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マリ PKO基地襲撃 イスラム過激派の犯行か11月29日 11時41分
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今月、武装グループがホテルに立てこもり、20人が死亡する事件が起きた西アフリカのマリで、国連のPKO=平和維持活動の基地にロケット弾が撃ち込まれ、部隊の隊員など3人が死亡しました。地元のイスラム過激派組織が犯行声明を出し、マリではテロの脅威が高まっています。
国連によりますと、マリ北部のキダルにあるPKOの基地に、28日朝、ロケット弾数発が撃ち込まれました。隣国ギニアから派遣されている部隊の隊員2人を含む3人が死亡、およそ20人がけがをして、現地のPKOの責任者は強く非難する声明を出すとともに、「PKOは引き続き
平和への脅威に立ち向かう」と述べました。襲撃のあと、国際テロ組織「アルカイダ」とつながりがあるとされるイスラム過激派の反政府武装勢力、「アンサール・ディーン」が犯行声明を出しました。
マリ北部では、2年前にフランス軍などが掃討したイスラム過激派組織など、さまざまな武装組織が再び活動を活発化させていて、PKOや援助団体などが繰り返し襲撃されています。また今月20日には、首都バマコの高級ホテルに武装したグループが立てこもり、外国人宿泊客など20人が死亡する事件も起きていて、ことしに入って、マリ全土でイスラム過激派によるテロの脅威が高まっています。
平和への脅威に立ち向かう」と述べました。襲撃のあと、国際テロ組織「アルカイダ」とつながりがあるとされるイスラム過激派の反政府武装勢力、「アンサール・ディーン」が犯行声明を出しました。
マリ北部では、2年前にフランス軍などが掃討したイスラム過激派組織など、さまざまな武装組織が再び活動を活発化させていて、PKOや援助団体などが繰り返し襲撃されています。また今月20日には、首都バマコの高級ホテルに武装したグループが立てこもり、外国人宿泊客など20人が死亡する事件も起きていて、ことしに入って、マリ全土でイスラム過激派によるテロの脅威が高まっています。