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経団連会長 業績好調企業に賃上げに呼びかけ
11月24日 21時26分

経団連の榊原会長は24日開かれた記者会見で、来年の春闘での企業側の対応について、業績が好調な企業は賃上げに前向きに対応するよう呼びかけていきたいという考えを示しました。
この中で、榊原会長は来年の春闘での企業側の対応について、「ベースアップや定期昇給、ボーナスを総合的に考えるべきで、従業員の手取りの増加が消費の拡大につながる」と述べました。
そのうえで、「ことしの春闘では経団連に加盟する大企業で平均8000円を超える賃上げを実現している。組合からまだ要求は出ていないが、経済の好循環のためには継続的な賃上げが必要なことは理解する」と述べ、業績が好調な企業は賃上げに前向きに対応するよう呼びかけていきたいという考えを示しました。
一方、政府などから企業が高い利益を上げながら設備投資などに回さず、内部にため込んでいるという指摘が出ていることについて、榊原会長は「長期投資などのかたちで、すでに使われているほか、保有する現金や預金も運転資金としては当たり前の規模で、過剰な資金を使わずに持っていることでは全くない」と述べ、指摘は当たらないという認識を示しました。

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