーズングランプリシリーズにデビューの田中刑事も出場、上位を狙う!〜長野市・ビッグハットから中継〜
出演者
【ゲスト】織田信成,鈴木明子,【解説】本田武史,【アナウンサー】曽根優,【キャスター】横井健吉

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スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ

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