さんまのまんま【ゲスト:西加奈子】 2015.11.28


(高橋)あぁ〜!
(犬山)きゃ〜!
(さんま)今日は直木賞作家か。
えぇ〜。
西加奈子さんが来てくれますので。
ピンポーン!
(インターホンの音)いくつぐらいや?
(西加奈子)こんにちは。
これはこれはどうも。
こんにちは。
はじめまして。
よろしくお願いします。
さんまさんだけ想像したらどうしても笑っちゃうんです。
何でやねん!あっははははっ。
ボロボロこぼしてる。
えぇ〜関西ですよね?大阪です。
あっ大阪。
どこなんですか?大阪の和泉市って南のほうなんですけど。
そうなんだ。
生まれは違うねんな。
生まれはイランっていう。
イランやな。

(観客)えぇ〜!そうなんですよ〜。
何歳までイランにいたの?イランは2歳でその後でも1年から4年の終わりまでエジプトにまた行ったんですよ。
・へぇ〜。
みんな優しい。
あっ「サラバ!」はエジプト行ったからか。
そうです。
読んでいただいたんですか?違う。
これすごい縁で。
ありがとうございます。
いやいや。
俺ね新幹線で帰り何かおもろい本ないかなと思って本屋に寄って。
ほいで「直木賞作家西加奈子」?あぁせやせや。
こいつ何か取ったとか言うとったなと思って。
「こいつ」。
大丈夫ですはい。
それでもう驚くのが帰りこれ読もかと思ってパッと開いた所に「明石家さんま」って。
えぇ〜〜!書いてます。
「明石家さんま」書いてます。
エジプト人が…。
あのページ開いたんですか?あのページ開いたんです。
それでパッてめくったら「エジプト人がわかる日本語は明石家さんま」。
はい!はい!・えぇ〜。
ほんまなんですこれ。
エジプトで誰かが教えたんでしょう。
「明石家さんま」がわかるって。
俺は俺の話いっぱい出てくるなと思って。
(笑い)ほんで買うて帰って。
それで見たらその1行だけ名前。
「明石家さんま」。
何じゃこれ。
これ何じゃこれと思って。
すいません。
いや「すいません」じゃない。
開けた所に「明石家さんま」が入ってたのには驚いて。
ほいでこの人大阪弁の使い回しうまい人やな〜と。
いや〜!どうした?さんまさんがそんなん言うてる。
ファーッファーッ!すごいですよね。
いや〜怖い怖い怖い。
いや怖くない。
いや今日死ぬわうち。
ははっ!ほいで全部読んだんですよ。
いや〜!上下ですよ。
上下ちゃう。
他の本も。
えっ私の他の本を?いや〜どうしよう!・えぇ〜。
ほんまに死ぬんちゃうか今日。
えぇ〜うれしい!それで聞いてらっしゃいます?あの〜「漁港の肉子ちゃん」。
あれ吉本に言うて「映画の権利押さえ」いうて。
そうですそれ!言っていいんですか?全然いいですよ。
さんまさんが買ってくださったの?俺が吉本に買うて押さえとけと。
さんまさんが監督してくださるんですか?いやしませんしません。
あぁ何や〜。
プロデュースみたいなことはしようと思って。
ただ太って面白くて芝居がうまい人をキャスティングせなあかんやんかあれ。
はいはいはい。
ほんで子役。
うん。
大阪弁のうまい子役探さなあかんねん。
これはかなりのオーディションで選ばなあかんから。
オーディション参加されるんですか?多分。
えぇ〜すごい!いやすごくない。
今日ちょっと…。
いや〜。
その2人さえ見つかりゃあれは大丈夫なんで。
何かそのお話を電話で伺ったときさんまさんが読んでくださって気に入ってくださってるらしいって聞いたときうれしすぎてテンション逆に低なったんですよね。
「いやぁ〜!」とかじゃなくて「あぁほんま〜」みたいな。
ほんで切ってからあかんあかんあかんってなって。
家うろうろして。
さんまさんが読んだんやみたいななりました。
そしたらえぇ〜またね…。
えっテレビの台本は書いたりするんですか?私しないです。
あっもう原作だけ?プロの方にお任せで。
もう何のリクエストもないです。
あぁ〜そうなんだ。
そうですもう一切。
「漁港の肉子ちゃん」を映画に…。
「台本どうでっか?」って言うたら?えっいっあっ…だめですだめです。
何が?さんまさんちょっと黙ってください。
何…。
あかんあかんあかんあかん。
私そういうのほんと全部お断りしてるんです。
黙ったら個性死んじゃうから。
さんまさんに言われたらやってまいそうになるから言わんといてください。
私やらないです。
ファーッ!だめです。
ちょっと黙ってください。
ファッ!さんまさんなんかうちお札の人みたいな感じなんですよ。
何か人間っていう感じがしない。
僕ですか?人間…うん。
何て言ったら…。
おっきいお祭りみたい。
何て言うの?
(笑い)わかります?わかるよね。
中身はお祭り?何て言うの?そう。
ねぷたとか岸和田のお祭りをここで見てる感じです。
だんじりとか。
うん。
祭りっていうのは今日思ったんですけど。
前から何かさんまさんっていろんなお話伺ったりテレビで拝見してるかぎり輪廻転生しない方やと思ってて。
ほはははっ!何かこれがもう最終?最終。
何て言うの?さんまさんが生きてく命のために何万年続いてきた命あるじゃないですか。
生まれ変わって生まれ変わって。
はいはい。
それの最後な気がするんです。
最後。
俺前世とかず〜っときて。
そう最後なの。
その人の最後なのか。
そう。
だからその命たちが「最後やぞ〜!」って。
これで命最後でもう祭り。
何か寝させられないと思う。
えっ?何かその命たちが「寝さすか〜!最後や〜!」。
「起きとけ〜!」言うて。
「最後やぞ〜!しゃべれしゃべれ!」。
それはね西さん当たってます。
ほんと?僕ねたまに朝5時ぐらいにうとうとっとしとったときにあかんあかん!おいおい〜何かおもろいこと起こったらどないすんねんお前〜。
ほら!それは命がさせてるんですよ。
今までの命たちが。
もうこれで最後やから。
さんまさんの命を借りて。
借りていろんなものを見さそうとしてるんだ。
そう。
もうそんな気がします。
はぁ〜!終わりですよこれで。
これで俺終わり?俺のホモサピエンスは終わり。
終わり!
(笑い)光栄です。
もう最後にお会いできて。
そう思っていただいてるんだ。
そうですもう。
ありがたい…。
ほんとに尊敬してます。
いえいえもう〜あの1行でこうして出会ったわけですからね。
もうほんと光栄です。
だから又吉とかとは仲がいいんでしょ?はい仲良くさせていただいて。
お互い本を読み合ったり。
そうですそうです。
たまにお食事もさせていただいたり。
さんまさんのお話も伺ったりして。
あっ又吉から。
はい。
もう〜ほんますごい方やっていうことを。
いやすごくない。
あいつはね俺いっつも…。
俺の表現を「スペイン人の10人分」って言うんですよ。
(笑い)スペイン人…。
ほら祭り!祭りですか。
もうお祭りだ。
はははっ。
うん。
お祭りの民族。
もう全部来たんですよ。
全部来たの?全部来た。
ほんとね今お祭りに来てる気分ですもん。
あっそうなの?ほんとに。
うん。
今日お土産があってあの〜さんまさんのイメージのね…。
うん。
葛飾北斎お好きですか?北斎って。
あんまり?いやいや。
あっ北斎やな〜っていう感じです。
北斎ね…。
・あはははは!ちゃう…非常に北斎先生には申し訳ないですけどもああ北斎か〜っていう感じ。
でも絶対合います。
北斎と俺?北斎ねめっちゃ頭おかしいんですよ。
ちょっ…。
・あっははははは!西さん僕頭おかしくない。
いやいや…。
ちゃんと人と会話できるしあの〜そんな襲うわけでもなけりゃ「こんにちは」言うたら「こんにちは」って言えます。
いや何て言うのかな。
お笑いっていうことに人生懸けられてるじゃないですか。
まあ一応仕事ですしね。
一応じゃない!おかしいですって。
おかしい。
北斎もね…「北斎」って雅号で5年間ぐらいの名前なんです。
いろいろ雅号があって。
あぁ〜なるほどなるほど。
90まで生きられてて最後の雅号が画狂老人卍っていうんですよ。
画に狂った老人卍って。
へぇ〜。
すごいでしょ。
ほんでほんとにさんまさんもそうなると思って。
笑狂…笑狂老人さんまみたいな。
初老老人?笑狂。
笑に狂った老人さんま。
笑狂老人さんま。
・あぁ〜。
「あぁ〜」じゃないねん。
狂ってない狂ってない。
いやいや。
食うためにやってんの!えっ?やめたいですか?でもお笑い。
いや〜だからやめようと…60で引退しようと思ってました。
50ぐらいのときは。
でもおやめになれないでしょ。
今のところやめられないっていう感じなんでそれでやめてないんですけども。
でも北斎も90まで生きて90で描かれた絵とかもう異常にすごくて。
それとか自分で老眼鏡作ったりして描いたんですって。
へぇ〜!で90で亡くなるときに「後5年あったら俺は本物の画家になれた」って言って亡くなったんです。
う〜わかっこええな〜。
さんまさん言いそうじゃないです?100歳とかで「俺後5年あったらもっとおもろいことできた」とか。
そや「もっとおもろいことできた」多分そうして死んでいくと思う。
ほら!ほらほらほら。
いや「ほらほら」…。
(笑い)ほら〜!だから北斎ほんとさんまさんちょっと会うてほしい。
すっごい面白い方で。
へぇ〜いや読んでみますよこれ。
はぁ〜。
まあこの絵が有名すぎるんでね。
その「富嶽三十六景」も70歳ぐらいから描かれてるんです。
あっそう。
もうほんとにおかしな人で。
「おかしな」…。
人に話しかけられたくないからずっと変なお経を唱えながら歩いてたとか。
・えぇ〜!?すっごい面白い方なんです。
で娘さんも画家でいらして娘さんの雅号が応為っていうんですね。
何で応為かって…。
北斎がずっと娘さんのことを「お〜い」って呼んでたからなんですって。
うそっ!?だから娘さんもセンスあってめっちゃ面白い方なんですよ。
何か会ってほしかったな〜。
あっははははは!北斎と。
話合うと思うんですよね。
合わへんと思うよ。
えっほんと?お経唱えながら歩いてるおっさん俺絶対しゃべれへんからね。
えっでも例えばその方がゲストやったらしゃべれるでしょ?ゲストやったらね。
でしょ?ほら。
だから今北斎が来たら?西さん。
えっ?もし…。
そんなおっさんキャスティングしない。
いやいやでも例えばですよ。
だってプロだもんさんまさん。
北斎もプロだし。
じゃあ「今日のゲスト北斎さんです」ってもしここにいらしたら絶対しゃべるでしょ?まあもちろん。
だから所ジョージさんの夢が「さんまのまんま」で最終回は死体。
「死体を置いといてくれ」って。
「さんちゃんならできる〜」とか言うて。
できそうできそう。
で言うねんて出てきたら「顔青白いでんな〜」言うねんて。
ほらっほらほら。
笑うのそこだけやで。
でもすごい。
いやでもほんとにお話してほしい。
はぁ〜すごい。
へぇ〜すごいな〜。
そうなんですほんとに合うと思う。
いや合わないと思います。
えぇ〜西さんどうもちょっと俺のこと間違ってらっしゃると。
えっそうですか?はい思いますね。
ほんまですか?ここまでいけない。
あの〜俺は人として。
北斎さんこうでしょ?多分。
そうですそうです。
ねえ。
俺は寄り道したいから。
人生集中ここまでできない。
あっそうなんですか。
うん。
ここまではできない。
ええ意外。
さんまさんがそんなんおっしゃったらねぇ他の方はびっくりされるでしょうね。
さんまさんですよだって。
はい。
お笑いに関してさんまさんが「俺そんな」みたいなって考えられないですよね。
いやいやいやそんなんですよ。
まだまだやし。
えぇ〜ほんでもう突き詰めたら笑いは1つなんでね。
これここへたどりついたらだめなんですよ。
えっ何?どういう意味ですか?笑いっちゅうのはもうワンパターンなんですね。
緊張の緩和だけなんですよ。
だから突き詰めたらそこだけなんです。
枝雀師匠はそこで考え過ぎはったんですね。
えぇ〜だからそこまでいったらあんまり考えないようにして。
じゃあそこブレーキかけてらっしゃるんですか?ブレーキかけてますねええ。
それちょっと鳥肌立ちました。
でしょ?生きるためにですよね?ってことですよね?生きるためにはいはい。
笑いと自分の死を比較すると自分の生き方のほうが生きるほうが大事でしょ?はいだから…うん。
わぁ今それすごい話ですね。
すごくないですよ。
そういうもんですよ。
でもそこが見えてらっしゃるってことですよね。
だから俺いってもうたら死んでまうってことでしょ?そうそう考え過ぎたらね。
でしょ?まあ無理かって思う。
もう自分で100パー100点の本書いたらもう…。
どうやろ。
嫌やろ?いやそこまでの境地まだ想像もできないです。
100点の書いてしまうねんで。
そうですね。
そっか。
俺70〜80点でうろちょろしときたい。
え〜っ。
でもそれってやっぱ100にいける方が言うせりふですよね。
いやめっそうもないめっそうもない。
そんなもん俺なんか。
めっそうもないですよ。
さんまさんが「めっそうもない」って言ってる。
いやほんとにほんとに。
めっそうもない。
ほんままだまだすごいやつがいっぱいいますから。
だからないでしょ終点なんて。
恐らく作家も。
そうですね。
そうですず〜っと書きたいです。
自分で書いててこれは!っていう1行あんの?あります。
けっこうあります。
私感動しぃで。
あっ自分の?そう。
自分の本で?恥ずかしいんですけど。
どれ?どれ?どれ?どれか覚えてないんですけどけっこう泣いたりします。
めっちゃええやんこれみたいな。
(笑い)だからだめなんです。
二流なんやと思うんですけど。
いやいやそれが一番ええねや。
感受性が強いから。
う〜んでもだめですよね何か。
いや面白いワードやろ。
俺はまあまあとうとう封印してしもてんけど。
何をですか?「寒がりストリッパー」っていう…。
あははは。
言葉に何カ月かはまったことがあったんですけど。
どっちやねん。
そうやめたらええのに。
やめたらええやん寒いんやったら。
「寒いわ〜」。
そうそう。
とうとう使うところがないんで。
どこで使てたんですか?えっ?それどこで使てはったんですか?どっかで使おうと思って夜中「寒がりストリッパー」っていう言葉が出てきて書いたらすっごい面白なってもう書いてる手が笑うんですよ。
いやおかしいですよやっぱり。
深夜に「寒がりストリッパー」って書いて手笑ってんねんっておかしいですよやっぱり。
「さんまさん」って言うけど心では「さんまがおはぎ食べてる」ですけど。
俺らはね逆で書いたものって面白くないんですよ。
あぁ〜。
うんうん。
言葉の世界と文字の世界の違いで。
だからほんとに芸人さんはほんとに尊敬してます。
笑かせるって…。
だからあなたは本で笑わせるんですよ。
いや〜本…どうですかねぇ。
できてたらいいんですけど。
いやいや本で笑わせてるんでしょう。
だからもう道が違う。
俺ら表現者として。
そうですよねぇ。
そうそうそう。
だから又吉なんかすごいなと思うのは本を書けて笑いを取れてやから。
そうですね。
うん。
俺絶対書かれへんもん。
書いたら絶対おもろないしうん。
ほんで飽きるし多分。
飽きそう。
飽きそう?だからねぇ「サラバ!」。
「サラバ!」でもあの〜主役の子が近所の家遊びに行ったりするじゃない。
あのとき…。
僕ね1行読んだだけでそやオオツカや!って思うんですね。
オオツカさん?オオツカっていう友達が…。
誰ですか?それ。
皆さんご存じオオツカみたいな言い方しはったけど。
初めて伺いました。
だからそのエジプトの友達も遊びに行くじゃない。
なるほどなるほど。
オオツカやなと思ってオオツカのこと考えたらもう1時間ぐらい過ぎ…1行で1時間かかるんですよ。
はっははオオツカ元気かなとか。
オオツカ…オオツカ何しとん。
あいつ20代のときホストやってる言うてたけど指名ない言うて悩んどったなとか。
あいつ今何してんねんやろなとか思う…。
ものすごい時間かかる本に。
でもすごいんです。
それだけ脳みその細胞が活発なんでしょうね。
活発なのかどうかは知りませんけどもそういうもんですねぇ。
お祭りやから。
えっ?お祭りやから。
お祭りやから。
うんお元気なんですよ。
中身お祭りやから。
うんほんとそう。
西さんも甘いもん好きなんだ。
あんまりなんですけど。
あっそうですか。
さんまさんが食べにくいものを食べてるとこが見たくて。
きな粉を是非召し上がっていただきたくて。
僕ねあの〜世間でもちょっと有名なんですけどきな粉大好きなんですよ。
そうなんです存じ上げてます。
だから他の人よりもきな粉の食べ方うまいと思う。
ほんまですか。
うん多分。
食べ慣れてるからね。
すいませんこのままで。
これは有名なお店なんですか?私あんまり和菓子食べないんでほんとさんまさんの食べるとこを見たくて。
うん。
あっ餅じゃない。
ご飯のほうだおはぎのほうだ。
きな粉…。
あっははははっ。
(笑い)おはぎ食べてる〜。
(笑い)食べにくいでしょ?ねっ食べにくそう。
さんまさん。
あんたも大概頭おかしいで。
いや〜うれしい。
ちょっと泣きそうです。
何がや?さんまさんがおはぎ…。
おはぎ食べ…。
あぁ〜面白い。
おはぎ食べるわ。
いやこんなことあるんですね人生で。
すごっボロボロこぼしてる。
ボロボロこぼしてません?
(笑いと拍手)西さんこれはこぼれるもんなんです。
そうですね。
こぼれるもんなんです。
面白いなぁ〜。
面白いって…。
あんたひとにおはぎ食べさして「面白いなぁ〜」って。
これほんとこの画を覚えて帰ろうと思って今日は。
はぁ〜。
もうほんとさんまさんが…。
「さんまさん」って言うけど心では「さんまがおはぎ食べてる」ですけど。
はははっ。
もう失礼になっちゃうから。
いや…。
もちろん「さんまさん」ですけど心…。
だってちっちゃいころからいた人ですよ。
そうなんですよね。
それはもうさんまで。
呼び捨て結構です。
あのさんまがおはぎを食べてる。
「うわっさんまおはぎ食べとる。
ボッロボロ落としとるで」。
ほんまそうです。
ほんとにその気持ちです今。
ほんとナポレオンと一緒なんでさん付けしないから。
そやねナポレオンさんって言わへん。
言わないから。
近しくないから。
雲の上の方だから。
ここにさんまおったらなぁとか。
お箸割ってたりしても笑いそう。
ぐふふお箸割ったって。
パチッ!あはは!けっこうきれいに割った。
ファーッ!あんたほんまに。
だから伝説の人やから何か…。
伝説もくそも…。
だってここで信長がお茶いれてたら面白いでしょ。
信長がお茶いれてたら信長お茶いれてるってなるじゃないですか。
信長「西さんほんまでっか。
信長食べまっせ」。
そう思うの?そう思ってください。
例えば信長がここでおはぎ食べてボロボロやってたら面白いじゃないですか。
「信長〜」ってなるじゃないですか。
その感じ。
信長がこういう場所でおはぎ食べないと思う。
食べてたら。
でもそれぐらいの感じなんです私にとって。
歴史上の方だから。
はっは〜。
ほな偉そうにこうやってて「お主もなぁ」とか言いながら…。
「めっちゃ下手やん。
めっちゃこぼしてますやん!ボロボロしてはりますやん。
また黒で目立つしこれ。
ボロボロボロッて」。
あんたほんまに大阪の子やね。
大阪代表する面白いおばちゃんやねんやろな。
何かその…さんまさんって芸能のトップにいられる方じゃないですか。
今一応ポジション的にはね。
でしょ?いろんな芸能の方いらして。
その方たちって全員やっぱいい顔になるじゃないですか。
はいはいはい。
何て言うの。
わかります?滋味があって。
でその方たちの真顔の写真を例えばおっきく引き伸ばして部屋に飾ったら絶対アートになるじゃないですか。
もう顔が芸術みたいな。
まあまあ芸能界で成功した人はひょっとしたらそうかもわかりません。
でしょ?みんなそうやと思うんですけどさんまさんだけ想像したらどうしても笑っちゃうんです。
何でやねん!
(笑い)それが尊敬してて。
待って。
ちょっと待って。
ここまでの方なのに…。
西さんあなたね尊敬してない俺を。
ほんとにしてます。
いやどうしよう。
ほんとにしてます。
どうしよう。
いや尊敬する人がこう大きな写真やで。
笑うっておかしいもん。
さんまさんって…何でだろう。
何ぃ?何だろう。
芸術にならないんですよ。
そこがかっこいいなと思って。
ここまでの方なのに大体絶対ええ顔になるはずやのに。
なってる。
いやいいお顔やけど…何だろう。
何だろうどこが…。
あんた何を言いたいの?なあ。
何か笑っちゃうんです。
ほんと面白い方やなと思って。
失礼な言い方ですけど面白い。
すごいなぁと思ってます。
西さんには好まれてるということですよね。
ほんと大好きです。
笑いは好みですからね大体が。
西さん38歳。
独身?結婚してます。
結婚してはる。
旦那さんはどういう人と。
普通の会社員と。
いくつのとき結婚なされたんですか?34ですね。
4年前に。
えっお子様は?いないです。
あっいないんだ。
いないんですよ。
結婚してらっしゃる。
もったいないねぇ。
そうですか?そらそうでしょう。
俺又吉と仲がええ言うてたから又吉と結婚せぇへんかなと思ったんですよ。
いやいやそんなめっそうもないです。
又吉さんなんか神様みたいですから。
お笑いの人みんなすごいと思ってらっしゃるんだ西さんは。
まず笑かすってすごいですよ。
今日もすごい笑わしてるじゃない。
いや違います違います。
それはさんまさんですから。
さんまさんやからやもん。
さんまさんだって…。
だってさんまさんおはぎ食べただけで面白いんですよ。
あの…それはあんただけ笑てんの。
みんな笑ってた。
俺がおはぎ食べて笑って…。
ううんあなたわあっ!言うたから笑っただけ。
べつになぁそんなおもろい食い方はしてない。
あっという間でしたけど西さんいかがでしたか?ほんとに楽しかったです。
何かお知らせすることとかないんですか?べつに。
あっないです。
あっははは。
えっ何で?何で?西さん何か聞くところによると着ぐるみ恐怖症?ちょっと怖いんですよね。
どういう怖さなの?何か私自身すごい着ぐるみに入りたいんですよ。
中には入りたい。
入りたいの。
そしたら何するかわからんなと思って自分が。
何するかわからんって…。
何て言うの?着ぐるみさえ入ったらショーウインドーとか突っ込めそうやなって自分で思っちゃうんですよ。
ないですか?そういうの。
何て言うの無敵。
無敵になった感じがして。
僕はそんなんないです。
僕いろんなかぶりものしてますけどそんな思いはなったことないですけども。
中入ってる人が何するかわからへんっていう。
あっ怖さがあんのか。
そうなんです何か。
想像で。
もうおら〜っ!なって急に来るんちゃうんみたいな。
何かわかんないんですよそれ。
こいつは絶対大丈夫ですから。
今日はちょっと着ぐるみ恐怖症を克服していただきたく。
はい。
おいまんま!・わぁ〜っ。
おい西さんや。
西さんや。
恐怖症治したれ。
近づけ。
はじめ…わああぁ〜っ!はじめまして。
あっこれを西さんに。
ぬいぐるみは大丈夫ですよね?はい。
大好き…。
これねリュックサックになってますので。
ああありがとうございます。
プレゼントということで。
うれしい。
ありがとうございます。
(ナレーション)番組30周年…学校の行事や引っ越しのお手伝いなど。
どしどしご応募ください。
明日午後4時からは…。
ほんまや!UFOはいますよね絶対。
何で桃李の後やったんや。
そして次回のゲストは…あの方が。
シャケになってもさんまさん見つけれそうですね。
これ絶対前世さんまやで。
(八光)さあということで今回で18弾でございますか。
ありがたいですね。
しかも今回はまた…2015/11/28(土) 13:56〜14:25
関西テレビ1
さんまのまんま[字]【ゲスト:西加奈子】

「話題・直木賞作家・西加奈子変人すぎる(秘)生活暴露」

詳細情報
番組内容
今回の『さんまのまんま』は直木賞作家の西加奈子が初登場!
明石家さんま×直木賞作家・西加奈子の爆笑対談!さんまと西の奇跡的な縁とは?
さんまのことを「外側は人間で中身は祭り」と表現する、浪速っ子小説家にさんま撃沈!?
出演者
明石家さんま
【ゲスト】
西加奈子
スタッフ
【企画】
杉本高文

【構成】
黒木一好 
寺崎要

【プロデューサー】
南知宏 
安藤貴史 
五味渕英 
小田切正明

【演出・プロデューサー】
坂田佳弘

【ディレクター】
山本健雄 
藤口聡祐
ご案内
【オフィシャルサイト】
http://www.mammachan.com/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ

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