昭和天皇:終戦4カ月後の未発表写真 嘱託写真家が寄贈
毎日新聞 2015年11月27日 23時44分(最終更新 11月28日 00時00分)
日本カメラ財団は12月1日から東京都千代田区のフォトサロンで開催する特別企画展で、太平洋戦争の終戦から約4カ月後に昭和天皇の姿を撮影した未発表の写真などを一般公開する。
財団のホームページによると、写真は1945年12月、当時の宮内省から嘱託された写真家の山端祥玉が撮影。同財団が山端の遺族から寄贈を受けた。昭和天皇が、少年だった現在の天皇陛下と一緒に英字新聞を読む姿などが写っている。毎日新聞も翌46年2月11日の紙面で似た構図の写真を掲載しているが、今回公開されるものはこれと違い、昭和天皇が笑顔を見せている。
企画展では戦前から戦後の約70点を展示。12月24日まで。