2015.11.29 15:38

遼、逃げ切れず1打差の2位に… 黄重坤が今季初V/国内男子

遼、逃げ切れず1打差の2位に… 黄重坤が今季初V/国内男子

最終日、敗れるもサバサバした表情の石川遼=高知・Kochi黒潮CC(撮影・高井良治)

最終日、敗れるもサバサバした表情の石川遼=高知・Kochi黒潮CC(撮影・高井良治)【拡大】

 カシオ・ワールドオープン最終日(29日・高知県Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)トップと1打差の2位から出た黄重坤(韓国)が66で回り、通算15アンダー、273で今季初勝利、2012年のこの大会以来となる通算3勝目を挙げた。優勝賞金は4千万円。2日目から首位の石川遼は逃げ切れず、1打差の2位。昨年覇者の片山晋呉が首位から4打差の3位だった。

 31位となった金庚泰(韓国)は約123万円を上積みし、約1億6420万円で5年ぶり2度目の賞金王が確定した。優勝が逆転賞金王への最低条件だった2人は池田勇太が12位、宮里優作が27位。(出場64選手=アマ1、曇り、気温14・7度、南南西の風1メートル、観衆5542人)(共同)

黄重坤の話「本当にうれしい。好きなコースなのでいい感じでできるし、いい成績が出る」

金庚泰の話「自分が(勝って)決めたわけではないが、この大会で決めたかった。2010年の賞金王の時より、自分のゴルフがもっと良くなった」

  • 敗れサバサバした表情の石川遼(左)とキャディーの航くん(右)=高知・Kochi黒潮カントリークラブ (撮影・高井良治)
  • 最終日、優勝した黄重坤=高知・Kochi黒潮CC(撮影・高井良治)
  • 最終日、18番Hでイーグルパットを決め優勝した黄重坤=高知・Kochi黒潮カントリークラブ (撮影・高井良治)
  • 最終日、18番Hでイーグルパットを決め優勝した黄重坤=高知・Kochi黒潮カントリークラブ (撮影・高井良治)
  • 賞金王が確定した金庚泰=高知・Kochi黒潮カントリークラブ(撮影・高井良治)
  • 最終日、賞金王確定の金庚泰に大会関係者から高級電卓をプレゼントされニッコリ=高知・Kochi黒潮CC(撮影・高井良治)