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民主・岡田代表 TPP大綱は持続可能性に疑問
11月29日 18時40分

民主党の岡田代表は新潟県上越市で記者団に対し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受けて、政府が決定した政策大綱について、持続可能な政策が打ち出されていないと批判し、今後、国会で厳しく追及していく考えを示しました。
この中で、民主党の岡田代表は「TPPには、農業の現場からさまざまな不安が出ている。コメや麦などの5品目を守るという約束が果たされていないのではないかという点など、議論しなければならないことが農産物だけでもたくさんある」と述べました。そのうえで、岡田氏は、農林水産物と食品の輸出額を1兆円にする目標を、平成32年から前倒しして達成を目指すことなどを盛り込んだ政府の政策大綱について「どこまで実現できるのか疑問だ。具体的な手立てや財源の裏付けがあるのか、しっかりとした持続可能な政策が打ち出されていない」と批判し、今後、国会で厳しく追及していく考えを示しました。
また、岡田氏は、政府が今年度の補正予算案に所得の低い年金受給者に1人当たり3万円を支給するための予算措置を盛り込む方向で調整を進めていることについて「若い人でも困っている人はたくさんいるのに、なぜ高齢者だけなのか。選挙目当てのばらまきなのは明らかだ」と批判しました。

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