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差別的書き込み チェアマン「再発防止を徹底」11月29日 18時40分
サッカーJ1のガンバ大阪のパトリック選手に対し、インターネットのツイッターで、浦和レッズのサポーターを名乗る人物から人種差別にあたる書き込みがあった問題で、Jリーグの村井満チェアマンは、再発防止を改めて徹底する考えを示しました。
28日行われたJ1の年間優勝を争うチャンピオンシップのガンバ大阪と浦和レッズの準決勝のあと、勝ったガンバのパトリック選手に対して、ツイッターで、レッズのサポーターを名乗る人物から人種差別にあたる書き込みがありました。この問題で、Jリーグはガンバとレッズと連携して、事実関係の確認を進めています。
Jリーグの村井チェアマンは、J2とJ3の入れ替え戦が行われた東京・町田市で取材に応じ、「人種差別をなくそうと各クラブと連携して取り組んできたなかで残念であり、許されない。パトリック選手が最も悲しい思いをしているし、サポーターも悲しい思いをしている」と怒りを抑えるように話しました。
そして、ツイッターの運営会社に今回の内容を報告し、問題の投稿は削除されたとしたうえで、「誰がどのような意図で書き込んだのかは分からないし、Jリーグとして個人を特定する立場には無い。特効薬は無いが、再びこうした問題が起こらないよう、啓発活動を続けるしかない」と再発防止を改めて徹底する考えを示しました。
Jリーグの村井チェアマンは、J2とJ3の入れ替え戦が行われた東京・町田市で取材に応じ、「人種差別をなくそうと各クラブと連携して取り組んできたなかで残念であり、許されない。パトリック選手が最も悲しい思いをしているし、サポーターも悲しい思いをしている」と怒りを抑えるように話しました。
そして、ツイッターの運営会社に今回の内容を報告し、問題の投稿は削除されたとしたうえで、「誰がどのような意図で書き込んだのかは分からないし、Jリーグとして個人を特定する立場には無い。特効薬は無いが、再びこうした問題が起こらないよう、啓発活動を続けるしかない」と再発防止を改めて徹底する考えを示しました。