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民主・小見山議員、政治資金でRIZAP…ネットで批判噴出

民主党の小見山幸治参院議員
民主党の小見山幸治参院議員
Photo By 共同 

 民主党の小見山幸治(よしはる)参院議員(53)=岐阜=の資金管理団体「未来改革幸山会」がトレーニングジム「ライザップ」に75万円を支出していたことが28日、分かった。同団体が昨年3月、「スポーツクラブ会費」の名目で14年分の政治資金収支報告書に記載していた。

 小見山議員の事務所によると、支出は小見山氏自身の利用料。昨年1月から秋頃にかけて都内のジムに通っていた。どの程度体重が落ちたかは「本人から聞いていない」というものの、周囲から「以前より体が引き締まった」という声を掛けられることが増えていたという。

 事務所は「政治活動の一環で支出に問題はないと認識している」と説明。「ライザップの肉体改造がどのようなものか体験し、つらかったり励みになったりする部分を理解した上でスポーツ振興に役立つのか確かめるためだった」としている。

 小見山議員は2010年7月の参院選で民主党から立候補し初当選。趣味はマラソンで、地元のマラソン大会(ハーフ)にも精力的に参加している。

 ライザップは、俳優赤井英和(56)が2カ月で7キロの減量に成功し引き締まった体をCMで披露したことなどで有名。小見山議員については一部で報道されて以降、インターネット上で「人の金でムキムキになるなんて」「たるんだ根性まではライザップでは引き締まらん」など批判が噴出。中にはライザップのCMに絡めて「体ではなく政治の方で“結果にコミット”してほしい」という声もあった。

 政治評論家の浅川博忠氏は「倫理観に欠けている。ジム通いが1回や2回であっても政治資金を経費のように使うのは許されない。公私混同も甚だしい」とあきれ顔で斬り捨てた。

[ 2015年11月29日 05:30 ]

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