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チュニジアでバス爆発 治安部隊12人死亡
11月25日 5時20分

チュニジアでバス爆発 治安部隊12人死亡
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北アフリカ、チュニジアの首都チュニスで24日、大統領警護隊の隊員たちを乗せたバスが突然爆発して少なくとも12人が死亡し、チュニジア政府は治安部隊を狙ったテロ事件だとして非常事態宣言を出しました。
チュニジアの首都チュニスの中心部で24日夕方、大統領警護隊の隊員を乗せたバスが突然爆発し炎に包まれました。現地の治安当局によりますとこの爆発で少なくとも12人が死亡し17人がけがをしたということです。現場は近くに内務省などがある中心部の大通りで当時、仕事を終えて帰宅する人で道路は渋滞していたということです。今のところ犯行声明などは出されていませんが、治安当局は治安部隊を狙ったテロ事件だとしていて急きょ演説したカイドセブシ大統領が非常事態宣言を出しました。地元メディアによりますと、何者かがバスの車内に入り込んで、体に巻きつけていた爆弾を爆発させた自爆テロとみられるということです。
チュニジアでは、4年前の民主化運動で独裁政権が倒れたあとイスラム過激派の活動が活発となり、ことし3月チュニスにある博物館が襲撃され日本人を含む20人以上が死亡したほか、6月には観光地のリゾートホテルで男が銃を乱射して40人近くが死亡する事件も起きています。いずれの事件も過激派組織IS=イスラミックステートの影響を受けた過激派による犯行とみられ、治安当局が過激派の取締りを強化していました。

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