朴大統領 COP21で基調演説へ=途上国支援策を提示
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がフランス・パリで30日に開幕する国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に出席し、基調演説を行う。青瓦台(大統領府)の趙晨(チョ・シン)未来戦略首席秘書官が27日、会見で明らかにした。
朴大統領は演説で韓国の政策を紹介し、発展途上国の気候変動への対応能力を高めるための支援策を提示する予定だ。
会議には約140カ国・地域の首脳・高官が出席し、京都議定書に代わる地球温暖化対策の新たな枠組みの合意達成を目指す。朴大統領の演説は首脳会議の第1セッションで10番目に行われる予定だ。
朴大統領は15日にトルコ・アンタルヤで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議で「新たな枠組みを成功裏に定着させるには気候変動への対応を負担ではなく、未来の成長動力を創出する新たな機会ととらえる認識の転換が重要だ」と話した。
趙秘書官は朴大統領のCOP21出席について、「仕上げ段階にある気候変動交渉の妥結に強力な推進力を提供するだけでなく、気候変動対応の先進国として韓国の国際的地位を高める良い機会」と話した。
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