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オスプレイ事故 操縦士の不的確な判断などが要因11月24日 6時16分
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アメリカ海兵隊の新型輸送機オスプレイがことし5月、ハワイで演習中、着陸に失敗し2人が死亡した事故で、アメリカ軍は操縦士の技量や不的確な判断などが事故の主な要因だとする調査結果を公表しました。
ことし5月17日、ハワイ、オアフ島のアメリカ空軍の基地で、アメリカ海兵隊のMV22オスプレイが、演習中に着陸に失敗し兵士2人が死亡しました。
アメリカ軍は23日に事故原因の調査結果を公表し、事故機が最初に着陸を試みた際、着陸地点の視界が予想よりはるかに悪かったことから、操縦士は別の飛行経路や着陸地点を選ぶなどすべきだったと指摘しました。
こうしたことから、調査結果は、操縦士には規則違反などはなかったとしながらも、着陸地点に関する不的確な判断や操縦士の技量などが事故の主な要因だったと結論づけています。
一方で、機体が落下した原因については、着陸に際して機体を低い高度で維持した結果、エンジンが巻き上がった砂やちりを吸い込んで出力の喪失につながったと分析し、オスプレイの同型機について、エンジンの空気フィルター装置などを改善するよう勧告したということです。
アメリカ軍は23日に事故原因の調査結果を公表し、事故機が最初に着陸を試みた際、着陸地点の視界が予想よりはるかに悪かったことから、操縦士は別の飛行経路や着陸地点を選ぶなどすべきだったと指摘しました。
こうしたことから、調査結果は、操縦士には規則違反などはなかったとしながらも、着陸地点に関する不的確な判断や操縦士の技量などが事故の主な要因だったと結論づけています。
一方で、機体が落下した原因については、着陸に際して機体を低い高度で維持した結果、エンジンが巻き上がった砂やちりを吸い込んで出力の喪失につながったと分析し、オスプレイの同型機について、エンジンの空気フィルター装置などを改善するよう勧告したということです。