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仏 ISへの空爆“空母の準備整う”
11月23日 8時01分

仏 ISへの空爆“空母の準備整う”
パリで起きた同時テロ事件の犯行声明を出している過激派組織IS=イスラミックステートへの空爆を強化するため、フランスのルドリアン国防相は「23日以降、作戦を展開できる状態になる」として、地中海に展開した空母からの出撃の準備が整ったことを明らかにしました。
フランスのルドリアン国防相は22日、地元テレビ局のインタビューの中で、「空母とそれに伴って行動している艦船は23日以降、作戦を展開できる状態になる」と述べ、過激派組織ISに対するシリアでの空爆を強化するため、地中海に展開する空母シャルル・ドゴールからの出撃の準備が整ったことを明らかにしました。ただ、23日に直ちに空母からの攻撃を開始するのかどうかについては明言を避けました。
シャルル・ドゴールは、フランス軍の主力戦闘機であるラファール18機を含む、戦闘機26機が配備されています。
一方で、ルドリアン国防相は、地上部隊は必要だとしながらも、フランス軍を派遣する考えは今のところないと述べました。
フランスの空母の展開について、すでにシリアでの軍事作戦を展開しているロシアのプーチン大統領が、フランスを同盟国と見なすよう軍の幹部に指示するなど、軍事作戦で連携する方針を示しています。
フランスのオランド大統領は、24日にアメリカのオバマ大統領と、26日にはプーチン大統領と会談を行い、軍事作戦での協力強化を話し合うものとみられます。

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