生字幕放送でお伝えします彼女は、帰ってきた。
きらめく時と、苦難の時が入り交じるこの舞台へ。
彼女は、帰ってきた。
持てるすべての力を出しきるために。
復活のNHK杯。
浅田真央の新たな時が刻まれる。
浅田真央がNHK杯に帰ってきました。
1年間の休養のあとすべてをやりきるという強い思いを抱いて再びリンクに戻ってきました。
復活した浅田真央が今夜どのような姿を見せてくれるのか。
世界の関心が集まっています。
長野市のビッグハットです。
長野で行われるのは6年ぶり4回目というNHK杯フィギュア女子シングルショートプログラム。
午後7時過ぎに演技が始まりました。
今11人のうち3人目の選手ロシアのマリア・アルテミエワの得点が出たところです。
3人滑ったところで現在第2位。
解説、2006年トリノオリンピック金メダルの荒川静香さんと共にお伝えしていきます。
中国の李子君の演技です。
4番目の滑走です。
「月の光」ほかローリー・ニコルさんの振り付けです。
最初のジャンプ。
トリプルフリップトリプルトーループ。
2分50秒以内の演技です。
決められた7つの要素を盛り込まなくてはいけません。
ジャンプ3つスピン3つそしてステップ1つという計7つの要素です。
トリプルループ。
きれいに決まりました。
レイバックスピン入り方がとてもきれいです。
ジャンプ3つのうち1つはアクセルジャンプを入れなくてはいけません。
イナバウアーからダブルアクセル。
フライングキャメルスピン。
足かえのコンビネーションスピン。
拍手
手応えを感じる演技でした。
軽くガッツポーズも見せました。
中国の李子君。
2年連続3回目、このNHK杯久しぶりに何か彼女の愛らしい笑顔を見ました。
体が成長してちょっと演技のバランスが崩れた時期もあったんですがまたよく持ち直してきました。
ショートとフリーがなかなかそろってうまくいくことが、これまで少なかったんですが今回は、いい出だしでショートプログラムを滑ることができましたので納得できる演技ではなかったかと思います。
彼女の演技を荒川さんに解説していただきます。
3つのジャンプ、どうでしょうか。
大きなミスは?大きなミスはありませんでしたが最初のトリプル、トリプルのジャンプ、2つ目のジャンプが少し回転が足りなくなってしまったかなという印象があります。
高さはもうひとつあるといいんですが練習のときより少し低かったかなという印象があります。
回転がぎりぎりになってしまいました。
ただそのほかのジャンプスピンの要素は工夫もあり、よかったと思います。
また一つ一つのステップが丁寧にこなされていましたのでこの辺りでも加点のもらえるようなそんな音楽とも調和していてよかったと思います。
最後のダブルアクセルです。
ジャンプは2回転とそれと4分の3回転以上跳ばないと3回転と認められません。
着氷してから少し3回転3回転の場合、回ってしまったかなと氷の上で空中ではなく氷の上に立ってしまったかなという印象がありました、そのあたり減点があったかもしれません。
これが4人目の滑走になります。
日本の木原は現在3位李子君の得点は60.78。
技術点と演技構成点の合計で争われます。
60.78は今シーズンの最高パーソナルベストまであと僅かというすばらしい演技を見せました。
日本のことが大好きだという長洲未来2年ぶり4回目のNHK杯です。
3年前のNHK杯では表彰台にも上がった経験があります。
「ディーモンズ」トリプルフリップトリプルトーループ。
練習でもすばらしいジャンプでしたが本番でも成功させました。
フライングキャメルスピン。
トリプルループ。
足かえのコンビネーションスピンでした。
ポジションが明確でいいですね。
3つ目のジャンプは演技の後半に持ってきます。
基礎点が1.1倍になります。
ダブルアクセル。
♪〜レイバックスピン。
回転のポジションがきれいです。
速度もいいですね。
拍手
ガッツポーズです。
長洲未来、会心の演技を日本ですることができました。
星条旗が揺れています。
そして、日の丸も見ることができます。
日本にも多くのファンがいる長洲未来。
ご両親は日本の方です。
第1グループの5人が終わって次からはいよいよ第2グループ最初の滑走が浅田真央です。
笑顔が見られました。
長洲本人も手応えを感じた演技だったんですね。
全体的に落ち着いていい集中をしていました。
最初のトリプルトリプルのコンビネーションでした。
2つ目が少し回転がぎりぎりだったんですけれども1つ目のジャンプは高さがあってよかったので、どういう判定になるのか分からないんですがあとのジャンプトリプルループとダブルアクセルはよかったと思います。
スピンが非常に回転も速くてポジションも明確できれいでよかったですね。
ここは評価が高いところです。
音楽とも全体的によく合っていて一つ一つの音をしっかりとステップ、表現をするという工夫がありましたのでそういったところは演技構成点でも評価されるところだと思います。
アクセルは非常にきれいでした。
スピードを生かしたアクセル降りたあともしっかりと流れがありましたので、ここは加点がもらえると思います。
柔軟な体を生かして美しいスピンなども長洲未来の持ち味です。
入り方もポジションもよかったですね。
拍手
笑顔です。
5人目の滑走者になります。
61.10です。
ここまで、5人滑ったところでトップに立ちました長洲未来です。
第1グループの5人の演技が終わりました。
いよいよこのあとは第2グループです。
日本の木原万莉子は第5位です。
このあと第2グループの6人の選手たちが、まず6分間の練習を行います。
浅田真央が2年ぶりのNHK杯の舞台、まもなくです。
この6分後です。
そして宮原知子は最終滑走です。
大きな歓声に包まれています。
女子シングルショートプログラム第2グループの選手たちがリンクに入ってきました。
浅田真央選手も大きな拍手を受けています。
ここからは特設スタジオから鈴木明子さんと織田信成さんとお伝えします。
浅田真央さんがリンクインして大きな歓声ですね。
非常に集中したいい表情でした。
織田さん1年の休養を経て2年ぶりにNHK杯に浅田選手は戻ってきました。
先ほどの表情をどうとらえますか。
しっかり集中しきったいい表情だったと思います。
本人はやりきりたいという思いがこれまでのインタビューでも伝わってきますけれども鈴木さんも一緒に戦ってきた仲間としてどのように見ていますか。
一度休養してどんな決断をするのかと思っていましたが、やはり戻ってきたのが競技の場所でした。
ですから浅田選手本人のやろうという思いというものが本番につながっているんだなというふうに感じます。
放送席では荒川静香さんに解説をお願いしています。
荒川さんにもお話を伺います。
復帰してきた浅田選手、荒川さんはどのようにご覧になっていますか。
荒川⇒非常に表情が意欲的でいい引き締まりがあるなという印象です。
これまでは恐らく休養前は期待に応えなければというプレッシャーを背負って戦ってきた選手ですので一度競技から離れてみて心と体、リセットして柔軟性に自分のスケートへの意欲がわいてきたのではないかというような取り組み方が印象的です。
最終滑走で宮原知子選手も登場します。
引き締まった表情に見えます。
荒川さんからはどうですか。
これまで昨シーズンも大きな舞台で自分の力を出し切るということが力としてついてきたことが自信になったと思います。
そういった意味ではプレッシャーのかかっているファイナルのかかった場面でも力を出し切る準備ができていると思います。
持っている力を存分に発揮して浅田選手と一緒に戦える喜びを感じながら滑れるといい演技につながるのかなと思います。
まもなく6分間練習を経て演技ということになりますがどんな期待を浅田選手にしていますか。
鈴木⇒とにかく練習してきたことを存分に2年ぶりのNHK杯という場所で発揮してくれたらなと思います。
織田⇒本当に非常に難易度の高い構成、プログラムなのでぜひ決めてほしいと思います。
6分間練習も残り3分です。
長野市のビッグハット女子シングルショートプログラムこれから第2グループの6人の演技が始まるところです。
まず初めに浅田真央が滑ります。
最終滑走は宮原知子です。
浅田真央の練習が続いています。
この6分間練習の中ではトリプルアクセルはまだ跳んでいませんね。
これからだと思います。
ダブルアクセルですね。
きょうは朝の練習では2回チャレンジして2回ともトリプルアクセルを成功させました。
非常に彼女は手応えを感じているようですね。
今シーズンはシーズンに入る前からトリプルアクセルの完成度も上がってきて自信もついてきていると思いますので試合にいい調子をぶつけられればいいなと思います。
本人にトリプルアクセルの切れを聞きましたら今は問題ないという話をしていました。
見ていても非常にいいタイミングでいい入り方をして自信がある迷いのないアクセルですので本番が楽しみですね。
トリプルアクセルを今跳びました。
拍手
大きな拍手がわき起こりました。
そのほかの選手をご紹介しています。
浅田の次がコートニー・ヒックスアリョーナ・レオノワ。
ベテラン、この日本でもすっかりおなじみになりました。
そして実力者のアメリカアシュリー・ワグナー。
今大会はカナダ大会で優勝して好調、日本に乗り込んできましたアシュリー・ワグナーです。
先ほどのトリプルアクセルです。
練習の中でのトリプルアクセル。
高さがあともう少しでれば完璧でしたでしょうか。
ただ回転軸は、まっすぐ保っていましたのでいい感触だけを残してあとは本番に備えるという形でしょうね。
6分間練習残り30秒という表示が出ました。
1年間の休養を経て浅田真央が戻ってきました。
記憶に残るような演技ができたらいいんですという話をきのうは非常に穏やかな表情で話していました。
宮原知子にも期待がかかっています。
今世界ランキングで言いますと2位まで上がってきました。
世界選手権でも表彰台に上がりました。
銀メダル。
今自信をつけている真っ最中でしょうか。
そうでしょうね。
そのあともこつこつここまできていますから力をここでも発揮できるといいなと思います。
6分間練習、終わりというコールがありました。
1人浅田真央だけがこのリンクに残っています。
大歓声です長野市ビッグハット。
1年間の休養を経てこの浅田真央がリンクに帰ってきました。
スケートができる喜びをかみしめているときのう穏やかな表情で語っていました。
このショートは「素敵なあなた」。
まず最初にトリプルアクセルを跳んでいきます。
トリプルアクセル。
このあとの3回転3回転最初のジャンプがフリップ。
次のジャンプがループという難しいジャンプ。
トリプルフリップトリプルループ
拍手
フライングキャメルスピン。
ポジションが明確でいいですね。
練習を積んできました。
ルッツジャンプどうでしょう。
トリプルルッツだったんですけれども、タイミングが合わずにシングルになってしまいました。
レイバックスピン。
きれいですね。
彼女の見せ場の1つがこのステップです。
手拍子
転調していくあたりもよく表現されていていいですね。
そのあたりも明確です。
足かえのコンビネーションスピン。
ポジションの一つ一つがきれいです。
拍手
2年ぶりのNHK杯の演技。
彼女は問題ないと話していましたトリプルアクセルで転倒してしまいました。
そしてトリプルルッツがシングルになってしまいました。
印象としてはトリプルアクセルが少し慎重になってたかなという跳び上がるタイミングがいいときよりも遅くなってしまったかなという印象がありましたね。
ですので、回転をつけ始めるのが遅れた分、回転も少し足りなくなってしまって転倒になってしまったんですがそのあとに難しいトリプルフリップトリプルループというコンビネーションが控えていたんですが切り替えて決めましたね。
浅田選手は大好きなプログラムと話していました、今の「素敵なあなた」。
ショートプログラム。
こういった表情から一つ一つの表現すべてを大事に丁寧に滑っているというのが伝わってきました。
音楽の世界観もよく伝わってくるいいプログラムですね。
少し回転が不十分だったジャンプだったんですがトリプルアクセルですね。
やはり難しいジャンプですのでハイリスクその代わり成功したらハイリターンというジャンプです。
そのあとに失敗をしたあとに引きずらずにコンビネーションジャンプが決まったところはさすがだなと思いました。
これは高い評価を受けるはずです。
少し前回の試合は踏み切りで減点を取られてしまって気になっていたジャンプだとは思うんですがタイミングが合わなくてシングルになってしまいました。
ここが得点がゼロになってしまうんですね。
ジャンプのミスが2つということになってしまいますのでなかなか得点を伸ばすのは難しいと思うんですがただこういったステップ、スピンといった辺りはしっかりとジャンプに何があってもレベルを取りこぼさずに加点がもらえるようなすばらしいものが多かったですね。
彼女の得点の1つが演技構成点の高さがあります。
しっかりとディープエッジを使い分けながら、ステップを踏んでいきますので評価が高いところですね。
浅田真央スマイルです。
トリプルジャンプが1つ入りませんでしたのでこのポイントがゼロになってしまいました。
62.50。
彼女のベストからしますと15点以上低い得点になってしまいました。
しかしここまで滑り終わった6人の中では現在トップに立っている浅田真央です。
アメリカからも3人の選手が出場しています。
コートニー・ヒックスは19歳です。
中国大会では6位でした。
コートニー・ヒックス、このNHK杯は初出場です。
「奇跡の始まり」。
トリプルフリップトリプルトーループ間にターンが入ってしまいました。
レイバックスピン。
バタフライの入り方からのフライングキャメルスピン。
後半にジャンプ2つ。
トリプルルッツ。
ダブルアクセル。
体の上下の使い方とエッジワークの深さがいいですね。
足かえのコンビネーションスピン。
拍手
アメリカ、コートニー・ヒックス。
ことしの中国大会でこのショートプログラムで3位62.38という得点を出しました。
これは彼女の自己ベストパーソナルベストの得点でした。
このショートはある程度自信を持って臨んでいるでしょうね。
そうですね、非常にジャンプステップ、スピン一つ一つに迫力があって加点のもらえるような質のいいものが多かったですね。
先ほど浅田真央選手にインタビューしています。
2年ぶりのNHK杯の舞台どうでしたか。
一つ一つの試合を自分のできるベストをと思っていつもやっているので今回のこのNHK杯のショートは自分ではあまり納得していないですね。
トリプルアクセルの感触はどうだったんでしょうか。
うーん入りは悪くなかったとは思っていたんですけどやっぱりちょっと着地が甘かったかなという感じがしました。
コンビネーションジャンプはうまくいったんじゃないですか?そうですね。
自分の課題としている1つのジャンプだったのでそれはよかったかなと思うんですけど。
本番で3つ決めなければいけないのでまだまだ課題がたくさんあるんじゃないかなというふうに思います。
フリーに向けてどう切り替えていきましょうか。
そうですね、たくさんの経験をしてきていると思うので気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。
あす期待しています。
ありがとうございました。
浅田真央選手でした。
まだまだ課題はあるという本人の話でした。
復帰してまもないということでまだまだ思いどおりにいかないというところもあるかもしれません。
レベルを上げてチャレンジしてますからね。
難しいチャレンジですからね。
コートニー・ヒックスの得点は65.60。
パーソナルベスト、自己ベストの得点が出ました。
浅田真央の上をいきます。
コートニー・ヒックス現在のところ7人滑ったところでトップに立ちました。
2位浅田、3位長洲木原万莉子、現在7位です。
すっかり日本のファンにおなじみです。
25歳、もうベテランと言われる域に入ってきましたロシアのアリョーナ・レオノワ5回目のNHK杯です。
非常に表現力がうまいこのチャップリン映画のメドレー。
トリプルトーループトリプルトーループ。
流れがあってよかったですね。
フライングキャメルスピン。
このコミカルなステップにご注目ください。
手拍子
1つのステップでこれだけ表情を付けながらステップをしていくのは大変な作業です。
このレオノワも後半にジャンプを2つ持ってきています。
トリプルフリップ少しタイミングが合いませんでした。
ダブルアクセル。
レイバックスピン。
足かえのコンビネーションスピン
拍手
アリョーナ・レオノワ。
昨シーズンと同じチャップリン映画のメドレーで挑んできましたことしのNHK杯。
次はアシュリー・ワグナーです。
去年の大阪でのNHK杯で2位に入りました。
今から6年前、この長野で行われたNHK杯でもレオノワは2位に入っています。
4日前の今月23日に25歳になったというアリョーナ・レオノワ。
ちょっと苦しそうな表情がありました。
転倒してしまったときに、肘を強く打ってしまったかもしれません。
最初のトリプルトリプルのコンビネーションすばらしかったですね。
スピードがあってそのスピードを生かして2つ目のジャンプまできれいにつなげました。
流れのいいトリプルトリプルのコンビネーションでしたね。
これがうまく決まっただけに1つ転倒してしまったのが残念だったのですがそのほかは表情が豊かで非常にいいプログラムでしたね。
周りを引き込むようなみせるプログラムですね。
本人もやはり心から演じているというのが伝わってきました。
そのあたりが演技、構成点にもつながってくるのではないかと思います。
ちょっと痛そうな表情を見せていましたアリョーナ・レオノワ。
転倒が1つありました。
59.63。
1点の減点がありました。
演技構成点では30点台が出ています。
アリョーナ・レオノワです。
現在のところは5位です。
浅田真央は2位木原万莉子は現在8位です。
ひときわ大きな歓声ですアメリカのアシュリー・ワグナー観客の皆さんはこの人の強さを知っています。
NHK杯には4年ぶりの出場です。
グランプリシリーズカナダ大会で優勝勢いをもってこのNHK杯です。
まずはトリプルトリプル。
トリプルフリップ。
1回ターンが入ってしまったのでここを単独にしましたね。
どこかでコンビネーションにしなくてはなりません。
手拍子
足かえのコンビネーションスピンポジションの変更がスムーズですね。
リズムに乗ります。
ダブルアクセル次のジャンプはコンビネーションジャンプにしなくてはなりません。
トリプルループダブルトーループ。
♪〜
手拍子
細かい音までよく表現していますね。
レイバックスピン入り方、回転の速度、ポジションがいいですね。
拍手
力強さそしてスピード感を感じました。
アシュリー・ワグナー。
しかしジャンプで細かいミスがありました。
カナダ大会で優勝したあとNHK杯に向けてみっちりと練習を繰り返してきたと話していました。
最初のコンビネーションジャンプを予定していたところもスピード感があったのでいけるかなと思ったんですが。
オーバーターンが入ってしまったのでどうするかなと思ったらそこを単独にして後半に残っているジャンプでコンビネーションを狙っていきましたね。
その辺りはやはりベテランですから集中し直していくほかのこともきっちり丁寧にこなしながらいっていたので大きな失点にはならないのですが、やはり3回転3回転は入るか入れないのかでは得点が変わってきます。
コンビネーション予定していたんですね。
途中まではよかったんですが着氷がかかとに乗ってしまったのでターンが入ってしまいました。
この辺りのスピンは鮮やかです。
音をしっかりと逃さないんで一つ一つを大切に滑っているのがよく伝わってきてそしてリズム感もいいので非常に音楽と重なってよかったですね。
このあと、できれば2つ目のジャンプ、3回転跳べればよかったんですが着氷でつまってしまいましたのでトリプルにつなげる勢いはなかったのでとっさにダブルにしましたね。
ただこのとっさの判断はよかったですね。
ビールマンでフィニッシュさせましたアシュリー・ワグナー。
アメリカの24歳アシュリー・ワグナー。
カナダ大会では200点を超えるという初めての経験をしました。
このときショートは70点台それよりもやはり7点ほど低い得点になりました63.71浅田真央の1つ上にいきました。
ヒックスがトップ。
アシュリー・ワグナーが2位浅田真央は現在3位という状況です。
あと演技者は2人です。
ロシア期待の17歳アンナ・ポゴリラヤです。
グランプリファイナルには2年連続で出場しているという実力者。
「ヴァイオリンと管弦楽のためのボレロ」。
最初のトリプルトリプルはルッツとトーループです。
トリプルルッツトリプルトーループ2つ目で傾いてしまいました。
トリプルループ。
バタフライの入り方からのフライングキャメルスピン。
ダブルアクセル。
♪〜6つ目の要素のステップ。
♪〜引っ掛かってしまいましたね。
2回の転倒。
手拍子
拍手
思いもしなかった3回の転倒というミスが出てしまいましたロシアのアンナ・ポゴリラヤです。
最終滑走は宮原知子です。
17歳、ちょっと受け止めきれない現実かもしれません。
彼女の実力からするとこんなことはありえないんですけれどもね。
ただ体も大きいですし動きもダイナミックですのでそれだけコントロール力が必要なんですがコントロールできないというところまできょうはいってしまったという印象です。
エッジワークもうまくすべてが重なってくると深くエッジワークが効いていたりジャンプのダイナミックさもタイミングが合えば非常にはえるんですがトリプルルッツからのコンビネーションも最初のトリプルルッツはよかったんですがトリプルトーループでいつもの高さが出ませんでしたね。
トリプルループも回転はしっかりとしていたんですけれども最後抜けてしまうような形でエッジが倒れすぎてしまいました。
ダブルアクセルはなんとか跳んだんですけれども高さが足りなかったので回転が足りませんでしたね。
ステップシークエンスもエッジワークは深くて動きも大きいのでよかったんですけれどもそうではないところで、つま先が引っ掛かってしまう形で転倒してしまい精神的に非常に厳しい2分50秒になってしまったかなという印象でした。
拍手
涙が止まりません。
拍手
3回の転倒がありましたのでマイナス3という減点もあります。
47.35です。
現在のところ最下位10位です。
アンナ・ポゴリラヤ。
つらい2分50秒になってしまいました。
いつものように濱田美栄コーチとおでこを合わせてリンクに出て行きました。
日本の宮原知子です。
昨シーズン世界選手権では2位です。
表彰台にも上がりました。
日本のエースを目指そうという存在になりました。
フラメンコです。
「ファイアダンス」最初はルッツとトーループです。
トリプルルッツトリプルトーループ
拍手
レイバックスピン。
回転が安定していますね。
ポジションもきれいです。
♪〜
拍手
フライングキャメルスピン。
歓声
宮原は表情がつけられるようになったというふうに手応えを話していました。
丁寧さがあるんですけれども、体が動かせる限界までしっかりとコントロールをしてステップを踏むところが非常にいいですね。
フラメンコですから手の動きにも気を配らなければいけません。
♪〜トリプルフリップ。
このあと3つ目のジャンプ。
ダブルアクセル。
すべて決めた。
足かえのコンビネーションスピン。
反対の回転になりましたのでレベルを1つ上げる要素です。
拍手と歓声
さすがは世界選手権のメダリスト。
彼女の実力をいかんなく発揮しました。
全日本選手権で優勝して今や日本のエースと呼ばれるところまでやってきました宮原知子。
最高の演技ができたんじゃないですか。
決めたいところで決められるというのは非常にすばらしいことですね。
そしてジャンプ一つ一つだけではなくてすべての要素で丁寧にレベルを取りこぼさないというのもすばらしいことですね。
ですのでしっかりと確実に得点に結び付けられるようなそんなショートプログラムでした。
いつもと同じルーチン濱田コーチと田村コーチジャンプの見直しをずっと続けてきたということです。
しっかりとコンビネーションジャンプにしても2つ目の高さがありましたので回転も確実に回りましたね。
ジャンプとジャンプの間のつなぎの要素も一つ一つがプログラムに工夫が凝らされていたので、そういったあたりでも演技構成点にも反映されてきそうです。
表情も非常によかったですね。
浅田選手にどれだけ近づけたかを確認できるのでしっかりと頑張りたいんだと同じ舞台で滑るその動機を話していました宮原です。
手の動きもこまやかでしたね。
一つ一つのポジションがきれいでそしてまた切れ味がありましたので音楽ともぴったりと、合っていましたね。
違う一面こういう滑りもできるんだというところを見せたいと話していた宮原ですがそれをしっかりと見ている方に伝えました。
濱田コーチも喜んでいます。
やはりふだんどれぐらい努力しているかを見ているのでコーチも一緒になって戦っていますよね。
67.02がベストですが69.53でました。
宮原知子選手の自己ベスト、パーソナルベストをNHK杯で出しました。
宮原知子、最終滑走で堂々とトップに立ちました。
女子シングルショートプログラム最高の演技を見せてくれました。
荒川さん、本当にさすがですね宮原は。
ジャンプの安定感に加え確実にレベルを取って加点につなげてくるというところが宮原選手すばらしいところですね。
パーソナルベストを超えるというのがいちばん難しいところですが着実に年々評価を上げてきました。
パーソナルベストというのは世界選手権銀メダルになったときのショートプログラムでした。
それを上回りましたね。
今シーズンはアメリカ大会に出場してまだまだ課題が見つかったという話をしていましたがそのあとも彼女は練習の虫ですから相当なトレーニングを積んできたんですね。
やはりアメリカ大会のあとに時間がありましたのでしっかりと課題に取り組んで着実にNHK杯まで練習してくる時間がありましたね。
ですが本番でそれを出せるというのはすばらしいことです。
宮原知子は69.53でトップに立ちました。
浅田真央は4位につけています。
宮原知子選手です、お疲れさまでした。
ありがとうございます。
フラメンコ、「ファイアダンス」どうでしたか。
ステップはすごく体を大きく使うことを意識してできたと思うので観客の皆さんも大きな拍手をくれてとてもうれしかったです。
ジャンプの手応えはどうでしたか。
練習ではもっと思い切っていけていて本番でも今シーズンの試合の中では、今のところの試合の中ではいちばんいいショートができたと思うんですけどもっともっと思い切っていけたらいいなと思います。
それにしても最終滑走の緊張感はどうだったんですか?アメリカ大会のときも最終滑走で最終滑走が事前から分かっていたので練習のときから少し時間を置いて曲をかけて通す練習をしてきたのでそれがすごく、今回よかったのかなと思います。
フリーに向けて期待が高まりますが、どうでしょうか。
フリーでは自分の納得いくような笑顔で終われるような演技をするだけだと思うのでもっともっとはじけて頑張りたいです。
きょうはお疲れさまでした。
ありがとうございました。
宮原知子選手でした。
NHK杯フィギュア宮原知子がこのショートプログラム、トップに立ちました。
69.53です。
コートニー・ヒックスとの差が3.93。
宮原知子と浅田真央の差は7.03という差になりました。
木原万莉子は10位です。
ミスが続いてしまったポゴリラヤが11位スタートということになりました。
木原万莉子選手の演技をハイライトでお伝えします。
木原選手の演技なんですが転倒がありました。
彼女の中では思い切ってきょうは演技したいということだったんですが改めて荒川さん木原選手はどんな印象でしたか?最初のジャンプでは、少し力みが強く出てしまったのかなというタイミングが合わなかったシーンがあったんですがそのあとよく立て直してしっかりやってきたことが出せたのではないかと思います。
彼女にとって初めてのシニアのグランプリシリーズということになります。
宮原知子と同学年の木原万莉子がグランプリシリーズデビューがNHK杯。
2番目の滑走ということでやや緊張感もあったかと思いますけど彼女の思い切りのよさというんでしょうかねそれは伝わってきたと思います。
そうですね、やはり練習ではもっともっといいジャンプが跳べている選手ですので落ち着いてフリーのほうは頑張ってほしいなと思います。
宮原が、あすフリーということになりますがどんな演技を期待しましょうか。
宮原選手はこのままの調子で思い切ってフリーを滑って楽しんでほしいなと思います。
浅田真央選手は7.03の差ですね。
やはり難しいプログラムをあしたも用意していますので一つ一つにいい集中力が伝わっていくといいなと思います。
「蝶々夫人」で挑む浅田真央のあすのフリーです。
このショートプログラムは2006年のトリノオリンピック金メダリスト荒川静香さんでした。
ありがとうございました。
リンク脇の特設スタジオです。
こちらには鈴木明子さん織田信成さんをゲストにお迎えしています。
お伝えしましたように女子シングルショートプログラムは宮原知子選手がすばらしい演技を見せて、トップ。
パーソナルベストを出しました。
注目の浅田真央選手がちょっとジャンプの失敗というのが響きまして4位。
日本の木原万莉子選手は11位ということになりました。
鈴木さん浅田真央選手の演技は振り返っていかがですか。
鈴木⇒最初のトリプルアクセルが練習では非常にいい状態で本人も自信があったと思うんですがそこで転倒してしまったことでちょっとリズムが狂ってしまったのかなといってでも、ミスができないという思いがルッツにもつながってしまったのかなと感じました。
織田さんジャンプというのが影響しましたか。
トリプルアクセル、転倒するシーンが練習を見ててもほとんどなかったのでただそのあとのトリプルルッツフリップ、トリプルループはうまく立て直したなという印象です。
浅田真央選手の演技をもう一度振り返っていこうと思います。
「素敵なあなた」非常に難易度の高いプログラムで冒頭トリプルアクセル。
ここが1つポイントだったでしょうか。
そうですね。
感じとしてはどうだったんですか織田さん。
スピードには乗っていたかなと思うんですけど。
本当にちょっとしたリズム、タイミングのずれがあったのかなと思いますね。
このトリプルフリップトリプルループは非常によかったですね。
こうしたつなぎこの音楽の曲調が変化するとともに表情や動きが変わるというのが非常によく音を捉えていましたね。
トリプルルッツの場面だったんですがシングルルッツになってしまいました。
アウトエッジにしっかり乗らなくちゃという気持ちが強かったのかなと思いますけれどもフリーでは修正しっかりしてくるんじゃないでしょうか。
このステップシークエンスすばらしかったですね。
すばらしかったですね。
本当に一緒に踊りたくなるようなそんなステップシークエンスでした。
ここはさすがという演技を見せてくれました。
音の一つ一つをとらえて離さないという。
ツイズルからジャンプを跳ぶところも本当に難しいですよ。
滑らかですよね。
軽やかに。
すばらしいですね。
スピンの回転もしっかりなっていたと思います。
ポジションも明確でしたね。
プラスのもらえるスピンでした。
あすに向けても、まずジャンプをしっかり決めて持ち味を出してほしいですね。
あすはフリーでは「蝶々夫人」に挑んでいく浅田真央です。
ショートプログラムは62.50という得点でした。
そして宮原知子選手本当にいい演技を見せました。
パーソナルベストを出しました宮原知子選手。
鈴木さんどんなところがよかったですか。
まずはジャンプが安定していて落ち着いていましたし磨いてきた表現というものも自信を持って演じているように感じました。
まず冒頭がコンビネーションジャンプでしたね。
ここも十分なスピードからトリプルルッツ、十分な回転ですね。
トリプルトーループもしっかり回っていました。
安定感がありました。
表現の部分ですね。
宮原選手のインタビューでもはじけたいというふうにおっしゃっていたんですけれどはじけていましたねショートの時点でもうすでに。
表現力、本当にすばらしかったです。
表現力を磨いてきたという宮原。
どんどん、演技後半に向かってお客さんがどんどん引き込まれていくのを感じましたね。
曲のボルテージに合わせて会場も一気に上がってきたなと思いました。
最後はお客さん総立ちの長野市のビッグハットでした。
今、取材に応えている宮原知子選手、あすに向けて本当に期待できるんじゃないですか。
そうですね。
今のいい状態でフリーのプログラムをしっかりと出し切ってほしいなと思います。
宮原選手フリーも得意としていますのでジャンプも増えますので安定感が一段と光ると思います。
浅田真央選手は宮原知子選手と7.03差ということですがどうですか。
浅田選手、練習では非常にいいジャンプを跳べているので、これが本番に出てくればまだまだフリーでは分からないなと思います。
トリプルアクセルを含んだ難易度の高いジャンプがありますので決まれば高得点につながると思います。
一方で男子のショートプログラム羽生選手が世界最高得点を出しました。
昨シーズンに続いて、同じプログラムで臨むという羽生結弦選手。
まず4回転を2つ入れた冒頭ですね。
これはすばらしかったですね。
少しランディング詰まったんですけどうまく持ちこたえました。
トーループ。
これから未来を目指すスケーターの子どもたちにこれがジャンプなんだぞと羽生選手のジャンプを見て勉強してもらいたいと思います。
そのぐらいすばらしかったです。
流れもすばらしかったですよね。
挑戦と話していました羽生結弦選手。
難しい中でも本当によく決めてきましたね。
緊張のかかる場面だと思うんですけど、それを力に変えてすばらしい演技をしてくれました。
106.33ということで世界最高得点をマークした羽生結弦選手。
中国の金博洋選手も10点ほどで2位にいますけどあす期待、織田さん。
金博洋選手も羽生選手も4回転ジャンプをフリープログラムに組み込んでいますのでそこがどこまで決まるのか、出来栄え、演技構成点でもどういう戦いになってくるのか楽しみです。
日本人選手全員あしたのフリーで自分の力を出し切って笑顔で終わってほしいなと思います。
きょうはリンク横の特設スタジオゲストは鈴木明子さん織田信成さんと共にお伝えしました。
長時間ありがとうございました。
♪〜「女子ショートプログラム」をお伝えしました。
2015/11/27(金) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
2015NHK杯フィギュア「女子シングル・ショートプログラム」[多][字][デ]
現役復帰の浅田真央。中国大会で優勝しながらも満足していないという彼女が目指す演技とは?次世代のエース、宮原知子がどこまで迫るか?白熱の演技を生中継!
詳細情報
番組内容
1年の休養から現役復帰の浅田真央。中国大会でいきなり優勝しながらも満足していないという彼女が目指す究極の演技とは?次世代のエース、宮原知子は憧れの浅田にどこまで迫る演技を見せられるか?注目のショートプログラムを生中継!<副音声は場内音声のみ> 〜長野市・ビッグハットから中継〜
出演者
【ゲスト】鈴木明子,織田信成,【解説】荒川静香,【アナウンサー】鳥海貴樹,【キャスター】横井健吉
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
場内音声
サンプリングレート : 48kHz
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