八木拓郎、阿部朋美
2015年11月29日06時55分
全国で4万基余りが老朽化している信号の制御機。老朽化率は地域によって大きな差がある。警察は更新を急ぐ。
警察庁によると、昨年度1年間の制御機の故障(795件。台風や落雷が原因のものを除く)のうち、信号が消えたり点滅し続けたりしたのが550件で約7割を占めた。近隣の信号と連係しなくなる「単独動作」が160件、複数の色が同時につく「同時点灯」が20件だった。
東京都大田区の「大森赤十字病院入口交差点」では昨年12月中旬の午前7時半ごろ、信号が消えた。都道と区道が交わる交差点で、近くに総合病院や公園、幼稚園、小中学校があり、交通量が多い。
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朝日新聞社会部
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