蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事
【ゴルフ】地元の大山が単独首位 強気パットで702015年11月29日 紙面から
◇LPGAツアー・チャンピオンシップ・リコーカップ<第3日>▽28日、宮崎市・宮崎CC(6448ヤード、パー72)▽晴れ時々曇り、気温15・5度、風速5・7メートル▽賞金総額1億円、優勝2500万円▽28選手▽観衆5259人 初日から4位、3位と順位を上げてきた大山志保(38)=大和ハウス工業=が4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算4アンダーで単独首位に立った。地元・宮崎で2年ぶり3度目の大会Vを狙う。1打差の3アンダー2位に申ジエ(27)=韓国、1アンダー3位に酒井美紀(24)=国際スポーツ振興協会、3週連続Vのかかるイ・ボミ(27)=韓国=は2オーバー8位に後退した。 誰が呼んだか、『大山タッチ』。「私、ショートするのは絶対嫌なんです。30センチショートするパットなら、2メートルでもオーバーしたほうがいい」というのが大山の信念。その誰より強気のパッティングが、芝目の強い高麗グリーンで輝いた。 アウトを1バーディー、1ボギーで折り返した後、10番で5メートル、11番で1メートル、17番で2メートルのバーディーチャンスをものにした。「でも15、16番のナイスパーが何よりうれしかった」。15番ではバンカーの縁、左下がりのライから2メートル強に寄せ、パーパットをねじ込んだ。16番ではグリーン左の木の根元から1・5メートルに乗せてパーセーブした。 「ここ(宮崎CC)のグリーンなら、どのホールのどこに乗っても癖が分かる。『ここは強く打たないと切れる』とか『見た目以上に速い、重い』とか。でも今年は例年に比べて芝が強いと思います。ガサガサって(ボールの転がりに抵抗する)音が聞こえます」。自宅から車で10分弱、「たまに一人でセルフバッグ担いでラウンドすることもある」というコースで首位に浮上。地元の大ギャラリーの中で、ガッツポーズも全開だ。 この日は父・晃さんの76歳の誕生日。「プレゼントはちょっと若めのドルチェ&ガッバーナのショルダーバッグと洋服。今夜は一緒に食事できないと思うけど…」と話すと、晃さんが「明日終わって、祝勝会と合わせてやりたいですね」と続けた。 (月橋文美) PR情報
|