NHKとっておきサンデー 2015.11.29


生字幕放送でお伝えします≫こんにちは。
≫11月29日午前11時になりました。
「NHKとっておきサンデー」與芝由三栄です。
今日のパートナーは…。
≫皆さん、こんにちは。
豊田エリーです。
どーもくんもよろしくね。
≫もう最近急に寒くなりましたね。
≫今朝も寒くて。
≫街じゅうにいきなりクリスマスソングがあふれて。
≫ハロウィーンが終わったらクリスマスで。
うちもリースを玄関のドアに飾りました。
まだツリーはまだなんですけど與芝さんの家はどうですか?準備のほうは。
≫準備したほうがいいよなツリーも出したほうがいいよなって思いながら。
≫結構、大仕事ですよね。
≫また後片づけをいつかやらないとなると面倒で。
≫頑張りましょう、お互い。
≫では今日のメニューからまいりましょう。
炭坑の改革に乗り出したあさですが納屋頭たちは猛反発。
一方、はつは和歌山での再出発を目指しますが夫の惣兵衛が再び家を出て行ってしまいます。
「あさが来た一週間」はこのあとすぐ。
24分ごろからは「とっておきチェック」。
若手俳優2人が、自分で自分を撮影したドキュメンタリー番組「ジドリ」の魅力に迫ります。
32分ごろからは「どーも、NHKです」。
日本語のアクセントを研究し放送に生かすNHK放送文化研究所の取り組みをご紹介します。
≫最初のコーナー「朝が来た一週間」です。
あさは九州に行って坑夫たちの信頼を勝ち得たんですが経営者としてはまだまだいろいろ難題がありますよね。
≫私はお姉さんのはつがどうなるのかそこが気になっていて。
実家から和歌山の土地を譲り受けたんですが行くのか、どうなるのか。
気になりますね。
≫それでは23日からの1週間分を20分のダイジェストでご覧ください。
♪「時には雨も降って」♪「涙も溢れるけど」♪「思い通りにならない日は」♪「明日頑張ろう」
(はつ)あさ。
明日からまた九州やて?
(あさ)へぇ。
その前にお姉ちゃんと藍之助の顔見とうて来てしまいましたんや。
そんな忙しい時にうちなんか寄って…。
お姉ちゃん、もう惣兵衛さんに言わはりました?和歌山のこと。
それが…。
(惣兵衛)おう!また来てたんか。
惣兵衛さん、お帰りなさいませ。
ほなら、お姉ちゃん行ってまいります。
五代友厚は多くの鉱山を手中に収め鉱山王と呼ばれる、大阪の名物男になっておりました
(友厚)飯場が5つに増えたてそれは景気のええ話ですなぁ。
いいや。
飯場飯場によって不公平が出てるみたいで。
それで、また明日から九州行かなあかんのだす。
そうですか。
いや〜、加野屋の四男坊はんが先に、いたはりますがな。
はぁ、炭坑まで買おうっちゅう勇ましい、おヒゲの若奥さんにはかないまへんよってなぁ。
(笑い声)あささんでも、ああいう嫌みは気になりますか?小さい頃は勇ましいやら男らしいやら言われてもちょっとも気になったことあれへんかったのに大人になると何や感じが違てきますなぁ。
それは、この国の男と女の見方がそういうふうにできてしもてるから。
男も女も、そう大した違いはないゆうのに…。
そうだすやろか。
そうです!私がハズバンドやったらあなたに、こんな肩身の狭い思いはさせない!へ?
(ふゆ)大阪も、じきに陸蒸気が走るて、ほんまだすか?
(弥七)ほんまみたいだっせ。
この店も炭坑の商いのおかげで借金ちょっとずつ減ってきてるいう話だすしなぁ。
(うめ)そらよろしおましたなぁ。
(クマ)石炭さまさまだすなぁ。
ほんまだすなぁ。
浴衣の会?
(新次郎)その会でお三味線、弾かしてもらうことになりましたんや。
ほな、九州のお仕事早、終わらして帰ってこな!ハッハハ。
そない大げさなもんやあれへんのやで。
はぁ、そら楽しみなことだすなぁ。
そのころ、姉のはつは…
和歌山の土地を…?へぇ、この土地で一家みんなで頑張っていつかきっと、この恩を何倍にもして返してほしいと母から、そない言われました。
今井のお母さんは、わしら一家にもいっぺん、前に踏み出す機会くれはったんや。
ほんま、おおきに!ただいま。
お帰りんしゃい。
(亀助)長旅ご苦労さんでございます。
こっちは、どないだす?それが…一人いけ好かん納屋頭がおりますのや。
あいつだす。
あいつの組だけ取れる炭の量が少ないいうんで。
(サトシ)おう。
確か、サトシさんだしたなぁ。
そうたい。
サトシさんの組はほかの組の者からもあやつのとこだけ楽しとるっち苦情が来とりますと。
(亀助)しかも坑夫たちの上前相当ハネてるみたいで。
それだけやあらしまへん。
坑夫が採掘に使う道具や手拭いや酒なんかのこまごましたもんも納屋頭が値段決めて売ってその売り上げもピンハネしてるて。
それも、ピンハネ。
肝心の坑夫たちの暮らしはいつまでたっても楽になれへんのだす。
そないな勝手許したはるんだすか?昔からの事ですき。
坑夫たちのことは支配人のわしも、うかつに口出しできんとです。
そやけど、このままやったらあきまへんなぁ。
うち、この炭坑の改革をせな思うんだす。
改革っちゃ、これまた物騒な…。
給金のほとんどが、お酒や道具に消えてしまうようでは坑夫さんたちの暮らしはいつまでたっても楽にならへん。
夢も希望もあらしまへん。
夢…。
うちは、現場の皆さんに働いたらその分、ええ暮らしができるいう希望を持ってもらいたいんだす。
希望…。
まずは、よりようけの石炭を採れたら採れただけその組の坑夫さんたちに平等にご褒美を差し上げるんだす。
(治郎作)褒美?へぇ。
それから坑夫さんたちが使うもんを納屋頭さんが売るいうことも禁じよ思うんだす。
はぁ!?そげなこと、無理ば〜い。
飯場には飯場の昔からのやり方があるとやけん。
それを変えたら山は大騒ぎになるったい!坑夫と加野屋との間にある納屋頭の仕事を奪うことになるとばい。
奪うつもりは、あらしまへん!それでも、うちらが直接坑夫さんたちとやり取りせなんだらあの人たちの暮らしは一向に楽にならへんのだす!そげなったらみんな、どげ助かることか。
参ったのう。
ハハハ。
(菊)何だすて?あんた私に大阪を出え言いますのか?一緒に和歌山行って新しいこと始めよ言いましたんや。
お父ちゃんとはつが野菜作ってくれて、それをわしが売りに歩く。
お母ちゃんが家のこと守ってくれる。
それかて、きっとなりわいにしたら楽やあれへん。
そやけどなぁもう世の移り変わりに振り回されることもあれへんのや。
みんなで地ぃに足つけてもいっぺん働こ。
(栄達)今の私らにとって、なぁ。
土地が持てるやなんてほんま、ありがたい話やで。
みんなで和歌山行って出直そうやないか。
私はなぁ、あんたがいつかきっと、この山王寺屋を生き返らせてくれるやろ思てそやさかいにこない情けない暮らしにかて耐えてきましたんやで!なぁ、頼むさかいもう、前向いとくなはれ!私は、大阪一の山王寺屋の内儀だす。
和歌山になんか金輪際、行かしまへん!わしはなぁこの家のためや思て…。
あんたらが、どないしても行きたい言うんやったら…親子の縁、切ったらよろし!はぁ…今度こそ旦那様のために早帰らな思てたのにやっぱり、そうもいかへんなぁ。
(亀助)そないみたいだすなぁ。
こんなんやったら、もういつ、おヒゲが生えてきたかておかしいことあれへん。
おヒゲだすか?もう、ちょっと待ちんしゃい。
はいはい…。
亀助さん。
ほんまは、うちな…。
はい。
人並みに旦那様のそばにいててお世話したりいつか、ややこを育ててみたいて思うこともあるんだす。
え?このままやったら、うち嫁、失格やなて。
あ…。
堪忍!亀助さんにけったいなこと聞かしてしもたな。
けったいなんて何も…。
さあ、今は炭坑炭坑。
坑夫さんのことだけ考えな!いいや、若奥さんかて人の子だすがな!そないに、いつも真剣に坑夫のことばっかり考えんかて!うちは坑夫さんのことも家の者みたいに大事に思てんのやさかい。
ああた…。
(サトシ)おい、起きろ!日が明けるったい。
腰が痛かとです。
今日は休ませちください。
何ちゃ、きさん!今頃になって仮病ば使いよって俺をごまかす気かこん横着者が!あ、あの…体きつかったら今日は…。
(大声で)よそ者が邪魔しよんなあが!余計なことしなんな。
へ?あっ…。
早せえ!すんまへん、親分さん。
あん坑夫は怠け癖のついとっとたい。
やけん、サトシが厳しゅうしよるったい。
坑夫も坑夫たい。
人んよか納屋頭だと逆に、なめられて押しが利かん。
山には山のやり方があるったい。
うかつに変えられんとよ。
親分さんも改革は、せん方がええ思いはりますか?いつかは、せんといかんのかもしれん。
うちは、今や思うんだすけど。
よりようけの石炭を採った組の坑夫さんには加野屋から、じかにご褒美を差し上げます。
これは皆さんのための新しい制度だす。
みんな平等に、ええ思いしてこの炭坑で働くことに夢持ってもらいたいんだす。
(ざわめき)納屋頭さんのお仕事も何も、のうなる訳やあらしまへん。
どうか分かっとくなはれ。
(紀作)ピンハネがのうなるっちゅうことか。
そりゃ、えらい儲けが増えることになるばい。
異論がないみたいだしたら早速…。
みんな!だまされたら、つまらんぞ。
この世に平等なんちあるか。
その証拠に掘っとるのは俺らやいうのに立場が強いんは銭持っとるあんたら加野屋さんたい。
世の中、銭たい!こいつら、俺たち弱い者を少ない銭で働かしちボロ儲けしよ思うとるとたい。
そんな…。
お前んだち金持ちの理屈を勝手に、こん山に持ち込まれてたまるか!
(福太郎)そうちゃそうちゃ。
俺だちにゃ俺だちのやり方があるったい。
(伊作)そ、そ…そげなか…金持ちの話聞く訳なかろう!
(紀作)納屋頭の言うとおりたい。
やっぱり…。
(ため息)若奥さんまた、やったはんのだすか。
へぇ。
うちの言葉がみんなに届かへんのはここで働く、みんなの気持ちを分かりきれてへんさかいだす。
今まで、何不自由ない暮らしさしてもろてたうちがちょっとでもみんなに近づくにはこないして一緒に働くのが一番ええ思て。
あさは反対は覚悟の上で納屋頭一人一人と話をすることにしました
考えんこともないけんど…。
忙しいけん、また。
え?
納屋頭たちの反応は芳しくありませんでしたが根気強く話を詰めていくうちに…
俺も、こん炭坑に来る前はやりたいことがあったと。
え?
(福太郎)小さい頃おっ母ちゃんがいっぺんだけ読み本を拾っちきちくれたがあってそれにあった絵が好きでのう。
おっ母ちゃんがお前はいつか絵描きになれっち。
姉御の話しとるん聞いとったらそげなことを思い出してしもた…。
俺は姉御んこと好かんことならん。
あんたを信じてみる。
酒ば飲むとか、おい!
あさの説得に反対する者は一人ずつ減っていきついにサトシの組だけが残されました
大盛況たい!奥さん。
みんな喜んで働いとるが。
そやけど、まだサトシさんの組が。
(宮部)あっ、あいつ…。
じっくり時をかけて説得するしか、あらしまへんなぁ。
そして、はつの家では…
ちょっとの間、家空けるてどこ行かはるおつもりだすか。
すぐに帰ってくるさかい。
どこも行かんといとくなはれ!お願いします。
ここに、いといとくなはれ。
すぐ帰る。
今度こそ、帰ってけえへんかも分かれへんで。
あれは、そういう弱い男や。
帰ってきはります!藍之助かていてますのや。
そんな、きつい顔してたらあかん。
おなかのややこに障るさかい。
その子には、あんたの声ぜ〜んぶ聞こえてますのやで。
あ〜、しんど。
お母様、おおきに。
そして、とうとう新次郎の三味線の会の日がやって来ました
やっぱり聴かれへんかったなぁ旦那様のお三味線…。
奥さん。
おなごん人はあまり寝ずに働いたら、いけまっせんと。
もう10日もろくに寝とらせんやないですか。
心配してくれはって、おおきに。
たまには大阪に帰ったらどげですか?今、うちがここを離れる訳にはいかしまへん。
炭坑の改革がまだ始まったばっかりだす。
みんな、それに向けて頑張ってくれてはるのにうちだけそないわがまま言うたら…。
わがままやなかとて!あんたは、どっちかいうたらその逆たい。
自分のことは、ほったらかしで…。
もっと自分を大事にせえ。
バカ!バカ…?こげん口ば悪い亭主がバカっち言うのはこれ以上ない褒め言葉なんちゃ。
へ?は?いらんこと言うんやなかと、もう。
いいやないですか!たまには言わせてください。
こん人は奥さんのこと好いとうとです。
ほかの坑夫たちもみんな、そうですと!九州男っちゅうのはもう、いっつもようけ口に出すことをせん!弱っとるおなごに声もかけられん男はふぬけですたい!
(女子衆)そうっちゃそうっちゃ。
(ざわめき)おおきに。
あんたに元気がないと俺だちも元気が出んけ。
あんたに負けんよう男も女も一生懸命、働いとる。
今まで、いろんな飯場におったとやけどこげなこつは初めてじゃ。
働くんが好きやなかった連中までだんだん、ようけ働くようになっちきちみんなが毎日楽しそうに石ば掘って…。
こら、あんたのおかげたい。
あんたに感謝しとる。
あんたの気持ちちゃ〜んと伝わっとるけん。
おおきに!姉御。
おおきに。
わしも姉御んこと、好いとうと!
(一同)おおきに!奥さん。
(一同)おおきに。
(亀助の泣き声)
働きづめだったあさがすっかり眠り込んでいると…
グッド・モーニング。
五代様?まだ夢の中やろか…。
むしろ、夢の中のことや思て聞いてくれたらええ。
日本から遠く離れた南極いう氷だらけの所にペンギンという鳥がいてます。
鳥?
(友厚)ペンギンは大きな海を素早く泳ぐことができる。
そやけど、海の中は危険がいっぱいや。
どんな敵や困難が待ち受けてるかも分からへん。
そんな時に、海に群れの中から一番先に飛び込む勇気あるペンギンのことをファースト・ペンギンというんです。
私は、ほんまは加野屋はすぐに潰れるて思てました。
なんてことを!そやけど加野屋には、あなたというファースト・ペンギンがいてた。
恐れを見せず、前を歩む者が。
恐れを見せず、前を?そう!それでええ。
胸張って堂々と海に飛び込むんや。
それだけ伝えに来ました。
(いななき)はっ。
いてはれへん…。
胸張って堂々と。
そして、翌朝
サトシさん、いてはりますか?加野屋だす。
うち、いっぺん大阪に帰ります。
ほんまは、もうちょっとお話しできたらよかったんだすけど…うちの言葉が足りずサトシさんに不愉快な思いさしてしまいました。
せやけど、うちこの新しい決まりがこの炭坑のために、ここで働くみんなのためになるいう考えに間違いはないて自信も持っております。
せやさかいどうか、もういっぺん考えてみとくなはれ。
よろしゅう。
(サトシ)新次郎さんは元気ですか?え?ただいま帰ってまいりました。
(一同)お帰りやす。
え〜っと…お三味線の会に行かれへんかって、堪忍。
文も書かれへんかって、堪忍。
分かりましたて。
まずは黙ってゆっくり顔見せとくなはれ。
炭もヒゲもついてまへんやろか?何言うてますのや。
お帰り。
ただいま。
おっ。
(藍之助)あっ、お父ちゃんや!おう。
旦那様…。
お父ちゃ〜ん!ただいま。
すぐに帰ってくる言いましたやろ。
どこ行ってはったんだす?ほい。
和歌山や。
(正吉)ああ…やぁ、みんな忙しいところ集まってもろて悪おましたなぁ。
(榮三郎)何だす、お父ちゃん改まって。
(正吉)まあまあ…座んなはれ。
実はな…私、今日限り加野屋の身代を譲ることにしましたんや。
え?旦さんが隠居てそない、いきなり…。
よのと雁助には、ちょっと前から相談しておりましたんやで。
私に代わってこの加野屋の身代を継いでもらうのは…。
≫すごい気になっちゃいますね。
本当、衝撃の引退発言ですね。
ご主人の。
誰が継ぐんですかね。
≫あさ?≫私たちとしてはあさに継いでほしいですけどね。
頑張ってるから。
あさも九州の坑夫たちにやっと認められてきて。
姉御、おおきにっていう場面は感動しますね。
すてきでした。
≫やっぱり気になるのは納屋頭のサトシ。
新次郎さん元気ですかって。
≫ちょっと、あのひと言もどうつながっていくのか。
≫これからの展開にサトシがどのように関わってくるのか大変気がかりです。
≫どーも、どーも。
≫どーもくん、何?ありがとう。
どーもくんがとっておき情報を持ってきてくれました。
どうやら坑夫たちをまとめる親分とその奥さんが「土曜スタジオパーク」に出演するそうですよ。
来月5日の放送に親分・治郎作役の山崎銀之丞さんと妻・カズ役の富田靖子さんが出演。
炭坑のセットを使った収録の舞台裏や夫婦役に込めた思いなどについてたっぷりとお話を伺います。
≫今、本当にあさを支えてくれる2人ですからね。
≫すてきなね。
≫番組でどんな裏話が聞かれるか楽しみです。
以上、「朝が来た一週間」でした。
≫続いてのコーナーはいくよ、どーもくん。
「とっておきチェック」。
撮れるかなあ、與芝さん、映ってますよ!このように自分で自分を撮影することを自撮りと言いますが今日の「とっておきチェック」はこの自撮りで制作したドキュメンタリー番組の見どころをご紹介します。
ということでその番組というのがこちら。
来月5日、土曜日夜10時から放送する「ジドリ」です。
俳優の斎藤工さんと森山未來さんにカメラを渡し1か月ほど好きなように撮影してもらいました。
≫この2人といえば本当に今、最も旬な俳優さんですよね。
≫斎藤工さんは数々の映画やドラマに出演。
大人の色気と独自の存在感で女性ファンから絶大な人気を集めていますよね。
森山未來さんは映画や舞台ドラマなどで活躍する実力派俳優さんです。
単身イスラエルに渡りダンサーとしても1年間活躍しました。
今回の番組では自撮りを通して2人の意外な素顔が見えてきますよ。
まずは斎藤工さんの「ジドリ」です。
両手いっぱいに持ってきたのは…映画のDVD。
実は、斎藤さん知る人ぞ知る映画通。
映画批評の雑誌連載を8年続けています。
移動中の新幹線の中で映画をチェック。
ホテルの部屋でも!?イベントのゲストとして招かれた斎藤さん。
楽屋での待ち時間も!?続いて、自宅のキッチンにカメラを持ち込んだ、斎藤さん。
次回作の役作りのためダイエット料理を作ります。
料理の説明をするつもりがいつしか大好きな映画の話へ。
このほかにも台湾や沖縄への1人旅などプライベート映像も満載です。
連載には、どんな作品を取り上げるのでしょうか?自撮りを通して斎藤工さんの映画への熱い思いを見つめます。
続いては森山未來さんの「ジドリ」です。
田園風景が広がる愛媛県内子町。
森山さんは、今年の夏この町に1か月間滞在しました。
木造の芝居小屋、内子座で自分が企画したパフォーマンス作品の公演を行うためです。
森山さんは一軒家を借りイスラエル人ダンサーと通訳の3人で共同生活をすることに。
ここで1か月生活することになりそうです。
稽古は、毎日午前10時から午後5時まで。
せりふは日本語とヘブライ語の2か国語。
料理は自分たちで作ります。
この日は、森山さんがカレーを作りました。
時には、地元の人たちから食べ物をおすそわけしてもらうことも。
内子らしいものを作品に取り入れたいと考えた森山さん。
地元の木材で舞台装置を作ってもらいました。
なぜ田舎での創作活動にこだわるのか?森山未來さんの視点を通して舞台にかける情熱を描きます。
≫1か月もカメラで自分を撮り続けるとカメラとの距離感っていうのもやっぱり縮まってくるといいますかふだん見られない日常というのがかいま見られる気がします。
≫構えてない姿が見れそうですよね。
お二人の魅力がたっぷり詰まった番組ですのでぜひご覧ください。
ドキュメンタリー番組「ジドリ」は総合テレビで12月5日土曜日夜10時からの放送です。
ぜひ、ご覧ください。
以上「とっておきチェック」でした。
≫どーも、どーも!≫続いては、NHKのさまざまな取り組みをご紹介するコーナー「どーも、NHKです」。
日々、放送されるニュース。
原稿の内容を正確に伝えるために気をつけなくてはならないもの。
それがアクセントです。
今後の政治運営などについて説明しました。
放送前、原稿の下読みをする高瀬アナウンサー。
(「じゃ」にアクセントで)「じゃんけん」なのか
(「け」にアクセントで)「じゃんけん」なのかアクセントに迷うと…。
確認のために使っているのはNHKの放送で使う言葉のアクセントを記した辞典です。
辞典には
(「け」にアクセントで)「じゃんけん」を優先して使うように記されています。
この辞典には、全国の皆さんに伝わりやすいアクセントをNHKが独自に調査して載せています。
高く発音するところは横の線次の音が下がる時には下向きの線がついています。
辞典をまとめているのは放送に関する調査や研究と世論調査などを行っているNHK放送文化研究所です。
放送の言葉を研究しているのは8人。
新しい言葉や時代とともに変わるアクセントなどに注意を払い日々、放送に使う言葉の基準を決めています。
そして今、アクセント辞典の大幅な見直しも進めています。
全国のより多くの人に受け入れられるアクセントを研究し、放送に生かす取り組みを紹介します。
きょうはNHKの放送で使われる言葉のアクセントについてNHK放送文化研究所メディア研究部・副部長中尾晃一郎とお伝えします。
よろしくお願いします。
さあ、こちらが先ほど紹介しましたアクセント辞典およそ6万9000語が載っています。
これがNHKの放送の基準となっているんですよね。
放送といいますのは一度に多くの人に情報を伝えます。
しかも聞き直しができないですからどんな言葉をどんなアクセントで使えば全国の皆さんに確実に伝わるのかその基準を作ることが大変、重要になるんですね。
NHK放送文化研究所では長年放送用語の研究に従事する専門の研究員とアナウンサーや記者ディレクターなど放送の現場で経験を積んだ研究員とが力を合わせまして放送の基準となるアクセント辞典を作っているんです。
そのアクセントは時代や社会情勢によって絶えず変化しています。
ちょっと、こちらをご覧ください。
皆さんは、この言葉どう読んでいますか?結果は、このようになりました。
NHKのアクセント辞典には両方載っていますね。
「スニーカー」と平板で読む方が多かったですね。
そうですね。
この言葉、かつてはですね
(「ニー」にアクセントで)「スニーカー」と真ん中が高いかたちで読むのが一般的だったんですけれども最近では、「スニーカー」と平板で読む人が増えてきました。
こうした変化を調査、分析して新たにアクセントを追加したり変更したりするかどうかを判断しているんです。
こうした社会の変化に対応するため18年ぶりにアクセント辞典の大幅な見直しに取り組んでいます。
アクセント辞典が最初に作られたのは昭和18年。
ラジオ放送の時代でした。
2冊目からは、戦後になってよく使われるようになった外来語などが追加されまた、アクセントの変化にも対応してきました。
今回行われる改訂は5回目となる大がかりなものです。
準備が始まったのは平成20年。
NHKの全国のアナウンサー500人にアンケート調査を行いました。
アクセントを見直すべき言葉を挙げてもらうためです。
NHK放送文化研究所では特に指摘の多かったおよそ5500語について放送で使うのにふさわしいアクセントを選んでもらったほか確実に伝わるアクセントはどれか音声で聞き比べてもらう調査も行いました。
(「ア」にアクセントで)「アイシング」は。
(平板に)「アイシング」は。
調査の結果、今の辞典に載っているアクセントとの間にずれが生じている例がいくつか見つかりました。
例えば、この言葉皆さんはどう読みますか?今のアクセント辞典では第1の読み方が
(「ム」にアクセントで)「コムギ」。
(平板に)「コムギ」は2番目です。
こちらはどうでしょう?
(「カ」にアクセントで)「ワカメ」が1番目で
(「ワ」にアクセントで)「ワカメ」は2番目です。
長年、放送の言葉を研究しアクセント辞典の編さんにも20年前から関わっている塩田雄大研究員です。
今回の大がかりな改訂ではこれまで、ほとんど載せていなかった日本各地の地名を載せることにしました。
こうした地名のアクセントをどう定めるか検討が行われています。
例えば、北海道の地名
(「ツ」にアクセントで)「アツベツ」は地元の放送局では
(「ア」にアクセントで)「アツベツ」と読んでいるという報告がありました。
会議の結果全国放送で伝わりやすい
(「ツ」にアクセントで)「アツベツ」に加え地元放送局で使われる
(「ア」にアクセントで)「アツベツ」も載せる方針でまとまりました。
この辞典さらに大きな変更点があります。
アクセント記号が変わるんです。
これまでの鍵のような形から斜め線、音が下がる記号になるんですよね。
これ、どうしてですか?この言葉で説明しましょう。
海の幸。
(ウとサにアクセントで)「ウミノサチ」。
2回音が下がってますよね?現在のアクセント辞典で、これどう表現されているかというとこうなっています。
忠実に発音して…。
(「ウ」にアクセントで)「ウミノサチ」。
このサとチの間の音の高さが変わってないですよね?なので、この下がりを表現したいがためにですねこの、従来の記号を使うとどうなるかというと今度は、このサの音をもう一度、ウと同じ高さまで上げなさいというメッセージに受け取られまして
(ウとサにアクセントで)「ウミノサチ」というちょっと不自然なアクセントを誘発しているという指摘があったんですね。
そこで、新しいアクセント記号を使いまして下がり目だけを示すと…そうしますとウ・ミ・ノ、サはノと同じ高さチは、さらにそこから下がるということで実際の海の幸に、より近いアクセントを示すことができるということになったんです。
なるほど。
この新しいアクセント辞典来年春までの完成を目指しています。
私ども、NHK放送文化研究所は視聴者の皆さんにより聞きやすく分かりやすい日本語をお届けするために、これからも日本語の変化と向き合い調査・研究を進めてまいります。
ここまでNHK放送文化研究所が行っている日本語アクセントの研究についてお伝えしました。
≫私は、もうふだん意識しないで小麦、ワカメって発音してました。
おもしろいね。
アクセントって時代によって変わっていくものだからこうやって今どう使われているか調査するって大切だよね。
言葉も生きているんだなということがよく分かりました。
そういえばどーもくんはいろいろなアクセント使えるの?≫どーも〜。
≫何、それ。
初めて。
さて、ここからは11月に発表されたNHKからのお知らせをまとめてお伝えします。
まずは、つい先日発表になったこちらからご覧ください。
「第66回NHK紅白歌合戦」の司会者、および出場歌手が11月26日、発表になりました。
白組司会は井ノ原快彦さんそして、紅組司会は綾瀬はるかさんです。
総合司会は有働由美子アナウンサーとこの方が務めます。
総合司会の黒柳徹子です。
よろしくお願いします。
出場歌手はご覧の全51組の皆さんです。
白組から、ゲスの極み乙女。
紅組からSuperflyなど10組が初出場です。
このほか、特別企画に小林幸子さんも出演します。
会見では、初出場の皆さんの喜びの声が聞けました。
有働さん、俺やったよ!よかったねー、源ちゃん!
(井ノ原)泣いていいんだよ。
こん…なんか…こんなにすごくうれしいんだなって…。
「紅白歌合戦」は大みそか夜7時15分から総合テレビとラジオ第1で放送します。
お楽しみに。
では改めて、きょうお伝えする内容はこちらです。
まずは番組についての情報です。
来年4月から放送の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の記者発表が今月6日、開かれました。
「とと姉ちゃん」は戦前、そして戦後の混乱期を父親代わりに一家を支えながら明るく生き抜く主人公とその周りの人々を描きます。
この日は主演の高畑充希さんを取り巻く新たな出演者が発表されました。
今の時代に、ちょっと忘れかけている、本当に日常のささいなことを大切に大切に生きている人たちの話です。
初めて、朝ドラに参加させていただきます。
私、初めて…祖母という役やる以上は徹底して滝子おばあちゃんをやりたいと意気込んでおります。
個人的には久しぶりの朝ドラの出演なのでわくわくしておりますが撮影でも座長をしっかり支えていけるように頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
みんなで肩組んで、楽しく長丁場をやり抜きたいと思うのでよろしくお願いします。
一方、現在放送中の連続テレビ小説「あさが来た」も後半の追加キャストの発表がありました。
この「あさが来た」という作品に参加できることを大変うれしく思いますし何といっても、びっくりぽんです。
びっくりぽんを瀬戸君に先に言われたのでつかみの笑いが無くなりました。
精いっぱい頑張っていきたいと思います。
皆さん、これからも「あさが来た」応援したらどうや。
どうもありがとうございました。
こうして新しいキャストの皆さんを迎えて、あと…折り返してますけど、半分くらいいとしく楽しい時間を重ねられたらなと思いますのでどうぞ応援よろしくお願いします。
ありがとうございます。
いよいよ目が離せない「あさが来た」。
これからもお楽しみに。
続いては、番組以外についてのお知らせです。
ことしも「NHK歳末たすけあい」「NHK海外たすけあい」が行われます。
「NHK歳末たすけあい」は共同募金会を通じて福祉施設をはじめ、支援を必要とする方のために使われます。
「NHK海外たすけあい」は日本赤十字社を通じて世界各地の紛争や災害、病気に苦しむ人たちのために使われます。
皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
8Kスーパーハイビジョンに対応した新たな中継車が配備されました。
高精細で迫力ある映像を楽しめる4K・8Kスーパーハイビジョン。
この世界初の8Kの中継車は9月に完成しました。
最大で10台の8Kカメラが接続できダイナミックな中継が可能です。
この日はアメリカンフットボールの試合を収録するテストに臨みました。
今後、さまざまなスポーツの中継などで活用していく予定です。
次はNHKの放送をインターネットで同時配信する検証実験についてです。
今月は、総合テレビとスポーツ中継の一部で行いました。
スマートホンやタブレット端末パソコンで、いったいどんな番組がよく見られるのか視聴者の皆さんのニーズを探り画面の見やすさも検証します。
次回は来年1月1日の天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝を同時配信する予定です。
外出先でも、スマートホンやタブレット端末でご覧になれます。
次に、視聴者の皆さんからNHKふれあいセンターに寄せられたお問い合わせの中からご紹介します。
この時期、何といっても「紅白歌合戦」に関するお問い合わせを非常に多く頂いています。
中でも、観覧希望のはがきを出したが誰が抽選しているのか?抽選はどうやっているのか?というお問い合わせが目立ちました。
今回はこちらについてお伝えします。
東京・渋谷のNHK内にある会議室です。
ただいまより「第66回NHK紅白歌合戦」の観覧応募はがき抽選会を行います。
11月5日、観覧応募はがきの抽選会が行われました。
会場には公平公正な抽選を行うため最寄りの警察署の警察官に立ち会ってもらっています。
観覧希望のはがきは、ことしは102万5通、寄せられました。
締め切り日までに届いた有効応募はがきには抽選前に1枚1枚通し番号を印字しておきます。
番号の抽選はスタッフが行います。
まず下3けた1組の当選番号を決定。
これで、およそ1000枚分の当選はがきが決まりました。
続いて、下4けた、下5けた下6けたの新たな当選番号を決定し、既定の枚数に達したところで終了します。
≫以上、NHKが11月に発表したお知らせでした。
≫それでは、最後に今夜のおすすめ番組です。
総合テレビ、8時からは大河ドラマ「花燃ゆ」。
富岡製糸場閉鎖の知らせが届き揺れ動く群馬。
揖取素彦は、政府に存続を訴え美和と女性たちは署名活動を始めます。
第48回「富岡製糸場の危機」ぜひ、ご覧ください。
9時からはNHKスペシャル「新・映像の世紀」。
第一次世界大戦後世界のリーダーに躍り出たアメリカ。
その立役者が、巨大財閥グレートファミリーです。
石油王ロックフェラー家や金融界を牛耳ったモルガン家などのプライベート映像から現代資本主義を生んだ欲望の時代を見つめます。
≫「とっておきサンデー」。
今日は豊田エリーさんとお伝えしましたが来週は池澤あやかさんとご案内します。
≫どーも、どーも。
≫なになに、さてはまたあっち向いてホイをやりたいんでしょう?しょうがないですね。
どーもくんがどこを向くか当ててくださいね。
≫このあともNHKの番組でお楽しみください。
2015/11/29(日) 11:00〜11:54
NHK総合1・神戸
NHKとっておきサンデー[字]

あさが来た一週間▽自撮りドキュメンタリー「ジドリ」の見どころ紹介▽「放送文化研究所」の取り組み▽最新の番組情報とNHKの経営などに関するお知らせ

詳細情報
番組内容
あさが来た一週間:連続テレビ小説一週間分を20分のダイジェストで!▽とっておきチェック:人気俳優・斎藤工と森山未來が自分で自分を撮影する異色のドキュメンタリー「ジドリ」の魅力に迫る▽どーも、NHKです:伝わるアクセントを放送に!「放送文化研究所」の取り組み▽最新の番組情報とNHKの経営などに関するお知らせをまとめて紹介
出演者
【司会】豊田エリー,與芝由三栄

ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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