ウェークアップ!ぷらす 2015.11.28


お父さん、いつもにやにや、へらへらしながら、お風呂に入ってこんといて!変態!
月曜日。
兵庫県のカニどころ、城崎温泉で開かれた恒例の絶叫大会。
冬の味覚、カニへの感謝を大声で伝えたあと、参加者は今の思いを叫び、声の大きさを競う。
おふくろ、会うたび、腹出たってうるさいわ!
旦那を置いてカニを持って帰りたいです!
優勝したのはこちら。
カニさーん、ありがとう!
109です。
自動車のクラクション並み、109デシベルを記録した男性。
2万円相等の松葉ガニがプレゼントされた。
そこで、街で聞きました。
今叫びたいあなたの思い、聞かせてください。
言うこと聞いてください。
出かけない出かけないって、なんかだだこねちゃったときに。
みんな、頑張ってくれてありがとう。
営業部門なんで、やっぱり数字の苦しいときとか、みんな店行って、頑張ってきてくれてね、売り上げ取ってきてくれたときとかが、一番うれしいですね。
なんでこんなにお金がないねん。
これ、これだけ、俺は、今。
まさかのドタキャン。
火曜日の神戸地裁。
傍聴券を求めて600人以上が列を作り、多くの報道陣も集まった。
注目の裁判、姿を現すはずだったのは。
少子化問題、高齢…、高齢者問題は、わが県のみならず…。
去年7月、前代未聞の号泣会見で世界的な注目を浴びた、元兵庫県議会議員の野々村竜太郎被告。
政務活動費の収支報告書にうその記載をし、3年間で913万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪で、ことし8月に在宅起訴されていた。
だが初公判、開廷時刻を過ぎても姿を見せず、裁判官、検察、弁護士も集まる中、裁判は中止に。
今後、逃亡のおそれなどが出てきた場合は、身柄を拘置所などに入れる可能性もあるという。
会社の事務所に居座ったのは?
きのう早朝、福島県本宮市の木材卸売り会社の事務所に現れたのは、体長1メートルほどのクマ。
上にいますよ、あそこ、上、開いてますよ、上。
開いてます!
やばい、やばい。
いったんは屋根に上がったクマだが、重みで天井を突き破り、事務所の中へ。
およそ3時間半、居座った。
その後、地元の猟友会によって麻酔銃を撃たれ、捕獲されたクマ。
現場は会社や商業施設などが多い一角で、一時騒然。
幸い、けが人はなかった。
治療と称して。
自称祈とう師、逮捕。
午前6時半です。
捜査員が、続々と入っていきます。
木曜日、1型糖尿病と診断された7歳の男の子に、必要なインスリン注射をさせず、死亡させた殺人の疑いで逮捕された、近藤弘治容疑者。
自称祈とう師で、みずからを龍神と名乗っていた。
不治の病を治す。
去年、糖尿病だった男の子の両親にそう話し、治療と称する行為を始めた。
警察によると、男の子を寝かせた状態で腹や足をさすり、こんな呪文を口にしたという。
死に神退散。
そんな行為を始めておよそ2か月後のことし2月に、おなかの中には死に神がいるから、インスリンでは治らないと、男の子のインスリン注射を中断させた近藤容疑者。
男の子はその後、3月中旬に容体が急変。
いったん持ち直したものの、4月に死亡した。
調べに対し、容疑を否認しているという近藤容疑者。
警察は両親についても、
おはようございます。
11月28日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
まあ、11月入ってね、暖かいね、暖かいね、冬は来ないんじゃないのって言ってたら、急に寒くなりましたね。
蓬莱さんが週の中ごろから寒くなるよとは、先週、おっしゃってましたけどね。
そうですね。
きょう、その蓬莱さんに、一体何が起きてるのか、どうもね、北海道で吹雪になってるという話もありますんで、伝えてもらいますが、でもこの寒さのおかげで、モミジ、紅葉はぐっと色づきがよくなっているはずということで、これなかなかね、中継のタイミング、難しいんですけども。
そうですよね。
けさは、京都の常寂光寺に中継が出ております。
どうでしょう?ああ、きれいですね。
モミジ、きれいですね。
赤く色づいて。
きょうはここ、増井アナウンサーが中継で行ってますんでね、見どころ、どのタイミングで、どこでみたいな話も出てくると思いますので。
天気よさそうですしね。
後ほどじっくりお楽しみいただきたいと思います。
さあ、まずはこのニュースからです。
都庁爆弾事件で、殺人未遂幇助の罪に問われ、1審で懲役5年の実刑判決を受けた、オウム真理教、菊地直子被告について、東京高裁は1審判決を取り消し、逆転無罪判決を言い渡しました。
きのう午後5時13分、東京拘置所の通用門から出てきたのは、オウム真理教元信者、菊地直子被告43歳。
逮捕から3年半ぶりに釈放された。
黒い帽子を目深にかぶり、うつむき加減で歩くその姿から、表情はうかがい知れない。
主文、被告人は無罪。
1995年の東京都庁爆弾事件で、原料の薬品を運んだ殺人未遂ほう助の罪に問われ、1審で懲役5年の実刑判決を受けた菊地直子被告。
だが、きのう東京高裁は、1審判決を取り消し、逆転無罪判決を言い渡した。
3年前、17年間の逃亡生活の末、ついに逮捕された菊地被告。
オウム真理教のユニホームで、国際マラソン大会に出場するなど、広告塔の役割を果たし、後に走る爆弾娘とも呼ばれた。
教団では、化学兵器や薬物の製造開発を担当。
そして。
地下鉄サリン事件では、サリン製造の手助けをしたとして、特別手配された。
1994年12月から翌月にかけて、猛毒のVXガスで会社員が殺害された事件などでは、VXガスの製造に関わった疑いが持たれていたが、嫌疑不十分で不起訴処分に。
今回、菊地被告が罪に問われたのは、95年、教団が捜査をかく乱するために東京都庁に爆発物を送った事件だ。
菊地被告は、爆薬の原料となる薬品を運び、手助けしたとして起訴された。
裁判の争点は、被告が、運んだ薬品が爆弾の製造に使われることを認識していたかどうか。
菊地被告は、詳しい説明は受けていなかったなどと無罪を主張していた。
そしてきのう。
菊地被告は、運搬した薬品を毒劇物だとは分かっていたが、テロ行為のために薬品を使って爆発物を作ることまでは認識していなかった。
事前に爆弾などを使ったテロ計画について、知らされていたことを示す根拠もない。
無罪判決が言い渡された瞬間、菊地被告はじっと前を見つめていたが、閉廷の直前には号泣する場面も見られた。
やったーとか、喜んでるという感じでは、もちろんないです。
ですから、それはもちろんほっとしたというところはあるだろうとは思いますけどね。
一方、検察側は。
誠に遺憾。
判決内容を十分に精査・検討し、適切に対処したい。
また、都庁爆弾事件の被害者で、都庁元職員の内海正彰さんは。
被告人は長年、逃亡生活を続けており、罪の意識は十分持っていたはずです。
無罪の判決は、その事実を法廷という場でしっかりと立証できなかったということで、誠に残念なことだと思います。
17年にわたり逃亡した元信者の無罪判決。
しかし、その組織の犯罪が重大な結果を招いたという事実は変わることはない。
そして昨夜、菊地被告が弁護士を通してコメントを発表しました。
本日の無罪判決、きちんと事実関係を見ていただき、このような判決を下していただきまして、感謝申し上げます。
とはいえ、私が運んだ薬品によって作られた爆弾により、なんの落ち度も責任もない方に、重篤な被害を与えてしまいましたことは事実です。
本当に申し訳ありませんでした。
特に私は、事件後、みずから出頭することをせず、そのために多くのご迷惑をおかけしてしまいました。
重ねておわびを申し上げたいと存じますと、コメントしています。
1審の裁判員裁判の判決が懲役5年、2審で無罪、判決の瞬間に、廷内、どよめきが起きるという、野村さん、やはり想定外の判決だったんでしょうか?
非常に難しい事件ではあると思うんですね。
要するに、その薬品を運んでいるときに、どういう認識を持っていたのかっていうのは、心の中の問題ですので、それをどうやって立証するかっていうのは、判断が分かれてくると思うんですね。
今回の場合は、井上死刑囚の証言が信ぴょう性があるかどうかということの捉え方が、全く逆になったということから、結論が逆になったということなんですけども、それ自体、やはり評価の問題ですから、裁判官の判断しだいというところもあったかなと思いますね。
井上死刑囚は、詳細に、被告が関わっていたという証言を1審でして、それが認められたんですが、2審ではあまりにも詳しすぎて、そんなに詳しく覚えているのが不自然であるという、岩田さん、状況。
ですよね。
ですから、そのときにね、集中していたから、そこのところだけが証人の中でも出てきたからだというんですけど、なんか、基本的に裁判員裁判でこういう結果が出たものが、こういう、覆るとですね、今まで17年間逃亡していたとか、被害者の傷の、一生残ったようなことを考えると、どうも釈然とはしない部分というのはあるんですけどね。
17年間、この容疑者追い続けていた警察の皆さんも、どうしてっていう思いがあるでしょうね。
今回の判決ですけれども、検察側は、菊池被告が爆弾の原料の薬品を運び手助けをしたということですけれども、菊地被告は、劇薬物を運んでいたのは分かっていたけど、それが何に使われるかは知らなかったと、東京高裁は、この菊地被告側の主張を認めたということなんですが、中江さん。
今の被告のコメントにもありましたけども、やはり結果的には大きな被害を及ぼしたということですけれども、じゃあ、17年間っていう逃亡生活はなんだったんだろうって、本当、思わずにはいられないですよね。
そうですね。
最近、裁判員裁判の判決を高裁が覆すという、野村さん、ケースが、結構多いんですが、じゃあ裁判員裁判って何なんだっていう話にもなりますよね。
そうなんですね。
やはり、一般の人が裁判に参加するということが、どういう意味を持つのかっていうことを、もう一回考える必要あると思うんですね。
やはり専門家というのは、法律についての知識はありますけれども、社会で起こっている出来事、あるいは証拠の評価というのは、むしろ社会経験を積んでいる人たちのほうが、優れているという面もあるわけですね。
そういう意味では、今回のこういう事件で、証言をどう受け止めるかといったあたりは、むしろ裁判官の判断ももちろんありますけれども、一般の人たちがどう受け止めたのかということは、重視する必要があるというふうには思うんですよね。
これ、高裁で無罪になりました。
当然、恐らく検察は最高裁に持っていくとすると、どうなりそうですか?
14日以内のうちに判断するということになるんですけれども、法律上は、憲法違反や判例違反がある場合には、上告できるということになってます。
ただ実際、刑事事件の場合は、重要な事実誤認があった場合についても、これ、最高裁で審議することになりますのでね、やはりこの認定ですね、まさに証拠の採用の部分に疑問があるんだすれば、上告をして、最後の判断を仰ぐっていうことはあるというふうに思います。
ここまでですね、このニュースは、続いてなんですが、もうとにかく、大荒れの日本列島になっているようで、札幌市内ですか。
そうですね、見てみましょうか。
まず紋別ですね。
北海道の紋別市の今の映像です。
一面銀世界ですね。
積雪は7時現在で14センチということです。
きょうの午前7時半過ぎから、ふぶき始めたということで。
結構ふぶいてますね。
奥に見えているのがオホーツク海でして、徐々に波も高くなってきています。
相当荒れてますね。
そうですね。
そして続いてなんですが、新千歳空港です。
昨夜からふぶいていまして、積雪は9センチです。
あすにかけて断続的に雪雲がある予想となっていますね。
注意が必要です。
こちらは、風については、あまり今のところ、強くないということです。
さて、11月半ばを過ぎても暖かい日が続いていた日本列島ですが、今週は一転して、発達した低気圧の影響で、各地で大雪や暴風といった、大荒れの天気となっています。
先週のこの時間、ウェークアップ!ぷらすでは、北海道のスキー場での雪不足や、ぽかぽか陽気に包まれた東京都心の様子を伝えていました。
異常ですよね。
11月下旬なのに、もっと寒いかなと思ったら、意外と暖かいですね。
ところが、今週は一転、北海道などで大雪が。
北見市では、おとといからの積雪が最大で36センチとなり、11月としては、観測開始以来の記録となりました。
支障は出ますね。
道路、やっぱり悪いと時間かかるので。
転んだら終わり。
整形に行くの。
はぁー、嫌だね。
さらに新潟では、寒気の影響で大気が不安定になり、強風が吹き荒れました。
そしてこの寒波の影響は、日本列島全体に及びました。
ちょっとさむおすね。
この寒さを待ちかねていたのが、スキー場。
北海道のこちらのスキー場では、オープンの予定を早める可能性が。
一方、急な冷え込みで急増するのが、車のスリップ事故。
ドライブレコーダーの映像からは、ブレーキが利きにくくなり、ハンドルが取られやすいさまが見てとれます。
怖ーい!わー!
特に注意しなければならないのが、路面が凍っていることに気が付きにくいブラックアイスバーン。
ブラックアイスバーンとは、道路の表面が薄く凍りつく現象のこと。
白く凍結した路面とは異なり、ブラックアイスバーンは路面がぬれているようにしか見えず、凍結に気が付きにくいのです。
きのうは全国的にさむーい一日となりましたが、この寒さ、いつまで続くのでしょうか。
先週のお天気解説で。
来週、一気に冬が来ますんでね、皆さん、気をつけてください。
見事、この寒さを言い当てた気象予報士、蓬莱キャスターに、今週も詳しく解説してもらいます。
いや、本当に蓬莱さんの言うとおりになりましたね。
あまり当たってね、どや顔する気象予報士も珍しいんですけど、すみません。
でもね、先週、ほら、最後に、スーツ2着しかないって言い捨てて帰られて、今週は新しいジャケットを調達されたらしいですよ。
3着目。
懐がちょっと寒くなりました。
うまいね、どうも。
そういうことはいいんです。
お願いします。
こちらまず札幌のお天気カメラ、見ていただきますと、雪がですね、ふぶいています。
これリアルタイムの今の映像ですか?
今の現在の状況ですね。
強く雪が降っています。
現在の積雪の状況を見てみましょうか。
札幌市内が16センチ、帯広空港が40センチとなっています。
雪に関しては、まだ来週にかけて、断続的に雪が強く降る時間帯もありますので、気をつけてください。
特にあした、低気圧が発生しますので、雪が強まりそうです。
風の状況は、きょうの昼前にかけて、きょうの昼前までは暴風雪や高波に警戒をお願いします。
では急になぜ、この雪が降って、冬が来たのか。
こちら、見てみましょう。
これ、スーパーコンピューターの様子ですが、ここが日本なんですね。
これは分かりやすいですね。
この矢印が風の流れ、上空の風の流れですが、今、偏西風が大きく蛇行してるんですね。
そうなると、この紫色が北極の寒気なんですが、この北極の寒気がダイレクトで日本まで流れ込んできます。
こりゃ寒いはずだ。
なぜ偏西風が大きく蛇行しているかといいますと、実は南の高気圧、ここを時計回りに風が回っているのが高気圧なんですが、これが11月、勢力が強かったので、暖かい空気運んできて、11月、比較的気温、高かったんです。
これが今東へずれちゃったので、このへこんだ所で偏西風が南に大きく蛇行してしまったと。
なるほど。
こういう状況、一回なりますと、来週にかけて続きます。
ですから、来週の金曜日に、また、今回みたいな強い寒波が流れ込んできそうです。
じゃあ、蓬莱さん、来週もね、出ていただかないと。
そうですね。
またジャケット買わないといけない。
週間予報、見てみましょう。
札幌、火曜日にかけて、断続的に雪が強まりそうです。
広い範囲で木曜日に雨が降ります。
木曜日の雨のときに、いったん、南風が入るので気温が高くはなりますが、金曜日に一転して北風に変わります。
ですから、金曜日、土曜日はまた寒波が流れ込んできます。
土曜日、日曜日、話が前後しますが、きょう、あすはですね、日中は日ざしの下で、東京15、6度なので、過ごしやすいですが、朝晩寒くなりますんでね、体調管理、ご注意ください。
そして今週ですね、3か月予報、この冬の天気傾向が、気象庁から発表されました。
北日本は例年どおり寒い冬。
今回のように強い寒気が北極のほうから流れ込みやすいので、どか雪に注意です。
東日本、西日本は、冬全体で見たときには、平年よりも気温は高め。
ただし、西日本もそうなんですが、雨が多くなりそうなんですね。
そうなると、年明けは関東地方で雪のリスクが大きくなります。
毎年のことではありますが、成人式の前後ってね、大雪になりやすいんです。
西日本に関しても、今回のように、一時的に寒波がやって来ることもありますので、寒暖差の大きい冬。
特にことしの冬は、かぜをひきやすい冬になりますから、こまめに天気予報を見てください。
蓬莱さんでした。
ありがとうございました。
さあ、続いてです。
各国の協調機運に水を差す事態です。
今週火曜日、ロシアの戦闘爆撃機が、シリア国境付近でトルコ軍に撃墜されました。
シリアのアサド政権を巡って、これまでも対立してきた両国。
イスラム国掃討に向け、各国協調の兆しが見えたこの時期に、なぜ事件が起きたのでしょうか。
そして国際社会が直面するテロとの戦いに、今後どのような影響を及ぼすのでしょうか。
今週、ロシア・モスクワのトルコ大使館前に、数百人の市民が集まり、抗議活動を行った。
石を投げて窓ガラスを割るなど、一部は暴徒化。
その理由は。
今週火曜日、領空を侵犯したとして、ロシアの爆撃機に向けたトルコ軍の警告とされる音声。
その後、トルコ軍は戦闘機を撃墜。
炎に包まれた機体は、そのまま山の奥に墜落した。
上空には、脱出したパイロットと見られる2人のパラシュートが。
場所はトルコ国境に近いシリア北西部の町ラタキア近郊。
政権と対立するシリア反体制派の拠点とされる。
倒れているのは、ロシア軍のパイロットだという。
ロシアは爆撃機の墜落後、パイロットを助けるため、現場にヘリコプター2機を派遣。
だが攻撃を受け、不時着。
そして、反体制派が発射したと見られるロケット砲で攻撃を受け、1人が死亡した。
パリ同時多発テロから1週間を過ぎた今週。
各国が協調しつつあった過激派組織イスラム国包囲網を大きく揺るがすことになった、トルコによるロシア機撃墜。
トルコ軍側は、ロシア機が領空侵犯、5分間の警告を行ったと主張しているが。
この事件を期に、ロシアとトルコは激しい非難の応酬を繰り広げている。
ロシアは報復として、トルコへの経済制裁を検討するなど、両国間で緊張が高まっている。
これに対し、アメリカやフランスは冷静な対応を求めた。
パリの同時多発テロを機に、混とんとする世界情勢。
もともとシリア情勢を巡っては、現在のアサド政権を支持するロシアと、反体制派を支持するアメリカやトルコは対立していたが。
先月起きたロシアの旅客機墜落が、イスラム国によるテロと判明したのを受け、ロシアは、イスラム国掃討でアメリカなどと協調する姿勢に転じていたのだ。
ロシアが歩み寄ったというわけではなく、むしろそのフランスで起きたテロ事件があまりにも甚大な被害を出したし、彼らにしてみれば、目が覚めたということだと思うんですけど、イスラム国の脅威が最も大きいものであって、これまで欧米が追求してきたアサド政権をまず打倒するんだという考え方ではなく、むしろ、テロ組織を掃討するんだという方向で、対応すべきだということに欧米側がむしろ考え方を変えたことで、ここ最近、活発に軍事行動を展開しているロシアと、利害関係が、わりと一致しだした。
そんなイスラム国包囲網にほころびを生みつつある、トルコによるロシア機撃墜。
現地国境地帯はもとより、ロシア、トルコの関係は緊迫と混迷の度を増している。
そんな中、おととい開かれたフランスとロシアの首脳会談。
イスラム国の壊滅に向け、連携の強化が確認された。
ひとまずフランスとは、対イスラム国という点では歩み寄りを見せたロシア。
だが、シリアのアサド政権を巡っては、従来の姿勢と変わらず、対立の火種は残ったままだ。
世界では今週も、アフリカのチュニジアやエジプトのシナイ半島で、イスラム国によるテロが相次いだ。
パリの同時多発テロをきっかけに、新たな段階の脅威に包まれたかにも見える世界情勢。
テロというのは手段であって、目的ではないというふうにされてきました。
何かしらの政治目的を達成するためにテロを行って、それを実現しようとするんだという話だったんですが、今、人を殺すこと自体が目的になっていて、目的と手段がもはや一致してしまっていると。
思想的背景があれば、その思想的背景を持つ人たちが、よく狙う対象というのが、おのずと絞られてくるわけです。
それを守ることによって、テロをできるだけ防ぐようにするという対応が取られて、これまできたんですけれども、他者を殺すんだということが目的になって、そしてそれが手段になってしまっていると、誰であるかとか、どの施設であるとか、どの機関であるかということに関係なく、狙ってくるということ。
テロを起こす側は変化し、そしてテロを押さえ込む側も一枚岩ではない。
今までにない不安が世界を覆っている。
ではゲストをご紹介いたします。
ロシアの軍事安全保障政策に詳しい、未来工学研究所の小泉悠さんです。
おはようございます。
よろしくお願いいたします。
まずは最新ニュースですね。
そうですね。
イスラム国包囲網を巡って新たな動きがありました。
パリの同時多発テロを受けて、過激派組織イスラム国への攻勢を強めているフランスのファビウス外相が27日、ラジオ番組で、シリアのアサド政権軍との連携を示唆しました。
イスラム国との地上戦を戦う勢力として、従来の反体制派などに加えて、政権軍を挙げたものです。
欧米諸国は一貫してアサド政権の退陣を求めており、連携の可能性に触れるのは初めてです。
今のニュースですけれども、フランスの姿勢に、小泉さん、だいぶ変化が出てきたということでしょうか?
そうですね。
一つには、パリ同時多発テロ事件後に、もともとフランスはかなりロシアとの連携に傾いたわけですけれども、やっぱりこの中で、地上戦を戦う勢力でというのがまあ、ポイントだと思うんですね。
結局、すでにずっと指摘されてますけれども、どれだけ空爆を激しくしても、最終的に地上戦しないかぎり、絶対にISは倒せないんですね。
ところがアメリカは、そもそも地上部隊を派遣する気が全くない、クルド人勢力は非常に頑張っているんですけれども、クルディスタンスさえ守れればよくて、外へ出てくる気はないと。
そうすると最終的に有力な地上戦力を持っているのは、ロシア陣営なわけですよね。
ロシア自身は地上戦力を出さないかもしれませんけど、シリア陸軍と、イランが送り込んでくる民兵や特殊部隊、ですから、どこかで、本気でIS対策をやろうと思ったら、どこかでロシア側と歩み寄らざるをえないというのが正直なところだと思います。
構図でいうと、とにかくあさどせいけんというのは、ロシアだけが今まで味方していて、欧米各国は、とにかくここは潰すんだということだったんですが、今回、フランスが、ここの地上軍を使ってでも、イスラム国を潰すと、敵の敵は味方という構図になるということですかね、うまくいくんですか?
ここのところがですね、やはりいろいろと問題がありまして、先ほど、オランドさんの発言にもありましたけども、基本的には、アサド政権は退陣してもらうという方針ではあるわけですね。
それが暫定的な政権として、残ってもいい。
だとしたら、その暫定的な期間、どのぐらいなんですかという話ですが、じゃ、アサド大統領個人には降りてもらうけど、アサド政権閥の人たちは、残ってもいいのかとか、いろんな問題があるわけですし、それから、いろんな暫定政権を作るときに、そのほかの武装勢力入れるとしたら、誰がテロリストで、誰がテロリストではない、暫定政権に入れていいテロリストなのか、武装勢力なのかということも分からないわけですから、そのへんの詰めを巡っては、結構、まだまだもめてくるんだろうと思いますけどね。
そもそもこのイスラム国が今、何を目指しているのかが、よく分からないんですけれども、パリでテロを行うことによって、何が目的なんですかね。
それまで一般にいわれてたのは、イスラム国というのは、比較的、近い敵だけを攻撃してるんだ、つまり現地の政府であるとかを倒して、イスラム法の支配を確率させていってたわけですけれども、だんだん当為的に標的を移し始めてきたわけですね。
まさにこのパリの事件が起きたときというのは、民事で…外相級会談をやっていて、そろそろ本格的にみんなで連携して、対イスラム国対策やりましょうかと言っていると期に、恐らく揺さぶりをかける目的で、今まさに、対テロ戦に足を突っ込みつつあるフランスに打撃を与えたという構図なんだと思うんですね。
ですから、そのイスラム国にしてみても、やはり大連合を作られるとまずいなという思いはあると思うんです。
逆に今回のテロで、大連合の方向に、ちょっとロシア軍機の撃墜なんかもありましたけれども、方向性としては、一致してイスラム国に対じしていこうという、逆にそういう動きですよね、今は。
そうですね。
ですからもともとそういう動きがあったからこそ、今回、トルコの事件みたいなことがあってもまたフランスは元のトラックに戻そうとするような姿勢を見せているわけですよね。
皆さんのご意見を伺いたいんですが、岩田さん。
まさに、同床異夢というか、このアサド政権を、普通妥当だといってた欧米側が、こういう形でロシアと協調しても、その先っていうのは一体、これね、限定、どのぐらいの期間かって出てましたけども、それから地上戦でなければ根絶やしにできないとなったときに、これ、アメリカは及び腰だし、これ、どういう形でね、今後、解決というか、そういう掃討作戦に持っていくのかっていうのは、だんだん複雑な気がしますけどね。
そうですね。
すごく難しいと思うんです。
これは大体シリア情勢を専門に見てる軍事専門家たちが言っているのは、どれだけロシア、イランがてこ入れしても、たぶん、シリア陸軍の力だけで、ISを完全打倒するのは無理であるということは言っているんですね。
そうすると今は大体、シリア政府が国土の2割ぐらいを掌握しているわけですけれども、それが3割、4割ぐらいまでは増やせるかもしれないけれども、いわゆる、国際法上のシリアの領域を全部回復するのは、たぶん無理と。
それから、クルディスタン部分も、クルド人の勢力の部分もたぶん、今さら手に入れた自治を手放さないでしょうから、少なくともいくつかにシリアが分裂することはもう避けられないんじゃないかという見方もあるわけですよね。
中江さん。
今はやはり、ロシアとトルコの対立っていうのが、非常に心配なんですけれども、アメリカのオバマ大統領は、両国が話し合って、事態がエスカレートするのを避けなさいとおっしゃってましたけれども、でもやはり、第三国がやっぱり入る必要があるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
おっしゃるとおりだと思うんですね。
ある新聞の見出しで、オバマと、失礼、プーチンとエルドアンは妥協するには、似過ぎてるという見出しがあったんですね。
つまりお互い非常にマッチョなイメージで国内的に強いリーダーというイメージですので、ここでトルコ側としても、3回も領空侵犯されてもう認められない。
ロシアとしても戦闘機を撃墜されて、自分の国の軍人が殺されて、やっぱりお互い、引くに引けないと思うんですね。
ちょこちょこちょこちょこまだいろんなつつき合いをやってるわけですけれども、そこに、誰かやはり、おっしゃるように、第三者が入ってくれないと、お互い、なかなかこう、じゃあと言って、矛を収めにくい状況にあるんだと思うんですね。
野村さん。
今、小泉さんの話を伺ってて、一番気になるのは、こうやってイスラム国をかなり包囲していきますと、イスラム国の勢力が、やはり、外でのテロ行為に大きくシフトしていく危険性というのがあるような気がするんですよね。
やはり、日本も一応は、イスラム国から見れば、仮想敵国の中のリストに載っているということですから、われわれ自身も、やはり生活の中でしっかりとテロ対策というものを意識していくことが必要なのかなと、そういう印象を受けましたですね。
いかがですか?
そうですね。
まさにそのパリ事件は、そういう構図の中で起こった事件なわけですから、当然、日本も無縁ではいられないと思いますね。
今やっぱり、チュニジアとか、アフリカのほうで、そういう事件、ずいぶん起こってきてますので、やっぱり世界はそっちにも注目していく必要があるでしょうね。
そうだと思いますね。
小泉さん、ここまでです。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
さあ、続いて、ちょっと平和な光景をね。
そうですね。
見ましょう。
番組冒頭でも少しお伝えしましたけれども、京都の紅葉です。
京都を訪れる外国人の急増で、紅葉を観賞する一部の観光客のマナーが問題となってきましたが、最近は、ある変化が見られるようになっているということなんです。
一体どういうことなんでしょうか、中継です、増井さん。
真っ赤に色づいたモミジが美しい。
ここ、京都・嵯峨野でも紅葉の見頃を迎えています。
おはようございます。
けさは京都・嵐山に程近い、嵯峨野の常寂光寺に来ています。
辛坊さん、紅葉がきれいですよね。
いやぁ、きれいですね。
ちょうどいいタイミングで、気温が下がってね、モミジがぐっと色づきましたよね。
そうなんです。
ここ数日でもうきれいに色づいたということなんですね。
こちらのお寺、京都の紅葉の名所の中でも、特に有名で、200本もの木がこの秋になると、色づくということなんです。
日本全国からはもちろん、海外からの観光客の方も、数多く訪れるという場所です。
そしてこの常寂光寺、もともと、有名なお寺ではあるんですが、あることがあって、その名をとどろかせることになりました。
それがこちらです。
そうだ京都、行こうのポスターになったんです。
いつでしたっけね?これね。
こちらですね、そうだ京都、行こうというのは、1993年から続いていまして、その最初の年の開き、京都の秋を代表するお寺として選ばれたのがここ、常寂光寺なんです。
紅葉なんてどこにでもあると思ってました。
しつれいしましたなんて、すてきなスローガンですよね、辛坊さん。
常寂光寺のモミジは特別ですよね。
そうなんです、どこにでもあるものじゃないんです。
じゃあ中に入っていきましょうか。
こちらの門、仁王門といいまして、いまからおよそ650年前に建てられました。
この歴史ある門をくぐると、中には、すばらしい紅葉の世界が広がっています。
では目の前に50段ほど石段がありますので、ゆっくりと上りながらお話します。
こちらのお寺ですね、今から400年ほど前の安土桃山時代に建てられたといわれているんですが、そのころから、この緑のこけが境内には一面に生い茂っているんです。
この時期になりますと、そのこけの上に、イチョウやモミジの葉っぱが落ちて、それがまた情緒豊かな光景になっているんです。
森さん、こうやって足元を見るのも、またきれいですよね。
確かにね。
上も見て、下も見てって、本当風情があって、いいですね。
そうなんですよ。
しかもこのお寺、小倉山の中ほどにあるんですけども、小倉百人一首が選ばれた場所としても有名なんです。
さあ、話しているうちに、階段の上までやって来ました。
先ほどまでは下から見上げていた紅葉ですが、もう手の届く範囲にきました。
けさの京都市は、最低気温が4.3度と、冷え込んでいたんですが、このもえるような真っ赤なモミジを見ていると、その寒さも少し和らぐような気がします。
そしてけさは、常寂光寺のご住職にも来ていただきました。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ことしの常寂光寺の紅葉はいかがですか?
ようやく、気温が下がって、本来の色になってまいりました。
この美しい紅葉を残していこうと、活動もされているんですよね。
地元の方々と一緒に、小倉山にモミジとアカマツを植林いたしております。
そうなんですね。
そしてですね、この京都ですが、ここ数年で、外国人観光客の数が急増しているんですね。
去年、おととしと100万人の大台を突破。
そして去年は、過去最高の183万人が宿泊していまして、京都市によりますと、ことしはさらにその上にいくといわれているんです。
ですが辛坊さん、外国の方が、この日本の紅葉をどのように見ているのか、ちょっと気になりますよね。
そうですね。
昔々に、アメリカ人と話してたときに、うん、ただの枯れ葉じゃんって、言ってた人がいましたけどね、みんながみんなそうじゃないでしょうね。
ちょっとこちらをご覧ください。
こちらは世界最大規模の旅行サイト、トリップアドバイザーの常寂光寺の紅葉を見た人の書き込みなんです。
タイの方は、私の前に立っている色鮮やかな木々は、かなり不思議だと、お寺の紅葉を表現。
そして別のタイの方は、モミジの葉の美しさに、私は泣きましたとあります。
さらにオーストラリアの方は、この寺は嵐山の中で最高の場所。
とてもお勧めですと、皆さん、紅葉に感動したというコメントを残しているんです。
もう今、外国の方もそういう感性がきっとね、芽生えてきてるんだと思いますよ。
伝わってましたね。
さて、この紅葉は今週末がまさに、見頃です。
この情緒を感じに、ぜひ京都にいらしてはいかがでしょうか。
以上、京都から中継でした。
いやぁ、このね、紅葉中継って、タイミングが難しいんですよ、かなり、クレーンの手配で時間もかかるんで、この週末、気温があったかいままだったら、もう。
また全然違ったでしょうね。
どこに紅葉があるかって。
きょうはすばらしい紅葉をご覧いただけてよかったんじゃないかと。
本当ですね。
さあ、続きましてはこちらです。
オープンしたばかりなんですが、店内はすでに満席になっています。
さらにお店の前には、行列も出来ているんです。
おととし4月のオープンから2年半以上が経過した今も、近大マグロのお店は大人気。
きょうは着合い入れて、早く来ました。
すごく新鮮な感じで、ぷりぷりしてて、おいしかったです。
近大マグロで成功を収めた近畿大学が、次なるベンチャーを起業。
それは。
ナマズ?今月、近畿大学はウナギ味のナマズの産業化を目的とした新会社の設立を発表。
多くの報道陣が詰めかけた。
気になるそのお味は?
弾力があって、ウナギよりもさっぱりしています。
おいしいです。
大学の研究成果を活用して、続々世に打って出る大学発のベンチャー企業。
東京大学が仕掛けるのは、食品などの製造・販売。
これが大ヒットして、株式時価総額、なんと1400億円?日本で最も新しい電気自動車のメーカーは、京都大学発?さらに、ベンチャー界でも早慶戦が勃発?アベノミクス戦略の一つにも盛り込まれた大学発ベンチャーは、
きょうのニュース鑑定は、このお値段からぽん。
ご覧のように37億円。
意外ともうかってます。
すごいですね。
これ何かというと、例の近大マグロですわ。
近大マグロのベンチャー企業の1年間の売り上げ。
すごいですね。
すごいですね。
大阪だけじゃなくて、銀座の…の所にも、お店がありまして。
行きました?
行きました。
おいしかったです。
結構な大行列が出来ているというぐらいで、で、この近大マグロだけではありません。
大学発ベンチャー、花盛りということで、ご覧ください、例えばね、これ有名ですけれども、東京大学発ベンチャーのユーグレナという企業は、現在、ミドリムシで、株式時価総額1400億円という、ビッグビジネスになりました。
大したもんですね。
それから、京都大学のGLМという電気自動車の会社は、もう海外も注目ということで、今ですね、サウジアラビアや台湾の政府系ファンドが出資をすると。
これは将来性があるというふうに見込んで、ご覧のような、かっこいいじゃないですか。
かっこいい。
で、ベンチャー企業とは、そもそも何か。
よく聞きますけどね。
よく分からないという方が多いと思いますが、ベンチャーは英語でアドベンチャーと同じですね、ことばとしては、冒険、冒険的なとうき、実は1970年代に経済産業省の前身の通産省がですね、技術はもとよりビジネスモデルも含めて、新しいことに取り組む企業のことを、ベンチャーというふうに定義をいたしました。
そして大学発ベンチャーの定義ですが、これは文部科学省ですけど、大学から生まれる研究成果を活用して起業したものが大学発ベンチャー。
近畿大学ではありません。
ベンチャー早慶戦、ぽん。
ベンチャー早慶戦ということで、早稲田大学の米対慶応大学のお肉。
なんだろ、でもこれは普通のじゃないんですよね。
まあ、対戦しているわけではないんですけれども、慶應大学発のベンチャーのお肉というのは、どういうことかというと、こちらですね。
理工学部の鈴木先生と鈴木研究員が設立して、主な業務は味覚データを提供。
どういうことかというと、どんな状態でどういう保存をすると、一番お肉がおいしくなるかというのを、これうまみ成分から分析をして、それで、こうしたらおいしいお肉がお客様に提供できる、それを利用した、鳥山畜産鳥山食品の、鳥山社長によると、これを利用して売り上げが3倍になったと。
すごい成果ですね。
対する早稲田大学、こちらです。
早稲田大学のベンチャーですね、2003年、環境エネルギー技術総合研究所の山川研究員が設立をして、ソフトスチームという特許技術を使ってお米を加工することによって、少量でもふっくら短時間でおいしいごはんができると、こういうのを開発したところ、これが年商今大体5000万円ぐらいで、特許料が、大学、それから埼玉県などにもともとの出資者ですね、ここに分配されているということだそうでございます。
すごいいろんな工夫をして。
大学発ベンチャーって、今、結構な数になってましてね、ご覧のグラフを見ていただくと、今から25年ぐらい前ですね、1990年、僅かに55社だったんですが、急激に増えて、リーマンショックのあとちょっと停滞気味ではありますけども、現在、1749社もあると。
いつから増えたかというとですね、2001年に大学発ベンチャー3年1000社計画というのを打ち立てて、どどどどどっと、出来た。
こういう構図になっております。
どういう大学が企業を作っているかというと、こちら、一覧表、ベスト10を挙げてみましたが。
やっぱり東大ですね。
さすが、東大、京大、阪大。
いわゆる一つの一流どころがずらっと並んでおります。
特徴的なのが、私学が弱いですね。
早稲田が5位に入っているだけで、あとは全部国公立、どうしてかというと、一つ、背景にあるのは、恐らくこれじゃないのかなと、国公立、お金がない。
あの山中伸弥教授ですら、マラソン走って、研究資金を集めようというぐらい。
これ、有名ですもんね。
これ、いつからそんなことになったかというと、国立大学がいわゆる独立行政法人みたいな形で、国立大学法人っていうような形で法人化されましたね。
それから年々、運営費が減らされてきているんですよ。
ここちょっと伸びたように。
ここなんか伸びてますか。
これは数字のマジックで、東日本大震災のあと、公務員の給料をちょっと一時的に下げたことがあって、どんと下がって、元へ戻したんですが、つまり、これを見ると実はここ、継続的にずっと実は下がっているという状況の中で、研究費がないと、国公立の大学、研究費がないと、じゃあ自前で集めようということで、大学発ベンチャー。
で、大学発ベンチャーということで、こんなメリットがあります。
当然のことながら、研究者は、研究費も企業で売り上げを上げながら、研究が続けられると、その大学発のベンチャーが成功すれば、大学の人気も上がると、例えば北海道大学なんかは、特許料の収入だけで2000万円近くあると。
いいことがすごいたくさんあるんですね。
ところがですね、いいことばっかりじゃないんですね。
こういうこともありまして、例えばこれ、鳴り物入りで当時、大きなニュースになった、こちらですね、千葉大学のベンチャー、みらいという、野菜工場です。
すごいニュースになりました。
現状、どうなってるかというと、ことし6月、民事再生法の適用申請、負債総額10億9200万円という、そこそこ大きな倒産劇になってしまいまして。
必ずしもうまくいってるとはかぎらないですね。
売り上げも5000万円未満、43.5%、作業員5人未満57.5%、創業5年未満では、54.1%、半分以上がもうかってないという状況なんで、どうしてこんなことになってしまっているのか、専門家に。
市場はどうなのか、コストはこれでいいのか、性能・信頼性に対して、これで売れるのか。
研究をする能力と、やっぱり経営する能力っていうのは、ある程度、分かれてくるので、経営になかなか向いてない方が多いというのは、ある程度、言えるのかなと思います。
平たくいうと、武士の商法ということばが昔ありましたけど、明治の初めにね、もともと商売やるつもりで大学入ってないので、研究者がイコール優れた経営者かというと、なかなか両立するのは難しいと。
実際も利益相反って書きましたけれども、大学としては学術的な研究を求めたい。
企業は当然、もうかるものをと思いますね。
ここにまあ、反するものが出てくる可能性がある、いや、企業としては、打ち合わせや会議、いやいや、そんなことよりも、大学としては授業優先しろよという話になると、なかなかうまくいかない。
さらにですね、こういう問題もありまして、起業後で、何かすばらしい知的財産を作ったと。
だけど、それって一体どこに所属するんだっていうようなことも、そんなに明確なルールがあるわけではないということで、このあたり、やっぱり野村さん、整備必要ですよね。
そうですね、特に知的財産の帰属については、日本はもともと、そのルールが不明確なところもありますので、あらかじめきちっと合意するということができないと、先に進まないかなっていう気はしますね。
例の発光ダイオードを巡って、大きな訴訟がずっと継続してたりとかいうこともありましたんで、このあたりのルール作りは必要、急務かなと思いますが。
そんないろんな問題もあります。
メリットもあります。
そんな中で、成功している例、1つ、このスタジオで、実例をしてみたいと思います。
森さん。
こちらに用意しましたのは東京理科大学発のベンチャー、イノフィスのマッスルスーツという製品です。
これでも何年か前に、五十嵐君が、このスタジオでやりませんでした?
そうなんです、7年前に一度、紹介したことがあったんですけれども、それはまだ、完成品ではなくて、研究中のものだったんですね。
これはもう完成品、市販品?
これはもう完成品で販売されているものなんですけれども、これ、どういうものかといいますと、重い物を持ち上げる動作を補助してくれるというものなんですね。
こちら、2001年に研究・開発がスタートいたしまして、2010年に基礎となるものが完成。
起業したのは2013年の12月です。
販売が去年の11月から。
ちょうど1年ぐらいということですね。
では、どれだけ重たい物を補助してくれるのか、きょうは実験してみます。
こちらに米30キロあります。
重い!
これをまず、私、何もつけない状態で持ち上げます。
辛坊さん、ご存じだと思いますが、私はすごくか弱いんですが。
そう見えないところがあるな。
そんな簡単に着られるもんなんですか?
もうこれ、販売されていまして、5キロくらいのものなんです。
ですからこのようにして、簡単に背負うことができます。
つけ方も簡単でして、ここに、腰にベルトがあるので、これをまず止めます。
ここでしっかり固定します。
それから胸のところにも、マジックテープが付いていますので、このテープをつけます。
このようにつけます。
それから足も前に持ってきまして、安定感が増すんですね。
そこで支えるんだ。
ここにこのようなマウスピースがついているんですが、ここに息を吸ったり吐いたりすることで、後ろに積んである人工筋肉が伸び縮みするようになっているので。
吐くとどうなるの?
吐くと筋肉が緩む。
吸うと、ぴーんと筋肉が張ったような感じになるんで、補助してくれるんですね。
それがスイッチになってるんですね。
はい、そうなんです。
それ、実演しながらはしゃべれませんね。
しゃべらないで。
しゃべらずに。
吸いますね、まずね。
えっ、吸うんですか?
はい、まず吸ったら。
吸うと伸びるんですね。
今、もう、それ緩んだ状態なんだ。
はい、そうです。
分かりました。
吸ったときにスイッチが入る感じです。
いきます。
さっき、持ち上がりませんでした。
あれ?スイッチ入んない。
もう一回やります。
ああー。
逆に、1回目、失敗したからよく分かった。
やっぱり、スイッチ入らないと持ち上がらないんですよ。
そうなんです。
もう1回やりますか。
吸ったときに補助してくれます。
後ろで、上半身を引っ張り上げてくれるということ。
そうなんです。
しかし、それ30キロじゃなくて、それ、介護の現場なんかで使うやつでしょ。
そうなんです。
ちょっと岩田さん、持ち上げてみましょうか。
ちょっと、それは無理?
0.1トンに近いよ。
このそういった介護の現場で人を動かしたりするときに。
市販されてるって、今、どのぐらいで出てる?
これは60万円で販売されているんですけれども、去年11月から販売しまして、去年は800台、半年間で800台、売れたんですね。
今年度の目標は2000台。
来年以降は、海外での販売も視野に入れているということなんです。
結構な台数出てるんですね。
もしかすると、この大学発ベンチャー、日本の将来を支える大きな柱になるかもしれません。
続いてこちらです。
24時間、世界中でやむことのないサイバー攻撃。
見えない脅威が迫っています。
こちらの画面をご覧ください。
日本列島に世界のさまざまな国から、ものすごい数の矢印が降り注いでいます。
実は、この矢印が表しているのが、サイバー攻撃なんです。
インターネットなどを経由して、国の機関や企業に侵入し、システムを破壊したり、情報を盗み出したりするものです。
近年、そのサイバー攻撃が、国家そのものを揺るがす脅威となりつつあります。
日本はそんな時代に対応できているのでしょうか。
日本の課題について取材しました。
アメリカの高速道路を走る車。
雨も降っていないのに、突如、ワイパーが動き始めた。
運転席の男性はなんの操作もしていない。
さらにブレーキを踏んでもいないのに、高速道路上で急にスピードダウン。
ついにはブレーキが利かなくなり、車は土手の下へと落ちていってしまった。
実は、これはアメリカで行われた実験の映像。
この車には、最新の道路情報などをインターネットから手に入れるシステムが取り付けられており、2人の専門家が、別の場所からパソコンでそのシステムに侵入。
車を自在に遠隔操作して見せたのだ。
近い将来、自動運転などが普及したときに、悪意ある人間が、外部からネットを介して、自在に車を操れたとしたら、この映像は、世界に衝撃を与えた。
インターネットなどを経由して、ターゲットのシステムに侵入し、機密データの抜き取りや破壊活動を行うサイバー攻撃。
さまざまなものがインターネットにつながる時代、その脅威は高まりつつある。
そしてその脅威は、安全保障の分野にも及んでいる。
2010年、イランの核濃縮施設で異常が発生し、濃縮ができなくなった事件。
後に、アメリカとイスラエルのサイバー攻撃によるものだったと報じられた。
また、2007年にイスラエルがシリアの核関連施設を爆撃した際には、あらかじめ、サイバー攻撃でシリアの対空レーダーを機能不全にする手法が使われたとされている。
ことし9月の米中首脳会談でも、オバマ大統領は、中国政府の関与が疑われるサイバー攻撃の問題を、南シナ海問題と並ぶ最重要テーマと位置づけた。
サイバー攻撃に対する防衛策、サイバーセキュリティーは、今や国家の重要課題となっているのだ。
もちろん日本にとってもひと事ではない。
これは、日本に対するサイバー攻撃の様子を、リアルタイムで表示するシステム。
ものすごい数の矢印が、世界中から日本へと降り注いでいる。
去年1年間に日本の企業や官公庁に行われた攻撃は、実に256億回。
前の年に比べ、倍増した。
しかもこれは、国の機関が設置したセンサーが感知した数にすぎず、実際の攻撃の数はこれをはるかに上回るという。
身近なところでは、ことし5月、日本年金機構のシステムがサイバー攻撃を受け、125万件の個人情報が流出した問題は記憶に新しい。
官民問わず、一刻も早い対応と危機管理が求められるサイバー攻撃は、まさに、今そこにある危機なのだ。
そんな中、先月末に開かれた情報セキュリティーの展示会は、多くの人で熱気を帯びていた。
展示されていたのは、不正アクセスや情報漏えいを未然に防ぐ最新技術。
中には、こんなものも。
こちらは机に取り付けるシャッターになっていまして、これを下ろすと、こちらで指紋認証をしなければ、シャッターを開けることができません。
意識の変化ってありますか?
かなり高いです。
情報ためておくところも、外部とはちょっと違う所にためていたりとか、そういった対策はしてますね。
今回の特徴は、マイナンバー関連の出展が至る所で見られたこと。
ハード、ソフトを問わず、より強力な防衛策を必要としている企業は多い。
自衛隊での通信や暗号化の業務を経て、現在、サイバーセキュリティー技術の第一人者ともいわれる名和利男氏。
展示会で行われた講演には、1400人が詰めかけ満席となった。
その名和氏は、日本の抱える重大な課題を指摘する。
日本は安全な国で、あまりよろしくない言い方すると、平和ぼけだった。
そのために必要なノウハウが、これまで作ってこなかったということです。
攻撃側の状況を理解して、それを行うというための、そういうリスク管理ができるような技術者っていうのは、非常に少ないっていうふうに言わざるをえないです。
国家の安全保障にも関わる重要課題、サイバーセキュリティーだが、実は日本では、対応が進んでいるとはいえない。
国家を危機的な状況に追い込みかねない日本の課題とは。
内閣府は去年、日本の情報セキュリティー技術者、26万5000人のうち、6割が能力不足で、量的にも、8万人が不足していると発表した。
ほかの先進国に比べ、決して進んでいるとはいえない現状。
人材発掘と育成が急務となっているのだ。
先月、東京で行われたあるイベント。
フェイスブックやインテルなど、名だたる企業で活躍する専門家の熱弁に聞き入るのは、若手の社会人や学生たちだ。
サイバーセキュリティーに関する仕事の内容や、求められる能力をテーマにしたこの講演会を開いたのは、内閣官房に設けられた専門組織、NISCだ。
若い人たちにぜひ興味を持っていただいてですね、こういったイベントを契機にして、サイバーセキュリティーを学んで、そしてサイバーセキュリティーに関する仕事にぜひ就いていただきたいというように思っています。
日本では、技術者の待遇も課題となっている。
欧米では、年数千万円という高額報酬も珍しくないが、日本の技術者の給与はそれほど高くはない。
人材発掘や能力の向上も重要なテーマだ。
日本ではサイバーセキュリティーの技術を競う、セクコンという大会が毎年開催されている。
技術者全体の能力の底上げを目的にしており、決勝大会では、企業や観光庁が優秀な人材をスカウトするという。
今月、神戸で開かれたそのセクコン。
ちょっと変わった趣向で行われていた。
参加者は、なんとすべて女性。
それにアニメのポスターも?実はこの大会、近未来を舞台にサイバー犯罪者と戦うすご腕女性ハッカーを主人公としたアニメ、攻殻機動隊とコラボ。
そのストーリーにちなみ、参加者を女性限定としたのだ。
競技は初心者向けで、さらに第三者にも分かりやすく見せる工夫も。
競技で出題されるクイズの回答を、参加者が入力すると。
不正解の場合、矢印がはじかれ、正解の場合には円を突き抜ける。
アニメの世界観に合わせた未来をイメージさせる演出だ。
この大会のねらいはどこにあったのだろうか。
今、誰が1位かとかですね、どういった問題が解かれているのかということを、たくさんの人に楽しんでいただく。
こういったものをやりたいっていう人たちが、若い人たちが出てきて、そういった人たちがまたそのサイバーセキュリティーの分野にどんどん入ってこれる、そういう流れを作りたいなと。
非常に演出もスタイリッシュな感じですね。
楽しいですね、あれ、見てるだけで。
競技中はあまり見れないですけど。
気軽に参加できて、すごい楽しかったです。
まだまだ技術力足りないなぁって、すごい痛感ですね。
サイバーセキュリティー分野の立ち遅れを克服するためのユニークな試み。
今後、人材不足という国家的課題を乗り越える鍵はどこにあるのか。
国の研究機関の室長も務める井上氏は。
こういう大会と、そこから育つ人、そういう人たちが社会に羽ばたいていくっていうような、サイクルを回していくということが非常に重要だと思っています。
政府であったりとか、あるいはこういう地方自治体、そういったところでいろんな形でサポートをしていただいて、官民一体になってサイバーセキュリティーの人材育成に関しては、走っていかないといけないというふうに考えています。
ではゲストをご紹介します。
サイバーセキュリティー問題に詳しい、国際社会経済研究所の原田泉さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今、VTRの中にもありましたけども、もう、ことしに入ってから、いや、ここ近年ですね、ご覧のように、いろんな所でサイバー攻撃で被害が出てるんですが、日本における最大の現状の問題点は、原田さん、どうお考えですか?
やはり一つは、人材の不足ですね。
今のVTRにあったような。
それから今世界各国は、軍と情報機関がサイバー空間を、テロ事犯を解決したり、攻撃を防いだりと。
そういう、いろんなところの機関の連携っていうのはできてないんですか?
サイバー空間の国際秩序が大きく変わって、ご存じのような、スノーデン事件がありましたね。
スノーデン事件が起きる前は、米日欧は、皆一丸となって、サイバー空間を技術で国境のない世界にしようと。
それが、それに対してロシアや中国や途上国は、国の主権を守っていこうと。
一方で、それは検閲なんかを固定するんですけど、ところがそのスノーデン事件が起こったあと、欧州にですね、なんだ、アメリカは、俺たちのことをサイバー空間で秘密を取ってるじゃないかと。
CIA等が、全世界の情報を収集していてっていうのを、全部表に出してしまった。
けしからんなと言っていたんですけれども、また今般のような、フランスの事件が起きます。
そうすると、アメリカや英国の情報機関の、サイバーを利用した情報機関の情報が頼りになってしまうんですね。
だからオランドも、この間オバマに言って、情報共有しましょうと、そういう情報をくださいなということです。
ですからその日本も、今度、オリンピックがありますから、そういう情報をもらわないといけない。
情報をもらうには、日本の情報の体制をよくしないといけない。
ギブアンドテイクのギブの部分がないから、テイクの部分も得られないと。
そうです。
現実に国際社会、厳しいことになってまして、中国や北朝鮮などはですね、攻撃、コンピューターを攻撃する部隊を、現実にもう、編成しているという、そんな時代ですが。
今、こういう攻撃ができるのは6か国あって、アメリカ、中国、ロシア、北朝鮮、イスラエル、イランなんですね。
この6か国は攻撃できるんですね。
でも日本は、専守防衛ですから、攻撃については、できないですけども、守りをもっともっと固めないといけない。
中江さん。
やっぱりサイバー攻撃って、目に見えないだけに、やっぱり逆に怖いというか、そういった部分がありますから、意識の中で、見えないものとして、どう対処していくか、そういう意識を持つってことは、非常に大事なんだなと思いますね。
VTRにもあったように、今後、IOT社会ですね。
すべてのものがインターネットにつながる、そうすると、すべてのものに対して、サイバー攻撃が可能になってしまうんですね。
そうすると、すごく社会的な影響力が大きくなる。
それをどうやって防ぐかというのが、今後の大きな課題になると思います。
野村さん、えらい時代になってきましたね。
そうですね。
私は日本年金機構の情報漏えいのときに、調査委員会の事務局長やってまして、このサイバー攻撃、ずっと調査してたんですけども、やはりこの段階から急激にサイバー攻撃のレベルが上がってるんですね。
波状攻撃といってもいいぐらいの、ちょっと私たちが日常感じていないものが、ものすごい攻撃力に変わってきているという状況があるんで、やはりきょう、お話があったような形のセキュリティー対策、本当に重要だなというふうに思いました。
この事件があって、日本の企業の経営者たちの意識も上がって、やはり社会全体が、サイバー攻撃に対して、意識を高めて、国全体として、
いまだに携帯電話の機能も岩田さん、全部使えないわれわれとしては。
もう、なんか。
でもね、さっき車の話も出てましたけども、今、外から全部家電とか防犯とか、なんか家のチェックできるってなると、こういったこともハッカーでやられたときには、どういうふうになるのかなっていうのが、すごく心配になりますよね、やっぱり。
電力網なども、全部今、コンピューター管理ですから、そのあたりに大規模な攻撃を仕掛けられたら、インフラが全部止まるということもありえますよね。
ありえますね。
だから、IOT社会でもつながないものもあってもいいかもしれな来週こちらです。
景気減速、人件費高騰の中国。
日本企業の撤退が相次ぐ中、2015/11/28(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]

そうだ、京都…紅葉!見頃ピーク生中継〜激増外国人にこの感動は伝わる?▽テロ包囲網に亀裂?ロシア機撃墜が落とす影▽一気に「冬がはじまるよ」週末天気は?蓬莱解説

詳細情報
出演者
【出演】
辛坊治郎
森麻季
増井渚(読売テレビアナウンサー)
【ゲスト】
岩田公雄(学習院大学特別客員教授)
中江有里(女優・作家)
野村修也(中央大学法科大学院教授)
小泉悠(未来工学研究所客員研究員)
原田泉(国際社会経済研究所情報社会研究部長)
番組内容
パリ同時テロから2週間。トルコによるロシア機撃墜という事態は、対テロ包囲網に暗い影を落とし、シリアの内政事情も絡んで米ロ間にも亀裂が入りかねない状況です。テロの不安が広がる中で混沌とする包囲網…その今後を考えます▽古都・京都は紅葉の季節見頃がピークを迎え、外国人観光客の姿も多くみられます。紅葉が織りなす色彩のグラデーション…その魅力は外国人に伝わっているのでしょうか。生中継でお伝えします。
おしらせ
内容は予告なく変更する場合があります

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