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遊び相手は「母親」が最多 「友だち」は半減
11月29日 14時01分

遊び相手は「母親」が最多 「友だち」は半減
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平日に幼稚園や保育所以外で子どもが遊ぶ相手は「母親」が最も多く、「友だち」と遊ぶのはこの20年で半減し、3割に満たないことが民間の研究所の調査で分かりました。
この調査は「ベネッセ教育総合研究所」が小学校入学前の子どものいる首都圏の保護者を対象に、平成7年から5年ごとに行っています。このなかで、1歳6か月以上の子どもを育てるおよそ3300人に、平日、幼稚園や保育所以外で子どもが遊ぶ相手は誰が多いか、複数回答で尋ねたところ、「母親」が最も多く86%、次いで「きょうだい」が49.3%、「友だち」が27.3%でした。平成7年の調査では、「母親」より「友だち」のほうが多く56.1%でしたが、この20年で半減し、3割に満たなくなったことが分かりました。また、母親が家を空けるときに子どもの面倒を見る人は、「父親」が65.7%とこの10年で15ポイント増えた一方、「近所の人」は5.5%で8ポイント余り少なくなっています。
ベネッセ教育総合研究所次世代育成研究室の高岡純子室長は「共働きの保護者が増えて幼稚園や保育所で過ごす時間が長くなっているため、外で友だちと遊ぶことが減ってきているのではないか。子どもはさまざまな人と関わることで豊かに成長していくので、地域の人たちと触れ合う機会をつくるなど新たな取り組みが必要だ」と話しています。

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