「セブン―イレブン」がブラック企業大賞、副賞に「ポケット六法」
2015年11月29日16時51分 スポーツ報知
過密な労働環境などが問題とされた企業を選定する企画「ブラック企業大賞2015」の授賞式が29日、都内で行われ、大賞にセブン―イレブン・ジャパンが選ばれた。
今年は同社のほか、暁産業、フジオフードシステム、エービーシー・マート、明光ネットワークジャパン(明光義塾)、引越社関東の計6社がノミネートされていた。セブン―はフランチャイズに加盟する店主らに対し、不当な支配を行っている構造が問題とされ、最近話題となっているコンビニのブラックバイト問題を生み出していることなどが“受賞”の理由となった。
ノミネート各社には招待状が送られていたが、当然のごとく? 同社からの出席者はなし。弁護士や労働組合関係者らによって組織された実行委員会は賞状とトロフィー、労働問題を把握してもらうために「ポケット六法」を副賞として後日送付する予定という。
同賞は2012年からスタート。過去には東京電力(12年)、ワタミフードサービス(13年)、ヤマダ電機(14年)が大賞となっている。