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ロシアとイラン シリアを巡って欧米をけん制
11月24日 5時58分

ロシアとイラン シリアを巡って欧米をけん制
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ロシアのプーチン大統領とイランの最高指導者ハメネイ師が会談し、シリアの政治体制については、シリア国民の判断を最優先にすべきだという立場を確認して、アサド大統領の退陣を求める欧米諸国をけん制しました。
ロシアのプーチン大統領は23日、8年ぶりにイランを訪問して、首都テヘランでイランの最高指導者ハメネイ師と会談し、シリア情勢について意見を交わしました。
この中で、プーチン大統領は「シリアが、どのような政治体制であるのか、誰が統治するのか、外部からシリア国民に押しつけてはならない」と述べました。一方、ハメネイ師も、「政治的な解決策はシリア国民の合意に基づかなくてはならない。アサド大統領は国民の幅広い支持を得ている」と述べ、アサド政権への軍事的な支援を強める両国は、アサド大統領の退陣を求める欧米諸国をけん制しました。
シリア情勢を巡って、欧米やロシア、イランなど関係国は今月14日、アサド政権と反政府勢力との対話を実現し、1年半以内に選挙を実施することを目指すなどとした和平案に合意しました。しかし、アサド大統領の進退を巡っては、欧米と、ロシアやイランの立場は、依然として隔たっています。

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