ニュース詳細
大手電機メーカー 画像検索技術の開発広がる11月23日 16時17分
k10010316791_201511231817_201511231820.mp4
大手電機メーカーの間では偽ブランド品を見分けるため、スマートフォンで撮影した商品の画像を使って本物かどうかを瞬時に検索するシステムなど、画像を活用した検索技術の開発を強化する動きが広がっています。
このうち、NECはブランド品の財布やバッグなどが本物か偽物かを見分けるため、画像検索の技術を使ったシステムを開発しました。スマートフォンで商品を撮影し、インターネットで本物のブランド品の画像が登録されたデータベースにつないで画像検索をすると、瞬時に結果が出るということです。
また、富士通は、がん患者を診察する医療現場で画像検索を活用する技術を開発しています。会社側によりますと、患者の腫瘍の状態の変化を確認するには、医師が診察のたびに体の断面の画像を数百枚撮影し、この中から腫瘍の位置や大きさが以前と比較できる画像を選び出す必要がありますが、開発中の技術では、変化を確認できる画像を瞬時に選び出せるようにするということです。富士通研究所の馬場孝之研究員は、「診察時間の短縮に貢献するとともに、より多くの病気に対応できるようにしたい」と話していました。
このほか、日立製作所も画像上の色や形などからネット通販で欲しい商品を検索するシステムを開発しているなど、大手電機メーカーの間では画像を活用した検索技術の開発を強化する動きが広がっています。
また、富士通は、がん患者を診察する医療現場で画像検索を活用する技術を開発しています。会社側によりますと、患者の腫瘍の状態の変化を確認するには、医師が診察のたびに体の断面の画像を数百枚撮影し、この中から腫瘍の位置や大きさが以前と比較できる画像を選び出す必要がありますが、開発中の技術では、変化を確認できる画像を瞬時に選び出せるようにするということです。富士通研究所の馬場孝之研究員は、「診察時間の短縮に貢献するとともに、より多くの病気に対応できるようにしたい」と話していました。
このほか、日立製作所も画像上の色や形などからネット通販で欲しい商品を検索するシステムを開発しているなど、大手電機メーカーの間では画像を活用した検索技術の開発を強化する動きが広がっています。