2015NHK杯フィギュア「ペア・フリー」「アイスダンス・フリー」ほか 2015.11.29


生字幕放送でお伝えしますNHK杯国際フィギュアスケート大会は最終日です。
全種目の演技が終わり残すはエキシビションのみとなりました。
長野市でのNHK杯開催は6年ぶりです。
会場は長野市・ビッグハットです。
世界のトップスケーターのすばらしい演技に会場は連日大いに沸いています。
リンク横の特設スタジオからお伝えします。
この時間は、トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんプロフィギュアスケーターの浅田舞さんと共にお伝えします。
大会ここまで残すはエキシビションのみとなりました。
大会全体の印象はここまでいかがですか?荒川⇒多くのいろいろな感動的な瞬間に今回も立ち会うことができて印象に残ったNHK杯になりました。
羽生選手の世界最高得点もありましたし、宮原知子選手のいい演技がありましたね。
浅田さんはいかがですか?浅田⇒私はテレビから見ていたんですが会場に来て見たかったなと思ってしまいました。
羽生選手はもちろん、女子もペアも、先ほどアイスダンスが終わったところですが最初から最後まで目の離せない試合になったんじゃないのかなと思います。
会場全体が一体となっているそんな感じがありましたね。
そしてお客様も温かいんですよね、応援がすごく大きくて選手に届いていたと思います。
このあとのスケジュールを確認しておきましょう。
このあとはペアとアイスダンスのフリーをダイジェストでお送りいたします。
選手のインタビューコーナー今回の聞き手は鈴木明子さん「明子の部屋」ということでお楽しみに。
3時からはエキシビション、合間には「明子の部屋」第2部もあります。
今、場内が暗転しました。
特に楽しみなのはどんなところですか。
今大会活躍した選手たちの表情演技スケートが楽しみですがそういった選手たちのふとした素の表情、コメント楽しみにしているところです。
浅田さんはいかがですか。
エキシビションはもちろんですがこのあと明子ちゃんがどんなことを話すか選手の皆さんも明子さんですからどんなことを話すか注目したいと思います。
いつも聞けないお話をこのインタビューコーナーでは聞けますので鈴木さんがどんな聞き方をするのか非常に楽しみです。
どうぞご期待いただきたいと思います。
きのう行われましたペア、フリー先ほど終わったアイスダンスの演技をダイジェストでご覧ください。
中国、于小雨、金楊グランプリシリーズ初めての優勝を目指してトップとの差は4.04。
映画「クリエーション」より「種の起源」を出版したチャールズ・ダーウィンの生涯を描いた物語です。
前半にジャンプを集めています。
トリプルトーループしっかり決めていますね。
次にジャンプシークエンス。
ダブルアクセルダブルアクセル。
そしてフリー最大の見せ場練習でもトライしていましたスローの4回転。
基礎点だけで8.2あります。
スロー4回転サルコーですが着氷失敗少し早く開いてしまいました。
持ち直したい演技中盤です。
ステップから直ちにトリプルツイスト。
余裕があります。
アクセルラッソーリフト。
キャリーリフトです。
きれいなリフトでした。
フォワードインサイドデススパイラル。
フライングチェンジコンビネーションスピン。
ぴったり合っていますね。
すばらしいです。
コレオシークエンス。
こういったダンスリフトもとてもすてきにできています。
リバースラッソーリフト。
ポジションチェンジ。
難しい終わり方からです。
いいですね。
もう1つ、スロージャンプが演技の終盤にあります。
3回転には絶対の自信を持っています。
スロートリプルループ、高いですね。
スターリフトポジションチェンジ。
滑らかです。
ペアコンビネーションスピン逆回転から入っていきます。
拍手
積極的に攻めたフリーでした中国の于小雨、金楊。
グランプリシリーズで4回転のスロージャンプが成功すればこの2人にとって初めてのことでしたがしかしよくトライしましたね。
そうですね。
ただ、練習のときに比べて全体的にスピードが少ないなと感じたのと小さいミス、ジャンプのミスなどそういったところがどのぐらい点数に響いてしまうかなと感じます。
第2グループの緊張感、優勝争いの重圧、そういったものが少なからずあったでしょうか。
それはやはりあったのかなと思いますね。
去年初めて出場したNHK杯は3位、表彰台に上がりました。
2年連続の表彰台この大会の順位によってはグランプリファイナルも見えてきます。
世界チャンピオンが最終滑走です。
このNHK杯ディフェンディングチャンピオンカナダ、デュアメル、ラドフォード。
イギリスの女性歌手アデルによる「HometownGlory」トリプルツイストきれいに決まりました。
トリプルルッツすばらしいです。
そしてこの2人最大の見せ場、スロージャンプ2つこのあと続いていきます。
果たして4回転にトライするのかどうか。
まずは4回転のサルコー。
4回転スローサルコーでしたが転倒です。
予定ではこのあともう1つ4回転の次はルッツジャンプです。
スロートリプルルッツにしてきましたね。
3回転に変更です。
フライングチェンジコンビネーションスピン。
ぴったりですね。
すばらしいスピンでした。
リバースラッソーリフトからすぐにワンハンド、ポジションチェンジとっても滑らかです。
トリプルトーループですが女性のほうが少しバランスを崩しました。
コンビネーションにできませんでした。
アクセルラッソーリフト。
ポジションチェンジ。
終わり方にも工夫が見られます。
コレオシークエンス。
ペアコンビネーションスピン。
逆回転からそして通常の回転に戻していきます。
美しいスピンです。
スターリフト、逆回転これでレベルが1つ上がります。
そしてキャリーリフト。
フォワードインサイドデススパイラル。
回転が速いですね。
拍手
ディフェンディングチャンピオンカナダメガン・デュアメル、エリックラドフォード。
前半にスロージャンプを2つを集めて1つは4回転に挑戦してきました。
去年のNHK杯、大阪で行われたNHK杯でも成功はできずに今シーズン強い気持ちを持ってここ長野にやって来ました。
練習でも、挑んでいましたね。
そうですね、本当に難しいスロー4回転を2つ練習の中では決めていましたので。
ですけれども、やはりこれだけたくさん難しいスロージャンプを1つのプログラムに入れることは体力的にもとても大変なことですのでとてもチャレンジのあるプログラムだったと思います。
腰の痛みを乗り越えて頑張ってほしい平井、デラアスンシオン。
「トゥーランドット」のバイオリンファンタジー「誰も寝てはならぬ」まずはツイズルです。
キャッチフットの左回転。
回転数も合ってます。
うまくまとめましたね。
丁寧に滑りました。
最初のステップシークエンスに入っています。
チェンジエッジでもスピードが出ているのでいいと思います。
チョクトーもきれいに入っています。
ブラケット、男性のフォローもすばらしいですね。
チョクトー、ブラケットというのはターンの種類エッジを傾けて深く正しいエッジを踏んでいきます。
リフトは3回入ります。
1つ目。
シットポジション、バランスの難しいポジションです。
きれいに決まりました。
そしてダンススピンです。
形もきれいです。
うまくまとめましたね。
女性の靴で滑るスピンスピニングムーブメント。
さあこのゆったりとした曲調からこのあと、がらっと雰囲気が上がっていきます。
イーグルのポジションから大胆なポジションの変化ですね。
すばらしいです。
2つ目のステップシークエンスです。
ロッカー。
インサイドカウンター。
ブラケットとアウトモホークきれいにできています。
スピードの変化もあってよかったと思います。
最後のリフト
拍手
フリーの4分間演じきりました。
十分に練習が積めなかったと話をしていましたが見事な演技でした。
最初の雰囲気作りからよかったですね。
曲が始まって選手が踊りだした瞬間にこの会場の雰囲気を変えた見入るようにしたすばらしかったと思います。
フリーでは感情の激しさを強調して演技をする楽しんでほしいと大会の前には話をしていたフランス人のマリオン・デラアスンシオン選手。
結成半年足らずとは思えないほど伸び伸びと演技をする姿が印象的なきのうのショートダンス。
フリーダンスも、もうこの表情作っています。
「ライムライト」などチャーリー・チャップリンに関連した2曲を組み入れています。
男性クリスのよさが光る非常にコミカルで明るいプログラムです。
ワインカウンターからスピードがありますね。
ワインチョクトーお互いにロッカー、ブラケット、きれいに決まっています。
きれいなサーキュラーステップでしたね。
まずステップシークエンスからこのあとリフト。
男性、片足。
ショートダンスでも最高難度レベル4を取ったリフト。
キャメルのポジション。
チェンジフットシット。
回転速度も速くていいですね。
拍手が起こっています。
さあ会場を巻き込んでこのあとはツイズル。
手拍子
キャッチフット。
回転数も合っています。
ちょっとバランスを崩しました。
2つ目のステップシークエンスに入りました。
チョクトーワインカウンター。
フリーレッグをうまく使っていますね。
フリーレッグは滑走していないほうの足です。
よく合っています。
アウトのブラケット。
さあ演技終盤、おっと転倒してしまいました。
リフトが3つ続きます。
ロテーショナルリフト間に合ってよかったですね。
きれいに決まりましたね。
拍手
初めてのNHK杯このカップルとしてです。
大きく息をつきました村元哉中、そしてクリス・リードです。
とても明るいプログラムでした。
後半ちょっと失敗がありましたけど最後はスピードに乗ってよかったですね。
ちょっとストレートラインが焦った感があったんですがきっちりまとめましたね。
転倒がありながらあのあと、しっかりスピードを落としてプログラム最後しっかりやりきりました。
ロテーショナルリフト抜けてしまうと点数が取れないので間に合ってよかったです。
このあたりは経験もある自分自身は9回目になりますNHK杯にクリス・リードなんといってもまだまだ結成して日が浅いカップルです。
一つ一つの技を高めていくのも時間がかかる中で、これだけの演技をしました。
すばらしいですよ、本当に。
日本でも非常に人気のあるファンの多いシブタニ兄妹。
5回目のNHK杯すべて表彰台に乗っているという過去4大会です。
ショートとは打って変わってイギリスのロックバンドコールドプレイの「フィックス・ユー」。
男性フォアで片足。
ここからのポジションの変更すばらしかったですね。
ショートダンスでは演技構成点で10点満点のうち9.50という高いスコアを出したジャッジもいます。
キャメルのポジション速いスピンです。
出方もよかったです。
スピードがあってよかったですね。
ストレートラインきれいな形でした。
ワインロッカーバッティングカウンター足はそのまま片足でツイズルまできれいな流れでした。
すばらしいサーキュラーステップです。
開脚でのツイズル。
拍手
きれいに決まっています。
ぴったりでした。
さあスピード感のあるロテーショナルへと移っていきます。
会場の雰囲気が変わってきました。
さあ、最後のステップシークエンス。
拍手
見事、アメリカマイア・シブタニアレックス・シブタニ。
これまでのNHK杯の中でも最も、じーんとこさせるようなそんな演技を見せてくれました。
よかったですね。
これは、僕の好みかもしれませんが選曲がよかったです。
本当に壮大な感じの曲が彼らのスケートによく合っていて本当、すばらしかったと思います。
しっとりとした曲調なんですがスピード感も落ちません。
シブタニ兄妹の高いスケーティング技術のよさが十分に出たプログラムでした。
衣装もちょっと地味には見えるんですけどそれがよく見えてよかったです。
ぞくぞくっとするような感覚を覚えました。
皆様、お待たせしております。
このあと午後3時からエキシビションが行われますけれども40分ほど時間があります。
ことしも会場のキス・アンド・クライのコーナーから選手の皆さんと楽しいトークを繰り広げるコーナーです。
ことしのパーソナリティーは鈴木明子さんです。
2011年のNHK杯チャンピオンそして2度のオリンピック入賞されています。
よろしくお願いします。
鈴木⇒よろしくお願いします。
鈴木明子さん、ことしのパーソナリティーをお願いするということでこのコーナーの名前が「明子の部屋」。
本当に歴代の先輩方が盛り上げてくれたこのコーナーを私が引き受けていいのかどうか分からないんですが、精いっぱい頑張りたいと思います。
現役時代は、何度もこのコーナーに出ていただきましたが選手のさまざまなわれわれがあまり知らないようなところまで話を引き出していただけたらと思います。
引き出せるように頑張ります。
実は私たちのバックヤードにはちょっと不思議なカメラをいつも置かせていただいています。
私たちはどーもくんカメラと呼んでいます。
選手たちが、ここでいろんな表情を見せてくれるんですね。
撮影もしたりするわけです。
なかなかふだん、われわれは見られない姿ですね。
素の姿が見られますよね。
ここで楽しいポーズいつもしてくれるんです。
シブタニ兄妹の2人もいました。
佐藤信夫コーチもいます。
今、大笑いしていました羽生選手に最初のゲストに来ていただきました。
本当におめでとうございます。
すばらしい2日間です。
羽生⇒ありがとうございます。
私たち、歴史的瞬間に立ち合うことができて皆さん、幸せですよね。
拍手
一夜明けましたけれどもきのうはものすごい興奮状態だったんですがきょうはいかがですか?なかなか寝られなくて脳みそはとろとろだったんですけれども体はずっとフリーをやっているような状態でなかなか寝られなかったです。
なんと300点超え。
322.40。
拍手
ありがとうございます。
想像できないんですが。
僕も想像できないんですよ。
想像できないけど出ちゃったものは出ちゃったので真摯に受け止めさらに頑張らなくてはなと思います。
きのうの男子シングル。
羽生選手に自分の演技を解説していただきましょう。
何言えばいいんだろう。
「陰陽師」ですね。
「SEIMEI」。
すごくスケーティングを意識して頑張っていたのでちょっとそこら辺を見てもらえれば。
4回転サルコー気持ちよかったですか降りたあと。
もうそれどころじゃなかったです。
とりあえずサルコーを降りた瞬間にトーループを考えていました。
2種類跳ぶという難しさはボーヤン選手もいるんですけれども、難しいんですよね。
きれいに着氷しましたね。
後半の4回転のコンビネーションでした。
あっという間に進むから解説できない。
会場がどんどん盛り上がっていましたよね。
とりあえず、自分でも、いちばん聞こえたのが4、3をやったときの歓声よりもルッツのほうが大きかったというのは、ちゃんと自分でも自覚をしています。
私もあそこで、最後のルッツ、と思っていました。
何なんですかね。
ルッツ、散歩しているとかなんとか言われますけれどもやっと帰ってきてくれました。
羽生選手のもとへ、おかえりなさいと。
ショートでちょっとリストラしちゃったので。
この瞬間どうでしたか?点数が出た瞬間。
とりあえず、自分では会心の出来と言っていいのか分からないですけれども自分の中では一生懸命できた本当に自分ができる最高の演技ができたなと思ったのでそのうれしさがありあとは、点数はどうであれとにかくまたこれをやらなきゃいけないなと思いながら見ていました。
先ほどルッツの話がありましたけれど最後のジャンプじゃないですかノーミスでそこまで来て最後のジャンプというのは選手にとってはプレッシャーになるというか最後、ノーミスでいきたいという気持ちが私はよくそれが出てしまったんですけどルッツに行く前はどうでしたか。
いつも最後だけは決めようと思って頑張るんですけれども前の大会ではミスるし皆さんにとってトラウマのようになっているんですけれども。
本当に今回アクセル、サルコーが終わってループまでちょっと全然トランジションもなく入って降りてルッツまでの間の会場のなんだろう熱い視線というか。
皆さんの思いが?ブライアンとか叫んでいました、ルッツ!と。
お前ルッツは跳べよと。
ちなみに隣にいた織田君も行け!と叫んでいました。
たぶん後半の4回転よりもルッツのほうが、ブライアンも気合いを入れてやっていました。
皆さんの熱い思いに応えて。
もはや公開練習のような感じでした。
お前こんなところでミスるなよと。
すばらしい演技でした。
私が気になったのは最後のポーズ、手を広げるとき「SEIMEI」を演じている羽生選手から羽生結弦に戻っていたような気がするんですけれども。
何だろう。
ショートプログラムのときにあまりにも鬼神すぎるとドヤりすぎだろうと。
目がすごく大きくなっていたんですね。
アドレナリンがどれだけ出ているんだと、そういう意味も込めて「SEIMEI」ぐらいは笑顔で終わろうと思ってちゃんと笑いながら笑っている俺というそういうふうにやっていました。
やりきった笑顔がすごくすてきでした。
いろいろなスケーターの方の話を聞くと、羽生選手がこれほど興奮した姿を見ることはあまりないとおっしゃっていました。
あまりないですね。
というかこういう演技ができたことがないというか正直に言ってしまうと練習不足だろうという話になってしまうんですけれども。
いつも自分が実力をしっかり発揮できた演技ができれば絶対に点数もついてくるし皆さんも、泣いている方もいらっしゃいますし記憶に残るような演技ができるかなということを言い聞かせながら練習を頑張ってきました。
これはきのうの織田さんと鈴木さんこの表情です。
私たちあそこで2人開いた口が塞がらなかったんですよね。
きのうここでお花を届けに来てくれて。
お二方にはアイスショーからプライベートまで仲よくしていただいていますしいろいろ相談に乗っていただいているので、ありがとうございます。
これでグランプリファイナル出場が決まって3連覇がかかっていますよ。
そうですね。
何と言ったらいいか分からないんですけれども今の自分が感じていることは3連覇のプレッシャーどころじゃねえなと。
本当に自分の記録がここまで出てしまったので出てしまったという言い方もおかしいんですが、これだけ評価していただけたからこそ、さらにもっといいものを目指していかないといけないと思いますしもっといろんなところを洗練された動きにしていってジャンプももっときれいにしていって日本開催だけでなくどんなところでもどんな苦しい状況でもできるようにというものを目指していきたいなと思います。
322.40今度いつ更新していただけますか。
本当はファイナルと言いたいですよ。
それはどこでもいいんです。
ただ僕は、点数とかどうのこうのよりもまずはこういう演技をして皆さんの心に残るような演技ができればいいなと思っています。
拍手
このあとエキシビションまたよろしくお願いします。
羽生選手でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
もう貫録のようなものを感じます。
まだまだ上を目指していくという。
「明子の部屋」頑張ってください。
気遣いもすばらしいです。
そして無良選手、田中選手に来ていただきました。
ようこそ。
男子シングル3位の無良崇人選手と初出場で5位に入りました田中刑事選手です。
無良⇒よろしくお願いします。
改めて、一日たちましたけれども今、どんな思いですか。
フリーに関してはちょっとミスがこまごまあって悔しい気持ちでいっぱいなんですけれどもしっかり今回また、ゆづと表彰台に立てることがうれしく思っています。
拍手
初めてのNHK杯で見事5位です。
田中さんどうですか?実感としては。
田中⇒今回初めて4回転成功できたのでショートはうれしかったんですけれどもそのあとの3回転、3回転はちょっと残念なことになってしまってすごい悔しかったですがフリーで巻き返せたのでよかったです。
拍手
2人にそれぞれ演技をもう一度ご覧いただいて解説をしていただきましょうか。
まずは無良さんはショートプログラムにいきましょうか。
パーソナルベストを出しました。
無良⇒そのほうがいい演技でした。
この曲ですけれども「黒い瞳」ですね。
これは私もNHK杯デビューのときのフリーが「黒い瞳」だったんですけれども非常に無良選手のダイナミックな演技に合っていましたね。
いかがですか?ぎりぎり。
トリプルアクセルさすがのお手本のようなトリプルアクセルでした。
ルッツ、トーループもぎりぎりすぎて死にそうでした。
ステップもよく非常に練習を積んできたなと感じました。
ステップはレベル4を取るつもりでチャーリーにも手直ししていただいたのでそれが3だったのでちょっと残念なんですが、次の試合で4が取れるようにしっかりやりたいと思います。
そして無良さんへの大きな拍手に劣らないぐらいの大きな拍手をフリーで田中さんが皆さんからもらっていました。
田中⇒ありがとうございます。
すばらしい演技でしたね。
緊張はしたんですけれども気持ちよく滑ることができました。
フリーは「椿姫」ですね。
ご自分のジャンプ解説していただきましょうか。
前半はわりと、4回転成功できたのですごい落ち着いて跳べました。
ジャンプが決まるごとに会場がどんどん盛り上がっていくのが私も見ていて感じられました。
声援はどうでしたか?この曲はジャンプが成功するとどんどん自分も表現力が上がっていくのかなと思えるようなプログラムになっているので、そこはすごいよかったです。
NHKの控え室で実は荒川静香さんや織田信成さん、それから宮本賢二さん皆さんこの演技を見ていて1つ演技が終わるごとにおおっと、興奮が高まっていました。
自分自身も結構興奮して最後のステップは笑顔でできたのですごいよかったです。
拍手
田中選手は羽生選手と同い年でノービスのころからずっとやってきてNHK杯で同じ舞台に立てて、どうですか。
とんでもないスケーターがいるなと昔から思っていたんですけど、やっと同じ舞台で全然相手にならないんですけども少しでも追いつけるように頑張ってきました。
拍手
無良さんは田中選手の演技を見てどういうふうに思いますか。
無良⇒年々演技力すごい、表情だったりとか、手の動きとかレベルアップしているというのを見ていて感じるのであとはもうちょっと心の強さがあったら、いいのにね。
人のことは言えないんですけどね。
ではひと言ずつ全日本に向けて、いただきます。
しれつな男子の試合になると思うので、ショートからしっかり決めるところは決めて最後の最後まで自分がやりきるということを念頭に置いて頑張りたいと思います。
田中⇒今回NHK杯、よかったのでいいイメージを持ってまた全日本で同じ演技じゃないんですけどさらにもっと質を高めていい演技をしていきたいです。
お二人とも今後とも頑張ってください。
ありがとうございました。
日本の男子の皆さんも層が厚くなって。
見ているほうは本当に楽しみなんですが、やるほうは大変だなと思うんですけどね。
今度は中国の3選手に来ていただきました。
ようこそ。
男子シングル金博洋選手ペアで2位に入りました于小雨選手と金楊選手です。
ようこそ。
于小雨⇒こんにちは、皆さん。
于小雨選手はどうしてこんなに日本語が上手なんですか。
それは皆さんあたってください。
私はただ趣味で日本のアニメがとても好きなのでだから小さいころ小学生ぐらいのころ他人からの紹介でアニメを推薦されて興味を持って、少しずつ覚えちゃって。
何年後も、自分も突然しゃべれるようになったの。
すばらしいですね。
きょうは通訳をお願いしていいですか。
大丈夫です、頑張ります。
よろしくお願いします。
金博洋選手の演技をまずご覧いただこうと思います。
フリーの演技です。
通訳していただいていいですか。
于小雨⇒
中国語

4回転ルッツからのトリプルトーループ。
これをぜひご自分で解説していただきたいんですが。
金博洋⇒
中国語
于小雨⇒最初は彼の4回転ルッツの練習時間はあまり長くないです。
それもプログラムの中に入れようとは思っていません。
でも成功率も少しずつ上がって2つの4回転があるから完成もできるからポイントも稼ぐ…だからそのプログラムに入れようと決めた。
拍手
見ていると簡単そうに跳んでしまっているんですけどものすごく難しいんですよ4回転ルッツ。
実感がこもっていますね。
ものすごく難しいんですけどただ、今3種類の4回転フリーで跳んでいますけれどもしかしてジャンプあと3つあるんですがほかに4回転って跳べていますか、チャレンジしていますか。
金博洋⇒
中国語
于小雨⇒今は考えていません。
今の3種類の4回転はあんまり成功率、高くありません。
もっと成功率、上がることになったらこれからまた考えます。
そして于小雨選手と金楊選手ペアで見事に、2位に入りました。
非常に美しい演技でした。
私が特に気になったのはお二人の衣装、ものすごくすてきだなと思うんですけど何かこだわりはありますか。
于小雨⇒これはカナダで選曲も服のアドバイスも全部推薦してもらって自分では最初は服のスタイルと色の数あまり詳しくないですからだって中国にいますから。
作ったのはカナダの。
非常にお二人によく似合った、演技とも。
とっても好きですこの2つのプログラム服も衣装も。
非常に美しかったですよね。
于小雨選手、金楊選手、金博洋選手、お三方ともにグランプリファイナルに出場するということでぜひすばらしい演技を見せてください。
また通訳もありがとうございました。
ありがとうございました。
このあとのエキシビションよろしくお願いします。
こんなに、アニメを見てこれほど日本語ってうまくなるものですかね、びっくりしました。
カナダのお二人に来ていただきました。
メガン・デュアメル選手とエリック・ラドフォード選手です。
メガン選手はご結婚もおめでとうございます。
お二人昨シーズンからものすごくいいシーズンからつながって今シーズンも非常にいいシーズンを過ごしているのではないでしょうか。
ラドフォード⇒
英語
おかげさまで昨シーズンはすごく無敗という記録が打ち出せた。
金メダルのコレクションも相当増えたんですね。
それが今シーズンに入っても続いているということで、ぜひこの調子で続けていきたいと思っています。
お二人は夏に日本に来日してアイスショーに出てくださっていますけれど日本に来て楽しみなことって何でしょうか。
デュアメル⇒
英語
やっぱりこれはエリックと私だけではないと思うんですけど世界中の選手が日本の皆さんの前で滑ることをいつも楽しみにしていると思います。
といいますのもやっぱりフィギュアスケート自体が好きでいらっしゃるファンの方がいっぱいいる、知識も豊富ですしどの国の選手も同様に応援してくださいます。
そしてどんな内容の演技でも必ず声をかけてくださる、ありがたく思っています。
拍手
ラドフォードさんはいかがですか日本に来ての楽しみはどういうことがありますか。
ラドフォード⇒
英語
リンク以外で言うならばやっぱり日本の文化だと思います。
飛行機で降り立った瞬間からすごく何でもきちんとしていらっしゃる組織されている、秩序だっている。
何かあったら誰もが助けてくださる。
非常にすばらしいと思います。
一方リンクの上では皆さんのエネルギーですね。
拍手
それでは、このあとグランプリファイナルの2連覇がかかっています。
どんな演技をしたいでしょうか。
デュアメル⇒
英語
やはりパーソナルベストショート、フリーともに出すということだと思います。
もちろんタイトルをもう一度取るということも大切ですが勝つためにはやっぱり自分たちのベストの演技を見せなくてはいけないと思っています。
ラドフォード⇒
英語
全く同じなんですけれども毎回スケーターというのは氷の上にのぼったときにベストを出してやるという決意とともにきます。
ですから、それができればきっと優勝できるチャンスはあるんじゃないかなと思っています。
今シーズン、ますます応援しています。
ありがとう。
サンキュー。
カナダのメガン・デュアメルエリック・ラドフォードのお二人でした。
続々ゲストの方に来ていただいています。
アイスダンスのお二人です。
村元哉中さん、そしてクリス・リードさん。
先ほどまで演技をしていてお疲れさまでした。
アイスダンスで7位でした。
結成されてまだ半年ぐらいですか。
村元⇒ちょうど半年ぐらいです。
どうですか?2人の息は。
すごい楽しいです。
これまではクリスさんはお姉さんのキャシーさんとずっと演技されてきて今度は哉中さんに変わってずいぶん変化もありますでしょう。
リード⇒ちょっと、サイズ、違う。
笑い
でも哉中さんは楽しい、すばらしいスケーターです。
このスピリッツがいいです。
フリーの演技も本当にお二人のキャラクターに合った非常におもしろさのある演技でしたよね。
村元⇒これはマリーナさんのすばらしいアイデアで「ザ・アーティスト」という曲にしようと言っていたんですがちょっと違うとなってサイレントムービーのアルバムのCDを持ってきてその中から一つ一つ曲を選んで若い男女のカップルが1920年代の世界に入っていくというストーリーがあります。
非常にその世界観が伝わってくる演技でした。
村元さんはクリスさんと滑ることについてはどんなふうにいつも感じていますか?そうですね。
まだアイスダンス2年目なのでまだまだ技術的にも追いついていけてないかなと思うんですけどでも、とりあえず引っ張っていってもらう感じでついていっています。
でもNHK杯でお二人で滑ることができていろいろなことを得ることができたんじゃないですか。
いっぱい得ることができました。
村元⇒NHK杯でトップとはまだまだ差があるんですけど本当にこれからどんどん練習を積んでいくとトップと戦っていけるんじゃないかなと思いました。
拍手
ぜひこのあとも頑張ってください。
ありがとうございました。
村元哉中選手そしてクリス・リード選手でした。
「明子の部屋」ですけれどもエキシビションが3時から始まっていったん休憩があるんですね。
そのときにまた再開することにしましょうか。
よろしくお願いします。
再びリンクサイドの特設スタジオです。
荒川静香さん浅田舞さんとお伝えします。
荒川さん、どんなお話が印象に残っていますか。
それぞれの選手たちの解き放たれた表情に引き込まれていてどの選手も印象的な話なんですけれども。
浅田さんはいかがですか?やはり選手は氷の上での印象が強いですけれどこのように素顔を見ることができるので貴重なインタビューでした。
中国の于小雨選手の日本語。
とても上手でした。
びっくりしました。
あんなに日本語が上手で難しいことばを織り交ぜて、普通にお話しされていたのでそう見えないですよね、リンクで戦っている姿を見たら。
「明子の部屋」、このあともありますので楽しみです。
2015/11/29(日) 13:50〜14:55
NHK総合1・神戸
2015NHK杯フィギュア「ペア・フリー」「アイスダンス・フリー」ほか[多][字]

ペアとアイスダンスのフリーの模様を伝える。毎年恒例の選手とのトークショーもお楽しみに! <副音声は場内音声のみ> 〜長野市・ビッグハットから中継、一部収録〜

詳細情報
番組内容
ペアとアイスダンスのフリーの模様を伝える。毎年恒例の選手とのトークショーもお楽しみに!ゲストの鈴木明子さんとともに、戦い終えた選手にたっぷり語ってもらいます!
出演者
【ペア・フリー】解説…若松詩子,アナウンサー…船岡久嗣,【アイスダンス・フリー】解説…宮本賢二,アナウンサー…浅井僚馬,【選手とトークショー】ゲスト…鈴木明子,アナウンサー…鳥海貴樹

ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
場内音声
サンプリングレート : 48kHz

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