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靖国神社のトイレ「爆発音」 神社狙った事件か
11月23日 12時03分

靖国神社のトイレ「爆発音」 神社狙った事件か
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23日午前、東京・千代田区の靖国神社のトイレが爆発音とともに焼け、現場からは時限式の発火装置に使われることがある乾電池などが見つかったことから、警視庁は靖国神社を狙った事件の疑いもあるとみて捜査を進めています。
23日午前10時ごろ、東京・千代田区の靖国神社の南門付近のトイレで「爆発音がした」という通報がありました。警視庁が詳しい状況を調べたところ、南門付近の男性用のトイレに何かが爆発したような痕跡があり、天井には縦と横、いずれも30センチほどの穴が開いていたということです。けが人はいませんでした。
警視庁のこれまでの調べによりますと、現場からは時限式の発火装置に使われることがある乾電池やリード線などが見つかったということです。また、現場には、ほかにも不審物があったため、爆発物処理班が出動して午後0時40分すぎに処理を終え、鉄パイプ状のもの4本を回収したということで、警視庁が調べています。
靖国神社では23日午前10時から新嘗祭(にいなめさい)が行われ、ふだんより多くの人たちが神社を訪れていたということです。
靖国神社によりますと、南門など敷地の内側にある門は11月から2月の時期は午後5時に閉められ、翌朝6時に開けられるということで、警備員が定期的に巡回していますが、異常は確認されていなかったということです。
警視庁は現場の状況を詳しく調べるとともに、靖国神社を狙った事件の疑いもあるとみて捜査を進めています。

近くの警備員「かなり大きい爆発音」

靖国神社の南門のすぐ近くにあるビルの工事現場の警備員は、「午前10時ごろ、靖国神社の方から爆発音が聞こえた。音は1回で、かなり大きくて驚いた。煙は見えなかった」と話していました。

警察「何かが爆発したような痕」

警視庁麹町警察署の牧野隆副署長が現場で取材に応じ、「靖国神社の南門付近のトイレの中で何かが爆発したような痕がある。天井付近が壊れているがけが人はいない。現在、爆発物処理班が状況を確認しています」と話していました。

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