「すくすく子育て」に参加した育児に関する悩みをお持ちの皆さん。
気になりませんか?今回は番組に登場した…
(泣き声)育児の疲れをパパに分かってほしかったママ。
子どもと2人だけで過ごす毎日に孤独を感じていたママなど。
その後どうなったのでしょうか?その他時間の都合でこれまで放送できなかったかわいらしい映像もご紹介します!
(テーマ音楽)まずは「育児疲れ」の回に登場した田中さん。
9か月になる日向太君のママです。
「むにむにほっぺむにゅー」。
息子と一緒にいるのは幸せ。
でも…。
「自分のための時間はありますか?」と尋ねると…。
子どもを人に預ける事なくリフレッシュする方法を知りたいというのが田中さんの希望でした。
えっ預ける事なく…。
預けたくないんですか?う〜んそうですね…。
田中さんが今リフレッシュするって何でしてんの?ないの?ほぼそうですね…。
大日向さん子どもを預けずに疲れを発散ってのはできるもんなんですか?ほとんど無理。
(笑い声)無理です!やっぱ預けな駄目か先生。
だって疲れの源は子どもでしょ。
もう泣きわめくし駆けずり回るしトイレの中まで追っかけてくる散らかすし。
その子どもといっときも離れずしかも笑顔でかわいく思えなんて無理だと。
そこを自覚する事が子どもを愛する一歩なんですよ。
(倉石)預けるとか頼むっていうそういう勇気っていうかな。
人の力を借りるっていう事は人間が生きていく上ではとても大事な事なので頼るっていう事も一つ大事な事だと意識されるのも大事じゃないかなと思います。
そして…
(倉石)気分転換される時ねちょっと硬い言い方なんですけども味覚とか視覚とか聴覚というのを意識されるといいんですよ。
映画なんかはまさに視覚と聴覚なんですけど。
そういう事をすると気分転換にはなる。
映画いいですね。
映画行きたくってしょうがなくって。
それから…再び田中さんを訪ねました。
(取材者)よろしくお願いします。
(取材者)映画がお勧めですって…。
それは?パパはどう思っているんでしょう?妻と違うのはやっぱりその…その時間って仕事はもちろんしてるんですけども例えば…そこでランチ食べてとかっていう事もできるのでそこで…ならば遠慮なく!という事で…。
(父親)いってらっしゃい。
いってきま〜す。
日向太君をパパに預けママはようやく映画を見にいく事にしました。
いってらっしゃ〜い!楽しんでね〜!やって来たのは近所の大型ショッピングモール。
いつもは家族と一緒ですが出産後一人で来るのは初めてだそうです。
まあ新鮮ですね。
楽しいです。
映画がどれほどリフレッシュになるかはあとでちゃんと教えて下さいね。
ママ楽しんで!わ〜!わ〜!
(泣き声)
(父親)大丈夫大丈夫。
よいしょよいしょ。
よいしょよいしょ。
大丈夫大丈夫。
ママがいなくて日向太君は…おやつ作戦で機嫌を取ります。
(父親)おいしい?一日中子どもと2人きりの休日。
どう感じていますか?
(父親)けどもやっぱり「あそこから落ちたら」とか「あそこにいるからまあ大丈夫か」とかっていうのを…日向太君やっと眠ってくれました。
起こさないよう慎重に慎重に。
(泣き声)起きちゃったかな?パパお疲れさまです。
一方映画を見終わったママはすがすがしい笑顔に。
ふだんの生活からガラッと変わるじゃないですか。
お土産はパパの大好きなおまんじゅう。
(母親)ただいま〜。
(父親)おかえり〜。
(母親)ただいま〜。
(父親)おかえり〜。
(父親母親)帰ってきたよ。
どうだった?楽しかった?うん。
日向太君もうれしそう。
単純に楽しかったので戻ってきて…ママもこんなにいい笑顔。
続いては同じく「育児疲れ」の回に参加した蒲池さん。
2人の男の子を育てています。
真翔君はまさにやんちゃ盛り。
なかなか言う事を聞いてくれません。
僕はこっちだよ。
蒲池さんの悩みはそんな…最近は会話自体が少なくなってしまったという蒲池さん。
疲れはたまる一方です。
めっちゃ分かるわ。
話す時間を作ってほしいんだよね。
話を聞いてもらって例えば今日一日あった子どもの様子とかを聞いてほしいなと思いますね。
男性というのはですね自分がどうやって家で迎えられるかとか帰ってきた時に。
こういう事ってすごく繊細に感じてる人もいるんですよね。
ですからほんのちょっとの事なんですけれども「おかえりなさい」という言い方をどんなふうにするかとか。
子どもさんと向き合っていて大変かもしれないんだけれども例えばそういう事なんですよね。
そういうちょっとした事で気持ちが変わったりするっていう事はあるんじゃないかなと思いますね。
…というアドバイスを頂きました。
どうなったのでしょうか?「今日はどうだった?」とか…
(取材者)じゃ結構100%満足?それに対して私もやっぱり…ちょっと様子を見てみると…。
真翔君お気に入りのヌンチャク型のおもちゃを大胆に振り回していますね。
…と注意をされたって。
(壁にぶつかる音)…と言われたって。
イライラの大本は真翔君が言う事を聞いてくれない事。
そこを解決しないとストレスはなくならないと蒲池さんは考えていたのです。
そこで今回は番組でいつもお世話になっている専門家の所へ行き特別に相談をさせてもらう事にしました。
井桁容子さん。
40年の保育士経験から多くのママたちの悩みを解決してきました。
(ノートパソコンからの音声・蒲池)「お片づけするんだよ」。
まずは家での様子を見てもらいました。
(母親)今「壁にゴンしないで」って言ったよ。
「やめて」って言ったらやめて。
だけどあのお兄ちゃんは車をブレーキ代わりに壁にぶつかると面白いですよね遊びとしてね。
だから…「どうやったらキズつかないでそれできるかなぁ」って言って例えばこのマットを外してそこに四角い的作ってあげて「ここでどうぞ」ってやったらそのあととってもいい子になりますよねきっとね。
ほんとは家族というか…でも分かるんですよ。
大人でもつらいから。
だけどほんとにもうなんか待ってられないし…。
「土日はどっかへ連れてってあげたい」。
お母さんが行きたい。
よく考えてみるとね。
どうしてこんな遠くまで…。
乗り物で「駄目」って言われチョロチョロして怒られてしかも並ぶまでっていう事になるともう…
(井桁)普通ですね。
お母さんが…
(井桁)現にちゃんとああいうふうに待てるように育ってますからね。
「良く育っている」の言葉に思わず涙が…。
(井桁)大丈夫です。
信じてみて下さい。
井桁さんからは……というアドバイスが。
そのアドバイスを実践しているという蒲池さんにその後の変化を尋ねると…。
(真翔君の声)「お話をしている間静かにしてて」とお願いしていたはずの真翔君が来てもママは怒らずに尋ねます。
真翔君にも理由があるんですね。
(母親)いつでも会えるから待っててよ〜。
(母親)知ってるよね?
(取材者)じゃあすごい進歩じゃないですか。
よかったですね蒲池さん。
そしてここからは時間の都合で…なぜ?どうして?眠っている赤ちゃんの…一方こちらは…。
出た!何かいい夢見てるんでしょうか?かわいい〜!小西さんこれは夢見てるんですかね?夢と関係するかって言われるとこれは非常に難しいと思います。
笑うってうれしいから笑ってんですか?一応。
笑ってるとうれしいと思うのは大人の発想ですからね。
だっておなかの中で赤ちゃん笑ってますからね。
あの…微笑以外のいろんな行動をしてます実は。
眉上げをしたりしかめ顔をしたり百面相のような顔をしてますがそういう情動的なものに結び付いてくるような表現力を持ってると。
(小西)だから生まれてすぐ赤ちゃんがお母さんと同じように表情を共有しますから。
お母さんがベロ出したらベロ出したりしますから表情は生まれつき持っていてお母さんと表情を合わす事で気持ちがつながる。
それで徐々に感情が豊かになってくるっていう話にはなりますね。
どっちみちこっちが幸せなるからいいんでしょうね。
最後は「どうする?ママの生き方」の回に参加してくれたママのその後です。
神奈川県にお住まいの……を育てています。
…として毎日たくさんの人とコミュニケーションをとっていた野口さん。
心のモヤモヤを解消しようと趣味の裁縫で気持ちを紛らわせたり…。
そんな思いに駆られていました。
私専業主婦ですごく時間はあるんですね。
なので何か人の役に立つというか役割を担いたいと思った時にこの時間を生かしてとか何かないかなと思うんですけれど。
(大日向)子連れで行って社会の役に立てるとこあるんですよ。
高齢者施設。
分かる!
(大日向)おじいちゃまおばあちゃまはやっぱり小さい子と触れ合うととっても元気になるんです。
そういうお年寄りの会などに自然に入ってって「何かお手伝いさせて下さい」とか言うと喜ばれると思います。
是非動いてみて下さい。
ありがとうございます。
専門家のアドバイスは…手伝わせてもらうというものでした。
(取材者)こんにちは。
(野口)は〜い。
心なしか以前より明るい表情の野口さん。
その変化についてパパに聞いてみると…。
その理由は近くの…実は野口さんこの…内容を決める会議は月2回。
子育て支援拠点の別室で行います。
子育てに忙しいママたちが負担なく取り組めるよう早めにテーマを決めています。
え〜と次回が2月1日発行なのでママ向けでもいいし親子でもいいし。
ひな祭り。
バレンタイン。
バレンタイン!あ〜そっか!この時期野口さんが取り組んでいたのは12月発行の紙面に載せるクリスマスとお正月のための手作りおもちゃの記事。
得意の裁縫が役立っています。
インターネットの記事からヒントを得て自分で考えたそうです。
(野口)福笑い作ったんですね。
人じゃなくて猫なんですけど。
目と口があるんですけど。
(野口)置ける感じなんですね。
完成品を他の子どもたちに試してもらうと…。
猫さん出来たねぇ。
お目々どこ?気に入ってもらえたみたい。
こちらに来てる皆さん0〜3歳4歳とか幅広いのでもうちょっとお姉さんとかお兄さんになるともうこういうのでしっかり遊べたりとか。
(取材者)頑張って作ったかいが…。
こうした活動をきっかけに…私たちの方で呼びかけているのは…七海ちゃんイキイキしたママどう?野口さんこれからもイキイキしていて下さいね!「はじめてのアメ」。
(母親)おいしい?おいしい。
これ食べる!
(母親)どうぞどうぞ。
これかむだけだよ。
(母親)かまないでペロッてするんだよ。
ペロッ。
(母親)おいしい?うんおいしい。
親子でダンボールのおもちゃを作ってみませんか?丈夫でいろんな大きさがあるから子どもの成長に合わせて作る事ができるんです。
チャージしてくれるのは…たくさんの子どもと触れ合ってきました。
今日紹介するのは…
(一同)エイエイオー!おもちゃ作りにこちらの親子に挑戦してもらいます。
まずダンボールの…このようにガムテープで留めます。
次に顔と腕を出す部分を決めます。
手を広げて腕の高さ顔の位置に線を引きます。
円い形はカッターで切りにくいので顔の出る部分は…腕を出す部分も三角形にします。
こうすると簡単に切り取れますよ。
手を切らないように…これで体が完成。
早速みんなで絵を描こう!動物の色にとらわれず…これでなりきり動物の完成です。
でもでも子どものためとは分かっていても工作するのってちょっと大変ですよね。
(竹井)子どもは工夫して楽しくなる事を知っていますから自然と遊びも生まれます。
これにて…2015/11/28(土) 21:00〜21:30
NHKEテレ1大阪
すくすく子育て「質問スペシャル」[字]
これまで番組に参加したママのその後を徹底取材。言うことを聞かない長男の育児にストレスを感じていたママのその後は?初めてパパに子を預けてお出かけするママに密着!
詳細情報
番組内容
これまで番組に参加したママたちのその後を徹底取材!言うことを聞かない長男の育児にストレスを感じていたママは、再び専門家の元を訪れる。相談中にかけられた言葉に涙…。また、初めて子どもをパパに預けておでかけするママにも密着する。常に子どもと2人の生活に息が詰まりそうになりながらもこれまでは子どもを預けられないでいた。その結果は?さらに未公開の投稿動画とともに赤ちゃんの不思議な行動を解説。
出演者
【講師】東京家政大学ナースリールーム主任保育士…井桁容子,工作作家…竹井史郎,恵泉女学園大学大学院教授…大日向雅美,武庫川女子大学教授…倉石哲也,同志社大学大学院教授…小西行郎ほか
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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