SONGS「My Little Lover〜20年目のHello,Again」 2015.11.28


1990年代きらめく名曲の数々を送り出したMyLittleLover。
デビューアルバムがいきなり300万枚を超える爆発的大ヒット。
透明感あふれる歌声のakkoそれを生かすプロデューサー小林武史。
やがて2人は私生活でもパートナーとなります。
しかしメンバーの脱退による活動休止の危機。
ひとりになってもakkoが歌い続けたのは胸に秘めた強い思いからでした。
「SONGS」MyLittleLover〜20年目のHello,Again〜。
少女から大人のシンガーへakkoの成長の物語です。
この日akkoが訪ねたのは国立音楽大学。
あ〜これは覚えてる。
この感じは。
歌が大好きだったakkoは声楽科を受験しますが不合格。
教育科へ進学し一度は歌を諦めます。
え〜うそ!?うそでしょ〜?え〜ほんと!?ほんとですか?声楽科の岩崎先生。
学科は違うakkoに歌の指導をしてくれました。
先生の期待に応えようと休む事なくレッスンを受け続けた日々。

(拍手)レッスンにのめり込み改めて歌の奥深さに気付いたakko。
「いつか歌手になりたい」。
淡い期待を抱くようになります。
将来の道に迷う大学4年生。
そんな21歳の彼女にある出会いが待っていました。
当時ポップス界を席巻していたプロデューサー小林武史。
多くの有名アーティストを手がける一方新たなユニットの構想を練っていました。
本当は歌手になりたかったakko。
理想の女性ボーカルを探していた小林武史。
共通の知り合いを通して2人は出会います。
出会ってすぐ小林がakkoに歌わせたのがこの歌。
クラシックとは違うakkoの新たな歌声の魅力を発見します。
デビューから3か月後に発表したサードシングル「Hello,Again」がチャート1位。
ミリオンセラーとなります。
そしてデビューアルバム「evergreen」も300万枚の爆発的なヒット。
翌年には23歳で小林武史と結婚。
2人の子供に恵まれニューヨークへ移住します。
まさにシンデレラストーリー。
しかし大ヒットの裏でakkoは悩みを抱え始めていました。
小林は他のプロデュースも忙しく次第にMyLittleLoverと距離ができ始めます。
多い時には1年に3枚も出していた新作アルバムも途絶えがちに。
2002年29歳の時ニューヨークから帰国。
その4年後にはついに小林武史も脱退。
そして離婚。
ひとりになったakko。
「もうMyLittleLoverを辞めようか…」一度はそう思います。
しかし一つだけ心残りがありました。
それは今まで一度しかやらなかったライブ。
どうしてもお客さんの前で歌いたいとソロで歌い続ける事を決心します。
自らライブをプロデュース。
直接お客さんに歌を伝えようともがき始めます。
更に作詞にも挑戦。
30代自分なりの言葉を発信し続けます。
ひとりで歌い続けて5年。
15周年記念のライブでは堂々と観客に歌を届けるakkoの笑顔がありました。
その姿は小林武史の心を再び動かします。
今年発表した新しいアルバムの名前は「re:evergreen」。
20年の時を経てあの傑作をよみがえらせました。
どんな時も前を向き歌い続けてきたakko。
歌手に憧れた少女が大人のシンガーとなり今届けます。
「Hello,Again〜昔からある場所〜」。
今年発表した新曲「ターミナル」。
小林はakkoの歌声に合わせこんな詞を書きました。
2015/11/28(土) 23:30〜00:00
NHK総合1・神戸
SONGS「My Little Lover〜20年目のHello,Again」[字]

今年デビュー20周年のMy Little Loverが初登場。akkoが20年ぶりに母校・国立音楽大学を訪ね、デビューから20年の栄光と挫折の日々を語る!

詳細情報
番組内容
今年デビュー20周年のMy Little Loverが初登場。ボーカルakkoが、母校・国立音楽大学を訪問。クラシック音楽に明け暮れた日々など、あまり語れることのなかったデビュー前の秘話を告白する。そして、マイラバ20年の栄光と挫折の日々を、akkoとプロデューサーである小林武史の言葉とともに、My Little Loverの歩んできた道を見つめる。
出演者
【出演】My Little Lover

ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
音楽 – その他
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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