「報道の自由」この言葉はたぶん誰でも聞いたことがあると思う。
報道機関が国の主権者である国民に~、つまりテレビや新聞なんかが僕らに~、事実を伝える自由。日本ではその自由が認められてるので、どんな偉い人もそれを邪魔することはできないってことになっている。
じゃあ「報道しない自由」は?っていうと、自分たちにとって都合の悪い事実はたとえそれが重大なことでもスルーしちゃうぜ!伝えないのも俺らの自由なんだぜ!っていうテレビや新聞なんかの姿勢のこと。
誰が最初に言い出した言葉なのかは謎だけど、何か事件が起きる度にテレビや新聞なんかのスルーっぷりが非難されて、主にネットでよく使われるようになった。
都合の悪い出来事そのものを報道しないパターン1と、出来事の中の都合の悪い部分だけを報道しないパターン2がある。
例えば最近だと全国の神社仏閣にアメリカ在住の宗教関係者が油をまいた事件。あれはパターン2の方で、どこも事件のことは大きく取り上げたんだけど、犯人が帰化した元在日韓国人だってことはテレビなんかそろって全局スルーだった。
他にも2002年のサッカーW杯の際に問題視された韓国側にばかり有利な疑惑の判定についても日本ではほとんど報道されなかったり、集団的自衛権の話でも中国や韓国が反対するとすぐ夕方のニュースで取り上げるのに、逆にフィリピンやタイ、シンガポール、ベトナムなどより多くの国が賛成している事実は取り上げられない。取り上げられたとしても扱いはかなり小さい。
こういうことがこれまでもずっと繰り返されてきたんだろうけど、幸いにもインターネットが普及したことによって一般人誰でもが情報を発信したり共有したり出来るようになった。おかげでテレビや新聞、マスコミがやってきたいろんな事がバレてきた。
まずハッキリしとかなきゃいけないのは、テレビも新聞も公平や中立じゃないってこと。
みんなそれぞれの立ち位置、方向性がある。
それなのに日本ではテレビや新聞はどこも一緒と思ってる人や、報道内容は真実をそのまま流してると"なんとなく信じてる人"がびっくりするほど多い。
そういう僕も以前はそうだった。全国何百万人の人が見てるテレビや新聞に偏りや間違いなんて無いだろうって思ってた。もしあればすぐに指摘されて問題になるだろうし…って。
しかし…現実は非情である。
世論を自社やそのスポンサーなどに都合よく誘導するために内容を捻じ曲げて伝えることもあれば、時には無かったことまで有ったことにしたりなんかもする。
ただ、それだと当然ながらバレた時に大きな批判を受けるリスクがある。実際に朝日新聞は去年それで大問題になって、集団訴訟まで起こされる大打撃を受けてるし。
・朝日新聞「慰安婦報道」原告団2万人超え 史上空前の集団訴訟に (2015.02.18)
ところが、都合の悪いことを報道しないだけならリスクも低いし罰則はない。
だからマスコミは日々、この使い勝手のいい武器「報道しない自由」を駆使して世論誘導を狙っているってわけ。
対策って言っても、知らされてないことには気付けないんじゃない?
ある人はそう言った。
確かにその通り。
知らされるのを待っていたら永久に気付けない。だから自分から情報を取りに行くしかない。
それも出来るだけいろんな種類の情報源から取る。
そうすればある1つの情報源では報道されてなかったことも、いろいろと知ることができる。
偏りの大きさは新聞を見ると分かりやすい。
全国紙と呼ばれる5紙の中でも一番保守よりの産経新聞とその逆リベラルよりの朝日新聞だと、同じ事について書いていても内容も結論もまったく違う。
なのでまずは新聞をいくつも読み比べてみるか……
もしくはネットにはテレビの情報も新聞の情報もあって、さらにネットでしか拾えない情報もあるんで、ネットで出来るだけいろんな方向性のサイトを回るのが良いのかもかもしれない。
ネットは間違った情報や嘘の情報も溢れてるけど、特定の機関が情報統制することが出来ない自由空間。その分他では出せない情報も混じってる。
考え方はそれぞれでいい。
ただ自分が生まれたこの日本という国を大切にし、前の世代から受け継がれてきたように次の世代に受け継いでいく。この方向性だけは合ってなきゃいけない。
それなのに……
残念だけど今の日本のマスコミには、日本のためにじゃなく他国のために働いてる人間がたくさんいる。
それもよりによって日本を敵視してる中国や韓国のために情報操作などをしてる人間が。
中国や韓国は敵視してきてるだけじゃなくて実際に現在進行形でアンチ日本を実行してる国。
・韓国が東京五輪の誘致を全力で妨害…中国でも「低俗だ」の声
・軍艦島の世界遺産入りに韓国が反対運動、予断許さず
・中国、世界文化遺産登録に反対表明 日本の申請は「強制労働を見て見ぬふり」 韓国との共闘姿勢鮮明に
その相手のために働くんだから、当然日本に不利益をもたらす。
え?なんでわざわざ敵視してくる相手のために働くのかって?
そりゃ金か女のどっちか。もしくは両方でしょ。
そもそも一度でも関係を持ったら弱みを握られたことになるから逃げられない。後は相手の言いなりになるしかない。
例えばこの記事の内容を抜粋してみると…
橋本龍太郎元総理が中国人通訳(という肩書きだけど、実際は中国公安部の情報工作員だったことが後の東京地裁での本人の証言で確定)と肉体関係になっていろいろと面倒を見ていたっていう話。出会ったのが1970年代末で発覚したのが1996年…ってことは20年近くの付き合いの中でいろんな情報漏らしてるのは確実だし、実際に中国へODAによる26億円の無償援助を決めたりもしている。
2004年には中国上海の総領事館員もナイトクラブのホステスとの付き合いを公安部に握られて協力者(=スパイ)になることを強要される。中国側はこの領事館員が機密情報である暗号電文を扱う立場なのを知っていた。
結局その領事館員は総領事あてに「一生あの中国人達に国を売って苦しまされることを考えると、こういう形しかありませんでした」「日本を売らない限り私は出国できそうにありませんので、この道を選びました」との遺書を残して自殺した。
翌年2005年末の週刊文春のスクープが発端となったこの事件についてはwikipediaの「上海総領事館員自殺事件」が詳しい。
当然マスコミ関係者も狙われる。
同じく週刊文春によると、朝日新聞のエース記者が上海勤務の際、テレビ局に勤める女性スタッフと不倫。支局内にも引き入れてた揚句、その中国人女性が支局のパソコンを触っていたことが履歴から発覚したらしい。
重要な情報を持つ者にはすぐに工作員が寄ってくるのが常識の中国で、そんなことをする人間がただの民間人のはずがない。
この領事館員のように苦悩し、スパイになるくらいならいっそ……という人もいれば、誰とは言わないが簡単に利用されてしまう人もいる。
そしてこれはたまたま表に出たから事件になってるだけで、氷山の一角。
脅しに抵抗しきれず、または金に目が眩み、(利用されていることも気付いてないヌケサクも含めて)敵対勢力のスパイになっている人々がマスコミの中にもきっといる。
これらは全部日本人が相手につけこまれたパターンなのに対し、もう1つのパターンがある。
それは、そもそも最初からこちら側でなく相手側の人間の場合。それについてはこっちのページで。