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今回は釣りに行かない日に見るべき?
教科書的動画をご紹介。
と言ってもあんまり多くない(見きれてない)ので量は期待しないようにです。
さらに言うと
全て本場アメリカのトーナメント(もといプロ)の釣り動画なので
日本語も一切期待しないでくださいw
自分英語のリスニング全然できませんが
それでも世界最強クラスのバスプロ達が織成す本当の技術と
懇切丁寧なCG映像等からも
I can't Englishであっても得られるモノはたくさんあるかなと思うので是非是非。
まずこちら。
こちらは2010年のバスマスタークラシック総集編みたいな動画になってます。
公式のBassmasterから配信されている動画ですので永劫消える事はないでしょう。
2010年のバスマスタークラシックといえば
あのKVDがリップレスクランク使って優勝したのは記憶に新しいかなと。
冬の魚が集まる場所、そこをどうやって攻めるのか
動画から学べる事はたくさんあります。
ついで言うとここでちょこっと詳しい説明がされてたり。
バスマスタークラシック40周年記念?
を飾るに相応しい内容かなって。
続いてこちら
こちらは2011年のバスマスタークラシック総集編ですね。
二年連続のバスマスタークラシック制覇という
リッククランに続く快挙を成し遂げたKVD。
さらに、バスマスタークラシック通算4度優勝という
これまたリッククランと並ぶ記録をうちたて
しかもクラシックレコードウェイトを更新するというおまけ尽き。
最強すぎるKVD
その言葉を言わずにはいられない試合展開になっております。
状況的には春のスポーニングシーズン。
プラの段階ではまるで反応のなかったスポット(地元ではタンクプールとか言われてる所)を
『ここで産卵するはず!』という確固たる確信の元試合を行い
まさに有限実行の超ウエイトを叩き出したKVD。
神か
と、ボソリ呟く事しか出来ないですわ。
ちなみに
私のお気に入りである
ブランドン・パラニューク選手も良い所までいった試合でした。
さてさて
そんな最強KVDに勝るとも劣らない伝説級のプロ達が織成すフィッシングシーンも数多くあります。
その中でもこちら↓
こちらはかの伝説のクランカーと言っても過言ではない
ポール・アライアス
漢巻きならぬディープクランクのニーリングというテクニックを生み出した親でもある彼が
2008年、ファルコンレイクで開催されたBASSの試合で
BASS史上最重量記録となる4日で138lb8ozという
ちょっと頭おかしいんじゃね?
ってレベルの記録を打ち立てた時の映像ですね。
全編凄く丁寧に撮影されているので、まさに必見と言えるでしょう。
ウイニングパターンはまさにディープクランクのニーリングテクニック。
そしてフォロー?のヘビーキャロライナリグですね。
ロクマル級のモンスターがぼっこぼこ釣れてます。
今の日本では決して見られないようなディープクランクのニーリングによる試合展開は、我々の奥底に眠っている闘争心を呼び起こすような気にもなりますね。
派手さはない、だが実に玄人好みの展開と言えるでしょう。
ちなみにこの試合
もう一人の伝説的クランカーとも言えるリッククラン氏の成績は芳しくなかったですね。
というのも同じクランカー同士であるポールとリックでも
そのスタイルはかなり違うと言っても良く
まさにボルゾイとチワワと言った感じ。
歴代記録を打ち立てたポールのディープクランク&ヘビキャロと言った
比較的深いゾーンでのスローな展開を得意とするスタイルに比べ
リックのスタイルはシャローをテンポ良く探るといったもの。
これはどちらかというと
デカイ魚を狙っていくと言うよりはリミットを確実に揃えるような釣りという事になり
当時の対ファルコンレイク戦では相性が悪かったと言わざるを得ないと言ったところでしょう。
なんせ2日で40lbの魚を釣ってきたにも関わらず75位にも入れなかったぐらいですから。
1日20lbは当たり前というかローウエイトとなるようでは
確かにリミットを揃えるだけでは勝てない世界なのかもしれない
なんて思いました。
さて
続いては現時点世界最強と言っても過言ではないフリッパー
トミービッフルのA Day on the water ですね。
周囲なんと1マイル(1.6kmぐらい)しかない
アメリカのスケール的なイメージからはクッソ小規模な
まさに野池を舞台にしたフリッピングムービーです。
こんなちいせぇ池にそんなボート使うなよwww
と言いたくなるが、野池アングラーの人にとっては参考になる部分も多いのではないだろうか。
まぁボートないと駄目だろうけど。
ジグのカラー選択とかクリアウォーターでのジグのサイズの使い分けとか
英語のリスニングが出来なくてもところどころ出る解説の字幕でなんとなくわかる部分もあり、まぁ見てる分にもとっても参考になるかなと。
水温が13度ぐらい?なので春か秋かな?
Femaleとか言ってたんで春かも。
さぁこちらはKVDのPOV映像。
いわゆるウェアラブルカメラを用いた一人称視点での釣行映像ですね。
動画はクランクベイトでの釣りを映している感じです。
ロッドの角度とかリールの巻く速度とか、ところどころで出るジャークの動作がいったい何を表しているのかとか。
攻める場所は?攻め方は?などが20分という時間の中に完全に詰め込まれているこの動画は非常に素晴らしいかなと思ってます。
もっとこう言う動画配信されてくれるといいのに。
面白みはほぼゼロでしょう。
解説もあんまされてません。
しかし、世界最強のバスプロとも言えるKVDの一人称視点の釣行動画は
取り繕う必要性のない魅力に溢れていると言ってもいいです。
ここから得られるモノは果てしないかもしれませんよ。
最後
かつてポールアライアスが打ち立てたBASS最重量記録ですが
単日のウエイトだけで見ると、その試合では未だに記録を破る事ができなかったという裏話?があります。
つまり
1日だけの最重量記録はさらにハイウエイトを持ち込んだ人間が過去にいるということになります。
それがアメリカのカエルおじさんこと
ディーン・ロハスですね。
2001年のレイクトホペカリガ(通称レイクトホ)で行われた試合で
なんと単日45lb2ozという
頭おかしいだろwwww
ってウエイトを叩き出したカエルおじさん。
フロッグと言えばディーンロハス!
みたいなカエルおじさんがこのレイクトホで使ったテクニックは
なんとまぁサイトのフリップという技なんですねぇ。
サイトフィッシングは結構日本ライクな所あるわけで
そんな釣りが通用する以上日本の釣りも世界と闘える部分あるかなって感じさせてくれますねぇ。
ただし
日本と違ってほっそいラインにライトリグとかじゃなくて
フリップですからね。
動画ないでは25lbテストなんちゃらとか言ってますから
もしかしてラインが25lb?フリップじゃんwww
と、アメリカのスケールのでかさ?に笑いました。
レイクトホはジンクリアな水質で
水温が20度前後だったのかな?
もしかしたらスポーニングシーズンだったのかも。
単日で
10.13lb/10lb/9lb/8.2lb/7.3lb
を持ち込んだとんでも内容になってます。
琵琶湖でもこんな成績でないんじゃないかな……
動画を見ていると
ディーンロハスが圧倒的にデカイ魚を釣っているのがわかりますね(まぁサイトだし)
結局トータルでも2位に10lb近い差をつけて勝っちゃってますから
サイトってハマればこんな効率ええんやなってのがわかります。
KVDが苦手とする撃ち&サイトの釣りですねぇ。
なんとなく
フリップでのサイトってのが頭の中でイメージできた内容です。
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