最終日、敗れるもサバサバした表情の石川遼=高知・Kochi黒潮CC(撮影・高井良治)【拡大】
カシオ・ワールドオープン最終日(29日・高知県Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)トップと1打差の2位から出た黄重坤(韓国)が66で回り、通算15アンダー、273で今季初勝利、2012年のこの大会以来となる通算3勝目を挙げた。優勝賞金は4千万円。2日目から首位の石川遼は逃げ切れず、1打差の2位。昨年覇者の片山晋呉が首位から4打差の3位だった。
31位となった金庚泰(韓国)は約123万円を上積みし、約1億6420万円で5年ぶり2度目の賞金王が確定した。優勝が逆転賞金王への最低条件だった2人は池田勇太が12位、宮里優作が27位。(出場64選手=アマ1、曇り、気温14・7度、南南西の風1メートル、観衆5542人)(共同)
黄重坤の話「本当にうれしい。好きなコースなのでいい感じでできるし、いい成績が出る」
金庚泰の話「自分が(勝って)決めたわけではないが、この大会で決めたかった。2010年の賞金王の時より、自分のゴルフがもっと良くなった」