こんばんは。
10時50分になりました。
全国のニュースをお伝えします。
都市部の若者らが、地方に移り住んで、住民の生活支援や特産品の開発など、地域活性化に向けた活動に取り組む、地域おこし協力隊の制度をPRするイベントが、神戸市で開かれ、全国で活躍する隊員が、日頃の活動をアピールしました。
会場には、全国のおよそ350人の隊員などが参加しました。
各地の隊員や隊員の経験者が、活動報告を行いました。
愛知県東栄町で観光振興に携わっている20代の女性は、町の特産で、化粧品の原材料として使われている、鉱物のセリサイトを観光の呼び物にするための活動に取り組んでいると話していました。
総務省によりますと、今年度の隊員数は、2450人になる見通しで、政府は、来年度は3000人とすることを目標にしています。
武器輸出三原則に代わって、去年、新たに決定された、防衛装備移転三原則を巡り、現役の防衛官僚らが、今後の戦略などについて意見を交わす研究会が、防衛大学校で行われました。
防衛装備移転三原則では、一定の条件のもと、輸出や海外への技術移転を認めています。
日本防衛学会が企画した研究会で、同志社大学大学院の村山裕三教授は、輸出できるようになったことで、民間で鍛えられた技術を防衛装備品に利用すれば、競争力のあるものになるという動きが出てきていると述べました。
また、防衛装備庁の堀地徹装備政策部長は、防衛装備庁としての技術戦略を、来年の夏ごろをメドに取りまとめたいという考えを示しました。
防衛装備品の開発を巡っては、防衛省が、ことし、大学などに研究費を提供する初めての制度を導入しましたが、大学の中には、研究資金が確保でき、歓迎するという意見がある一方、戦前の反省から、軍事研究を行わないという方針の下、制度への参加を見送った大学もあり、対応が分かれています。
同性愛や性同一性障害など、LGBTの人たちをどう思うかを調べた初めての意識調査で、同性どうしの結婚に賛成と答えた人が過半数に上りました。
一方で、友人が同性愛者だったら抵抗があると答えた人が半数を超え、社会的にはLGBTの存在を認めつつも、身近な存在としては抵抗感を感じている実態が浮き彫りになりました。
この調査は、国立社会保障・人口問題研究所などの研究グループが3月に行い、1259人から回答を得ました。
それによりますと、同性どうしの結婚を法律で認めることについて、賛成またはやや賛成と答えた人は、51.1%でした。
一方、友人が同性愛者だった場合、抵抗があると答えた人の割合は、男性の同性愛者だった場合が53.2%、女性の場合も50.4%でした。
また、職場の同僚が同性愛者だった場合、40代の男性管理職で、嫌だと答えた人が71.5%に上りました。
日本の中古車が最も輸出されているロシアで、市民に安心して車を選んでもらおうと、プロの整備士が修理の跡を見抜くこつを教える講習会が開かれました。
講習会は、日本の中古車の人気が特に高い、極東のウラジオストクで、大手中古車販売会社が初めて開きました。
ロシアの中古車ビジネスは、個人間での取り引きも多く、売り手が事故の履歴を隠して売る悪質なケースもあり、購入する際の注意点を知りたいという声が高まっています。
講習会には、購入を検討している人たちが参加し、整備士たちが、微妙に違う塗装が施されていることや、見えにくい所に傷痕があるとして、念入りに調べることが必要だと説明しました。
ロシアは、日本の中古乗用車の最大の輸出先で、去年はおよそ12万台が輸出されましたが、ロシアの通貨の下落で、おととしと比べると、20%余り減っています。
販売会社では、安心して車を選んでもらうことで、ビジネスを活性化させたい考えで、日本車の販売増加につながるか、注目されています。
では、全国のあすの天気です。
北陸から北の日本海側は、昼前後まで雨や雪の所が多いでしょう。
北日本の太平洋側と関東や東海は晴れ間が出る見込みです。
西日本は雲がやや多く、鹿児島は夕方から雨が降るでしょう。
2015/11/28(土) 22:50〜23:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 天気
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